危険 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪






話がローマに行ったり、フィレンツェに戻ったり、かなり前後してますが…


今回は今朝あったリアルタイムな話。





午前中、授業がなかったので、夏休み中のピピウ連れて、フィレンツェの歴史地区へ行くことにしました。



ピピウがまたサンタ•マリア•ノヴェッラ教会へ行きたいというので、フィレンツェの中央駅付近へスクーターで行きました。

(教会は中央駅の側)




駅の近くの道にスクーターをとめて、教会へ向かうために駅方面に向かって道を渡らなければなりません。



現在、フィレンツェはファッションの見本市が開催中なのと、フィレンツェの守護聖人のお祭りが近く伝統競技のカルチョ•ストーリコが開催されているのと、観光ハイシーズンなのとでも、もうカオスです。


人、多すぎ💧




そんな人通りの多い午前9時の中央駅付近の交差点で。


ピピウと信号待ちをしていると、明らかに様子のおかしい若い男性が、コーラのボトルを持って歩いていて、ちょうど私たちの前で立ちどまったのです。


そして、「これをその子にあげるよ。」と蓋の開いたボトルをピピウへと差し出します。


ピピウを私の後ろに隠して、

「いいえ、けっこうです。」

と穏やかに断ると、

「大丈夫。大丈夫。」

と言って、そのコーラ(らしきもの)を飲んで見せます。


そして、またピピウへボトルを差し出そうとするので、

「いいえ、けっこうです。」

ともう一度穏やかに断って、その場をささっと離れました。




大丈夫なわけない真顔


その人も、その飲み物も。



確実に薬か何かやっていて正気ではないし、飲み物のなかに何が入っているのか知りたくもない…💧





イタリアでは小学生が一人で町中をうろつくことってあまりありませんが、今の世の中、本当に物騒。


「いい?今みたいに知らない人が食べ物をあげるって言っても絶対にもらっちゃダメ

食べるなんて絶対に絶対にダメ。」


「なんで?」


「その人がいい人か、悪い人か分からないでしょう?

もし、悪い人で、食べ物に毒が入ってたらどうする?」


「それは危ないねハッ



そう話して、知らない人からは物をもらわない、もらった食べ物は口にしないということを学ばせるいい機会にはなりましたが…。






中央駅付近は昔から治安があまりよくありません。


観光でフィレンツェにいらっしゃる方も

びくびくすることなく駅を利用できますし、怖がる必要はありません。

でも、様子がおかしい人がいれば近づかないこと、夜遅くには駅付近には近づかないことをおすすめします。

フィレンツェは比較的治安のいい町ですが、やはり、日本とは違います。




うーん、朝から複雑な気持ちになったけど…💧


教会は相変わらず綺麗でした。




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