添乗員という職業 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、海外旅行をしていると、旗を持った添乗員について団体がぞろぞろ観光しているシーンに巡り合いますよね。

そういった旅行スタイルを決してバカにしているわけではないけれど、まさか自分があの団体に加わるとは思ってもみませんでした。

何というか、「沽券にかかわる」というか。(^^;)

まあ、今回実際に団体旅行なるものを経験してみて、いろいろと感ずるものがありました。

大体予想は着くと思いますが、その中でも「添乗員」について気づいた点、改良点を考えてみました。

参加者はお気楽なものですが、そういうノー天気な気分にさせてくれるのもひとえに添乗員のおかげなのです。

給料をもらいながら世界各地を旅行できてイイな・・・なんてトンでもない。

お客様に快適かつ安全にご旅行していただくために、添乗員は神経をすり減らすのですよ。

今回の添乗員のT君はベテランの中でもエース級で、見習う点がとても多かった。

現地の観光は現地のガイドに任せるのが基本ですから、歴史とか、現地の知識が豊富である必要はありません。

添乗員はガイドというより、団体をまとめる能力が求められます。

参加者同士が仲良くなれるように、深い観察力がなければなりません。

そういう意味において、団体行動が苦手な・・・というより、一匹で行動しようとしがちなぼくなどは、まったく厄介な参加者なのです。

細かくは書きませんが、何度も迷惑をかけてしまいました。

T君には神経を使わせてしまいホントーに申し訳ないと思っています。


T君の気遣いの一例として挙げておきますが、バスの座席表。

なるべく多くの触れ合いを演出するのは当然ですが、バスの窓の支柱で眺めがさえぎられる席に当たったら、次はが支柱がない席を配分するのですよ。

信じられますか?

ぼくだったら、テキトーに座ってとか、次も同じ席ってでオシマイにしちゃいますけど。

添乗員を手なずけようとの魂胆は誰もが持つでしょう。

ですが、参加者とは距離を置きます。

食事のときも、遠く離れた席か別に食べます。

実に細かい、神経をすり減らす仕事なのです。

添乗員の実態を知ったら、だれもやりたがらないでしょう。

事実、(使える)添乗員は不足しているそうです。

彼の会社では、1グループ39人が一人で受け持つマックスだそうです。

今回は22人でしたが、39人を捌くなんて想像できませんよ。

T君の次の仕事は連休の期間にエジプトだそうです。

最近は女性の添乗員がほとんどだそうですが、T君のような即戦力は引っ張りだこってわけです。

さて、その大変な作業の一つに人数確認があります。

集合したら人数確認。

トイレから出てきたら人数確認。

立ち止まるごとに人数確認。

彼はいったい何度この作業を繰り返したことでしょう?

彼が凄腕なのは、名前と顔をあっという間に覚えてしまうのです。

ぼくなんか目立つので、参加者全員から「またFirstLightかよ」と一瞬で覚えられてしまいました。(^^ゞ

迷子を出したら、そのツアーそのものが成り立たなくなる可能性もあるから、点呼はとても重要です。

分かっちゃいるけど、本音を言えば省略するか回数を減らしたい。

そこでぼくなりの提案をしてみたい。

1)参加者全員に電子タグを持たせる

アップルが作っていますよね。

使ったことがないけれど、どこに誰がいるかが一瞬で分かるんですよね。

2)添乗員にモバイルルータを持たせる

先ほど触れたバスの座席表、食事の席順、明日の予定表など、T君はあらかじめ用意した紙に記入して、毎回配るんです。

一度などは、修正テープで訂正して書き直すなどしていました。

こういった連絡事項を伝えるために、参加者にルータにつなげさせ、それを通じて連絡事項を伝える。

老人とはいえ、いまどきスマフォを持っていない人間はいないでしょう。

その他、毎朝のモーニングコールとか、リアルタイムの観光案内とか、スマフォを利用することもできるはずです。

・・・・・・・

ぼくが気付くのはこの程度ですが、このITの時代、添乗員同士が困っていることの意見を出し合い、会社独自の「添乗員アプリ」を開発してもいいんじゃないでしょうか。

えっ?そんなものに投資する金がない・・・って?

いつまでこんな原始的な添乗員頼りの仕事を続ける気ですか?

このままでは、団体旅行そのものが添乗員の不足で存続の危機に陥るとか、大きな事故を起こしてしまうとか、そちらのほうを心配すべきだと思うんですがね。

便利になれば参加者だって気に入るはずです。

まあ、ぼくの本音を言えば、団体旅行は無駄な時間が多すぎる。

他人のためになんで待たなきゃならんのだ?と思う我がまま人間にとって、二度とツアーには参加しないぞって気になりました。<m(__)m>