変な外人の日常 -20ページ目

サクラタケ 2005年7月22日

サクラタケ


 食用にもされてきたキノコですが、弱い毒性があり、食べると下痢をします。この固体は老菌です。傘の裏側も撮影したのですが、ピンボケが酷いので掲載できませんでした。

シロテングタケ 2005年7月22日

シロテングタケ1 シロテングタケ2


 山道を作るためにえぐられて出来た、赤土の露出部に生えていました。もう一本、一緒に生えており、そちらが大型でしたが、ビクの中で壊れてしまいました。そちらは、破れた皮膜が、傘の上に残っていました。このキノコはかなりカビ臭いです。

 ツボははっきりしませんが、柄のササクレ具合と純白である点が、猛毒のドクツルタケを思わせるため、とても食べたいと思うものではありませんが、秋田県の一部など、食べる地方もあるそうです。毒性は間違いなくありますので、興味本位で食べないようにしてください。中毒すると、腎機能障害を伴い、死亡例もあります。致死性の猛毒菌は、腎機能障害を間違いなく引き起こしますので、それに近い成分が含まれるものと考えられます。


 前回のフィールドワークで撮影した「ケシロハツダケ?」はこれであった可能性が高いので、名前も修正して、確定といたします。

コテングタケモドキ 2005年7月22日

コテングタケモドキ1 コテングタケモドキ2

 ツバとツボがはっきりした、明らかにテングタケ科のキノコです。ツボがこれだけはっきり残るのは、ド派手なタマゴタケを除けば、猛毒菌が多いため、コテングタケモドキも猛毒の可能性が高いです。はっきりと断定できないのは、中毒が起きる場合と、起きない場合があるため。どうやら、姿形がそっくりの別種がある模様。もちろん、判別法はありませんので、食べてはいけません。


 この日、もっとも沢山見つけたキノコです。全く、キノコを知らない人なら、ブナシメジを大きくしたようなものだと思うかもしれないような、色合いと形状(ツバとツボを除く)ですので、事故がおきてもおかしくないと思いました。

イロガワリ 2005年7月22日

イロガワリ

 写真では分かりにくいですが、全体に濃い黄色を帯びており、傷つけると強く青変します。

 すでに老菌ですので、食用にはなりませんが、食べられるキノコです。

 7月17日撮影のヤマドリタケモドキとおぼしき固体とともに、明らかにイグチ科のキノコの姿をしています。イグチ科には毒菌が極めて少ない上、他の科のキノコと紛らわしい点が一切ないので、初心者のキノコ狩りに最適です。


 この日は、カメラを持っていかなかったため、採集したものを自宅で撮影しました。

いまさらですが、ミラノ登場!!

 先日のDragonDoor興行は、ミスティコ選手の出場が、直前で不可能になると言うミソがついたものの、懐かしいサプライズゲストが多数登場したことで、成功裏に終わった模様。まずは、一安心です。試合映像は、公式サイトで公開するそうですので、地方の人間には助かります。これもまたライブドア効果か?


 ミスティコ選手の代わりを務めたのは、ウルティモ校長・・・じゃなくって2代目ザ・タイガーで、元々予定されていた初代タイガーマスクとのタッグは、グラン浜田が努めた模様。ジュニアのオールド・オールスター勢揃いです。でも、ファンの大半が元T2Pを目当てに来ているでしょうから、ちょっと厳しいメンバーのような気もします。


 今後、中心となっていくのは、元悪冠一色の5人で間違いなさそうです。対するテクニコは、元闘龍門Xのエース石森とDDTから借りた飯伏、それに加えておまけっぽいミラニートコレクションa.t.。どう考えてもテクニコが不利です。メキシカン軍団がどう絡むかも注目ですが、なんといっても、来場していたミラノコレクションA.T.選手の動向が鍵を握っています。

 しかし、ミラノのテーマがヒットして、ミラニートが出てきたとき、反対側に本物がいたらしいのですが、ミラニートは辛かったんじゃないでしょうか。ファンの期待を思いっきり裏切る役割ですから。でも、元X勢のなかから彼が選ばれたのは、当然、このギミックのためでしょうから仕方ないことではあります。次回興行でもミラニート選手がエントリーしてますので、当然、ファンが期待するのはミラノとの絡み。なんか、試合してないのに、ミラノを中心に興行が動いてるような・・・。それが、エースってもんでしょうか。近藤が本名の「照井」と呼びかけたのは、リアリズムのためでしょうか。それとも・・・。


 元C-MAXの小川内潤もリングアナウンサーとして、また、初めは兵隊さんキャラ、後に受験生キャラとしてT2Pのお笑いを担当した大柳錦也も賑やかしとして登場。懐かしい面々が元気にしているのをみて、ちょっと安心してみたり。怪我で引退したJUNの復活は無理にしても、大柳には、選手として活躍して欲しいものです。となると、やっぱあの人が必要ですよね。今は、凶悪キャラになってますので、あんまりギャグに付き合えないかもしれませんが。


 DDTの飯伏選手や、みちのく勢の参戦が何時まで続くのか。興行の軸に絡めるのかといった、不確定要素もありますが、当日、非常にアングル臭い動きをしていた、マグナム東京も気になる存在です。ドラゲはフジテレビと提携してますし、ライブドアと組んだドラゴンドアと抗争をすれば、いろんな角度で盛り上がりそうです。成り行きとはいえ、こうなればドラゲサイドも本格的な抗争アングルに乗ってくるかもしれません。ドラゴンドア勢が明らかに選手層が薄いのですが、なんといっても伝統あるアジアタッグチャンピオンコンビがいます。補強しだいでは、面白いストーリーが書けそうです。

 まさか校長。ここまで企んでたわけじゃないですよね。


















 そういや、ヴェネツィアは今度は誰に飼われるのでしょう?

毒キノコ判別法 キノコ狩りマスターへの道 -其の壱-

 7月17日の大当たりの日以来、雨の日が待ち遠しくて仕方がありません。キノコマニアの人たちの気持ちが痛いほど分かるようになりました。

 しかし、野生のキノコに対して、偏見とも思えるほど怖がる人たちが多いのも事実。実際には食べられるキノコの方が、毒キノコの10倍くらいあるので、むしろ、毒キノコを見られたほうがラッキーなくらいです。さらに、中毒事故の発生は特定の種類に集中しており、これらを見極めることで、安心してキノコ狩りを楽しめるようになります。

 ただ、よく言われているキノコの判別法の大半がただの迷信です。「縦に裂けるキノコは食べられる」、「色が派手なものが危険」、「ナスと一緒に煮ると毒が消える」など、すべて嘘ですのでご注意下さい。

 では、Finch3流、素人でも毒キノコにあたらない判別法をご紹介いたします。



1. 「つぼ」のあるキノコは食べない。


 キノコの根元にある皮膜を「つぼ」といい、成長する前、全体が皮膜に覆われていたものが、成長することとでそれを突き破り、根元にその名残が残ったものです。

 タマゴテングタケや、ドクツルタケのような、食べると間違いなく死ぬようなものを含む、テングタケ科のキノコには「つぼ」があるため、食べないようにします。

 タマゴタケのように、つぼのあるテングタケ科のキノコの中にも、非常においしい食菌がありますが、きちんと判別できない人が採集するのは極めて危険です。



2. 傘の裏のひだの間が薄紅色のキノコは食べない


 詳しい人でも判別が難しいキノコの多くは「イッポンシメジ科」に多く、この種類の特徴は胞子が赤いことであるため、ひだの間が赤っぽくなります。特に判別が難しいクサウラベニタケは、中毒事故御三家の一つで、「メイジンナカセ」の地方名を持っています。

 ウラベニホテイシメジのように、この仲間でもおいしいキノコはたくさんありますが、しっかり判別できないうちは避けるようにしましょう。



3. 傘の裏に襞がなく、ちいさな穴がたくさんあいているようなキノコは、傷をつけて青く変色しなければ大丈夫


 傘の裏が孔状のキノコは、イグチ科とオニイグチ科のキノコです。以前は毒菌はないと言われていた時期もあるようですが、ドクヤマドリという激しい中毒症状を引き起こすものがあります。おいしそうな褐色のキノコですので、つい、手が出てしまう可能性がありますが、このキノコに傷をつけるとわずかに青く変色しますので、これで見極めます。それ以外にも毒菌はありますが、体質によって症状が出なかったり、症状が軽かったりするため、食用にする地方もあるものばかりですから、怖がる必要はないでしょう。かなり派手な色合いのキノコも多い種類ですが、おいしく食べられます。



4. 噛んで見て、嫌な味のものは避ける


 毒かもしれないものを口に入れるのはいかにも危険そうですが、猛毒のタマゴテングタケでも、それだけなら中毒しません。ネズミシメジなどは、パッと見はおいしそうなシメジですが、非常に嫌な味がするので判別が簡単です。また、準猛毒のニガクリタケは、食菌のクリタケと同じような場所に生えることもあり、間違えやすいのですが、名前の通り苦いので、容易に判別できます。さらに、キチチタケのように激烈な辛味のあるキノコもありそれ自身が毒ではありませんが、胃の粘膜を傷つける可能性のあるものも存在します。

 嫌な味がしているのですから、毒が無くても集める必要はありませんよね。

 ただし、「嫌な味がしない毒キノコ」は沢山あります。味だけで「無毒」と決め付けるのは非常に危険です。



5. 明らかに食欲をそそらない容姿のものは避ける


 食欲をそそらないのですから、初心者は取らないとは思いますが念のため。

 小さくて貧相だったり、姿形が不気味だったりするものは、食べてみる人も少ないので、食毒の判定がなされていないものもあります。毒キノコは、過去に発生した事故を元に経験的に発見されていくため、誰も食べたことの無いものは、毒の有無が分かっていないのです。

 もちろん、初心者が手を出すべきではありませんのでご注意を。



6. ツキヨタケ、カキシメジ、ドクササコ、コレラタケ、ニセクロハツ、スギヒラタケに注意する。

 5までに当てはまらないものの内、注意が必要なものを列記しました。


・ツキヨタケ・・・シイタケやヒラタケと間違えやすい。傘の付け根にリング状の隆起がある。裂くと柄の付け根に黒い染みがある。暗闇で発光する。などの特徴があります。中毒事故御三家の一つ。激しい下痢、嘔吐、腹痛を起こしますが、命には関わりません(死亡例がありました。多食すると危険です。)

・カキシメジ・・・非常にありふれた無害そうなキノコ。図鑑などで確認してください。中毒事故御三家の一つ。ツキヨタケに比べれば毒性は弱いです。

・ドクササコ・・・主に竹やぶ、笹ヤブに生えるキノコで、漏斗型ですが、傘のふちは外側に反り返っています。柄の根元が菌糸に覆われているのも特徴。食べると、手足や陰茎の先端に、激烈な痛みが約1ヶ月持続します。治療法はありません。致死性ではありませんが、悲惨な中毒を起こしますので要注意です。

・コレラタケ・・・野積みされたオガクズや、朽ち木などにまばらに生えます。小さくて貧相な上、柄の色が汚い褐色なので、食べたいとは思いませんが、ナラタケやエノキタケと間違えて採集してしまうことがあり、死亡事故も多数発生している危険なキノコです。その症状がコレラにそっくりなことから和名がついています。

 コレラタケにある傘の中央部の乳頭状の突起はナラタケにもエノキタケにもありませんし、これらは群生するため判別は容易です。

・ニセクロハツ・・・発生量が多くないので事故も少ないですが、死亡率の高い危険なキノコです。名前のとおり、食菌のクロハツにそっくりで、見極めが難しいやっかいなキノコです。初心者はクロハツ自体を食べないようにしましょう。傘が漏斗状に開き、表の色は黒、または黒褐色で、ひだはかなり粗いのが特徴です。クロハツは傘の直径が8~15cm、時に20cm近くにもなる大型のキノコですが、ニセクロハツは5~12cmくらいです。小型のクロハツは絶対に食べないようにしましょう。

・スギヒラタケ・・・長年、杉林で採れる貴重な食菌として知られてきましたが、2004年より食中毒による死亡事故が連続して報告されています。枯れ木や倒木などの幹に直接生える、真っ白いキノコです。原因はまだ完全に解明されていませんが、腎臓の弱っている人に事故がおきやすいようです。原因が究明されるまで採集しないようにしましょう。



 さらに、文章だけでは心もとないので、キノコのハンドブックなどで確認します。新書版の小冊子でも、事故のおきやすいものは網羅されていると思いますので、(スギヒラタケとニセクロハツは記述が無い場合もあるので要注意です)確認してみてください。ただし、写真と現物はかなり印象が違うこともあります。経験を積むまで、すこしでも紛らわしい毒キノコがある場合は、採集は見合わせたほうが懸命です。食べられるキノコは、他にいくらでもあるのですから。


7月17日時点、探索済み全ルート紹介

 予定以上に探索が進んでしまったので、改めて全ルートを紹介いたします。

7月17日時点探索済


今回新たにピンクのラインが加わりました。


青 = きちんと整備された遊歩道。お子様からお年寄りまで、普段着でも問題ありません。

緑 = 一般向けではないが、安全の確保された山道。健康な方であれば問題ないでしょう。要長ズボン。

黄 = 整備が不完全で、傾斜がきついところもあり、不慣れな方の一人歩きは危険。

赤 = 道がわずかな痕跡を残すのみ。非常に危険。熟練者がそれなりの装備で望むべき道。

桃 = 道ではありません。危険ですので立ち入らないで下さい。


です。

 私が入り込んだ桃色のゾーンは、いずれも最初は緑であらわすべき穏やかな道ですが、途中から急に険しくなっているので、めんどくさがって引き返さないと酷い目に会います。標識も何も無く、普通の分かれ道から迷い込む可能性がありますので、くれぐれも気をつけてください。


 山の西側から登るルートは、三日月山、立花山ともに、しっかり整備されており、登りやすいです。標高の高いところまで舗装されていることもあり、距離も短く楽です。ただ、立花山の方が高い分、頂上が近くなるほど険しくなりますので、お気をつけ下さい。

 いずれも、夏休み中のお子様連れでのハイキングにぴったりのコースです。立花山はウスヒラタケも存分に採集が可能ですので、通気性の良い入れ物も持って行くことをお勧めいたします。




7月17日の探索ルート

7月17日の記事の内容は、①が赤線、②が青線を歩いていたときの出来事です。私の場合、必ず自転車で登山道の入り口まで行きますので、必ずスタート地点がゴール地点となります。赤と青の線の長さの違いを見ていただければ、いかに想定外の帰路であったかがわかると思います。標高差まで見ていくとなおさらです。


7月17日のルート


 数字は写真を撮影した番号です。


① 獣を捕獲する罠

② 下原登山口の看板

③ 休憩所の残骸

④ 分岐点の道しるべ

⑤ 頂上の風景(複数)

⑥ なぞの石碑

⑦ 大谷池

⑧ 三日月渓流公園


となっております。

 キノコの撮影場所も載せたい所ですが、それらの場所を知っている人が他にいて秘密にしている可能性もありますので、内緒にしておきます。



リーディングバトンを頂きました。

 うちの外人の奇行を、面白がって頂いた海月 さんより、「リーディングバトン」を頂きました。ちょっと前に、「ミュージックバトン」って言うのが流行り、亜流が続々発生しているのは知ってましたが、こんな場末のブログに回していただいて、非常に恐縮です。で、次に回す人もいないので、この記事にコメントしていただいた方でしたら、どなたでも持って行っちゃってください。つまり、このバトンは、リレーされず、蹴飛ばされてしまったも同然です。


 ルールはいわゆる不幸の手紙と同じで簡単で、回ってきた質問に自ら答え、同じ内容の質問を、知り合い5人に渡すと言うもの。ネタが尽きてきたときには、向こうからネタがやってくるわけで、助かることもあるとかないとか。


では、バトンの内容です。


Q1. お気に入りのテキストサイト(ブログ)

   ろじぱら  さん

    あえて、一つだけあげるなら、こちら。

    どうしても「スクール水着の人」のイメージがありますが、

    短いネタの「切れ」が良いです。Meucci並です。

Q2. 今読んでいる本

   『キノコ栽培全科』  農文協刊

    今の楽しみと、将来の夢が詰まってます。


Q3. 最後に買った本
   日本のきのこ <山渓カラー名鑑>  山と渓谷社刊

    これで、外人に毒見をさせなくても大丈夫!!


Q4. 好きな著者

  今関六也(農学博士)

  池波正太郎

  スティーブン・キング

  渡邊明彦(半蔵門出版代表)

  萩原遼

   ラインナップがめちゃくちゃですが、もともと乱読するほうなので。


Q5. よく読むまたは、思い入れのある本

  『大いなる遺産』  チャールズ・ディケンズ

  『ほらふき男爵の冒険』  ビュルガー

  『ムーミンパパの思い出』  トーベ・ヤンソン

  『ガリバー旅行記』  スフィフト

  『流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである』  ミスター高橋
   童話で「ふわふわした不思議な世界観」のある作品は今でも読みます。


Q6. この本は手放せません!

  『原色日本菌類図鑑』  保育社

  『続・原色日本菌類図鑑』  保育社

  『検索入門 樹木①』  保育社

  『検索入門 樹木②』  保育社

   食べ物を山で探すなら必需品。というか、命に関わります。


Q7. 次にバトンを渡すヒト

  この記事にコメントいただいた方、先着5名さまに大放出いたします。お気軽にご参加下さい。

下原→立花山ルート攻略②

地獄の始まりは、下山ルートから。

立花口への道

こちらが北側への降り口。立花口や松尾山へ向かいます。今日はこっちじゃなくって、

ここから来ました

こっちが、登ってきた道。もう一つ、下原方向へ、「なだらかコース」というのがありますが、頂上付近の急斜面の下で合流してます。下り始めてすぐに右に曲がるのですが、尾根伝いに真っ直ぐ向かう道がありました。様子を見るため、ちょっと入ってみます。

クスノキ原始林への道導

すると、なんか石碑が建ってました。ここから先は、急激に下っていたので、引き返すならここというわけで、一旦、地図で確認すると、その先はどうやらクスノキの原始林へ向かっているようです。三日月山とは谷を挟んで別の尾根になりますので、行くならかなりの距離を歩く必要があったため、今日のところは勘弁しておいてやりました。


 で、さっき登った急斜面を下り、標識のあった分岐点を探します。それらしきポイントに来たので、標識の無かった方向を探索しようとしましたが、明らかにクスノキへ向かっています。これは、探索するまでもないと判断し、一路、三日月山を目指すことにします。で、三日月山への道とおぼしき所へ入ったのですが、なにやら様子がおかしい。すぐに整備されていない道になってしまいました。こんなはずは無いのですが、初めて通るルートですし、もう一本は下原へ向かう道のみ。整備されてないけど、何とかなるだろうと、強行突破を決意します。これが、第一の判断ミス。本当の分岐点はまだ先だったのです。


 道はますます悪くなる一方。とうとう、道のあった痕跡すらなくなりましたが、なんか、ちょっとした崖の下に、道っぽいものが見えたので、降りられそうなポイントを探して、降りたのですが、これが道なんてものじゃなく、倒木が多すぎて全く通れません。もう、後戻りも出来なくなってしまったので、そのまま、沢筋を下るというタブーを犯します。山で、道に迷ったときは、尾根を目指すのが基本です。しかし、たいして深い山でもないので、大丈夫だろうとタカをくくっているので、一直線に下る方を選んでしまいました。おかげで、全身傷だらけで、転げ落ちるように林道にたどり着きました。


「ん?林道??」


林道を下ると、

大谷池

 大谷池の表示。そういえば、登山口の近くに立ち入り禁止の池があったような、なかったような。

きっと、それだと思い、ズイズイ下ります。


 と、集落に出たのですが・・・・。


 ぜんぜん、雰囲気が違います。なんか、高速道路が見えるし、家が全然少なくなってるし。しばらく、気づきませんでしたが、我に返って地図を確認。



反対側に降りてるやん!!!!!!!!



 頭が真っ白になりました。もう、同じルートを戻ることは不可能ですし、別のルートから入って、もう一度山を越える体力もありません。でも、山系を回りこんで反対側まで行くとなると、20kmくらい炎天下を歩くことになります。ここで、また、判断ミスをします。


「そうだ。渓流公園だ。」


 地図では確認していた、伏谷の「三日月渓流公園」を目指すことにしたのです。これも、遠いのですが、行けない距離ではありませんし、なにより響きが涼しげです。ここから、再度三日月山に上がり、山頂を迂回して、三日月霊園コースを目指すことにしたのです。


 しかし、疲労はピーク。喉の渇きも限界です。とりあえず、道すがら自動販売機を探します。ところが、店も何も無い田舎道。このまま、ぶっ倒れるんじゃないかと思い始めたその刹那。

やっと見つけた

すっごい遠くの道端に赤いものが立っているではありませんか。コカ・コーラの自販機に違いないと、最後の力を振り絞って、オアシスを目指しましたが、

それなのに

こんなのでした。もう駄目だと、へたり込みそうになった次の瞬間、目に飛び込んだのは、

と思ったら

カーブを曲がったほんの数メートル先にありました。今日ばかりは、命を助けられた思いです。アクエリアスは売り切れてましたが・・・・。


そんなこんなで、渓流公園。

三日月渓流公園

こんな、風情の無い施設がチョロっとあるだけで、涼しくもなんとも無い公園です。さらにとどめを差したのは、上流側が立ち入り禁止になっていること!!

 産業廃棄物の埋め立て地になってしまい、ここから、三日月山に登ることは出来なくなっていやがりました。


 しかし、いまさら引き返せません。(本当は引き返せたんですが。)公園脇の別の沢筋から、強引にいつもの長谷ダムから入る尾根へ強行突入することにしました。

 道なんか無い、急斜面を足を何度も滑らせながら、強引に登ります。一歩間違えば重大事故になっていたかも知れません。暑さで、頭をやられていたので、そういう判断力が鈍りに鈍っていました。

 ほんと、多少の擦り傷で済んだのは奇跡的です。絶対、真似しないでください。



 後で家に帰ってから地図で確認すると、実は、大谷池の脇の林道を逆に登っていれば、三日月山頂へ最短コースで向かっていたのです。スタート地点までの道のりにして、約4~6kmという所でしょうか。安全も確保されてるらしい道です。それに気づかず、熱中症と滑落の危険にさらされた、全長10km以上の危険極まりないコースを選んだのですから、まったく、アホとしかいいようがありません。


 おかげで、制覇したコースは急激に増えましたが、紹介できない場所が多すぎますね。



 地図の更新は、明日以降に行います。