また、5月末に大使館へ書類をもらいにローマへ行った話。
電車は40分以上遅れたけれど、無事に予約の11時には大使館へ行き、書類申請手続きができました。
さて。
4:30に申請した書類を受け取りにまた大使館に戻る必要があるので、それまで時間を潰します。
先ずは、大使館近くにある、小説と映画のにも登場するこの教会へ行き…
その後、早めのランチへと向かいました。
去年、ピピウとピピウのパスポート更新のためにローマへ来た時は、観光地ど真ん中のナヴォーナ広場側のレストランでローマ名物のピンサを食べたら、味も値段もサービスも大当たりだったので、今回も期待してローマでのランチへ。
今回はあまり暑くなかったこともあって、カルボナーラが食べたかったので、大使館近くでカルボナーラが高評価のレストランを探して行ってきました。
そして、予定どおりカルボナーラを注文。
美味しかったです。
美味しかったですが…
感動するほどでもなかったです。
カルボナーラって、けっこうヘビーな一皿で、正直、このカルボナーラとコーヒーで十分だったのですが、イタリアでレストランに入って、一皿だけ注文ってすごく気が引けるので、(在住者なら分かっていただけるはず。)デザートにティラミスも注文したら、後でしんどくなりました💧
お店の感じは良くもなく、悪くもなく。
正直、どうしてここがネットではかなりの高評価なのか私には分かりませんでしたが、少し観光地からは外れているので、地元の人にはサービスがいいのかもしれません。
それとも、たまたま?
で、ここから下世話な話をします。
お金の話。
このカルボナーラが11ユーロでした。
約1800円。
ティラミスが5ユーロ。
約850円。
それに水、コーヒーで…
合計20ユーロでした。
約3400円。
何と比較するかによって、高い、安いという価値観は変わってきます。
フィレンツェと比較すると、安いです。
フィレンツェなんて、前菜一皿が10ユーロでは食べられないお店がほとんど。
パスタなどのメニューは11ユーロでは何も食べられない店がフィレンツェはほとんどだと思います。
デザートも5ユーロというのは安い。
だから、レストランでのランチに20ユーロというのは、フィレンツェと比較すれば全然高くありません。
ただ、過去と比較すると…
パスタ、しかも、高級食材が使われているとかでもなく、かなりシンプルなイタリアの家庭料理が今では安くて11ユーロ。
そう考えると、高いです。
カルボナーラは我が家でもよく作ります。
ティラミスも自分で作ります。
我が家で作るものより桁外れに美味しいのであれば何も思いませんが…うーん…
材料の値段を知っているので、ますます、うーん…となります。
そして、円換算したときの驚きったら
3400円のランチって、日本でなら確実にこれより満足行くものが食べられる気がします
現在はかなりの円安なので、なんとも言えませんが、でも、20ユーロが2000円くらいの価値だったとしても、日本の方がいいものを食べられるような気がします。
たまたま、このお店がそうだったのかもしれません。
たまたま、そのお店のこの日の、この時間帯がそうだったのかもしれません。
なので、お店の名前は書きません。
ただ、私が思うのは…
現在、フィレンツェでも、値段とクオリティが合っていない店がほとんどだというということ。
この物価高で、美味しくても、「そんなに高いの!?」となってしまうから。
美味しいお店はきっとたくさんあります。
でも、美味しくて、クオリティも高くて、それでこの値段は安い!というお店が以前はあったのに、今はそういうお店を見つけるのはかなり難しいと思われます。
だから、去年行ったナヴォーナ広場の側のお店、やっぱりかなり当たりだったわ。
フィレンツェ市内も多くの飲食店が開いて、そして知らぬ間に閉まっています。
入れ替りが激しい。
それだけ、飲食業界も難しいということでしょうか…。
美味しい落ち着けるお気に入りの店をまた見つけたいものです。
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