ファイナルデータジャンカー

ファイナルデータジャンカー

2002年秋。データ復元ソフトに出会う。

起動しなくなったPCを一生懸命何とかする同僚達と復活できなくて泣いてた同僚達の姿を見てきた私は、なんて画期的なものが!と驚く。

ファイナルデータにほれ込み、ファイナルデータをいじり倒して、ファイナルデータの伝道師になりかねないそんな私のブログ。
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やった!

忙しいとか口走っているうちに3日坊主の上に1年経った!

さすが私、いくつになっても宙ぶらりん!


さて、今日は「形式検出」について書こうかな。


「形式検出」って言うのはWindowsから見えない領域を探し出す機能のことです。

最も解りやすいのは「フォーマットしちゃった!データが消えちゃった!」と諦めている状況で、フォーマットする前の領域を探してきて、「あんたのデータ、ここにあるで」と見せてくれる機能。


普通にFINALDATAを使っても、リカバリ前やフォーマット前のデータは見つかるんだけど、時々前の領域の情報と、今の領域の情報がぶれてしまって、回収したデータまでぶれて全損に見えることがあるのです。

そういった時が形式検出の出番。

遡ること4年前、大々的にデビューした「FINALDATA2.0 deluxe」は芸術的に領域を検出しました。

それ以前に通常のスキャンでもすごい検出力だったけど。


データの上書きは、紙の上の重ね書きと同じだけど、違うのは目次情報を消すだけで全部が見えなくなるということ。

でもHDDの上では確実にデータが塗りつぶされて行きます。

塗りつぶされて消えた図書館の掲示板をベリッと引っぺがして昔の掲示板を読んで昔の本棚へ歩いていく。それが形式検出のイメージかな。


PC作る人はぐれーとなことやるもんです。


パソコンって普通XPだよね?っていう世代じゃなくて、Windows95が発売された時は秋葉のソフマップの前に変な行列ができてたなあなんて事をリアルに思い出せる世代には、Windows98からNTへの過渡期はけっこう受け入れられなかったりしなかっただろうか。


私は98大好き人間だったから、NTがちっとも素敵に思えなかった。

Meでさえ、何がミレニアムだオンボロOS!と思ってたくらいだったので、

Windows2000が登場してやっと、「俺様の承認」をゲイツは貰えたのだ。


ここまで書いて、最初「さっき消えたデータに意地悪なマイクロソフト」について書こうと思っていたが、急にミレニアムが書きたくなったので、テーマ変更。


あなたは覚えているか、あの「2000年問題」を。

私でさえ、ああそんな事があったっけ?くらいの記憶だが、あの時あの瞬間、私は早稲田の学生を中心とした学生バイトに囲まれて、高田馬場で電話を受けるバイトをしていた。

世の中は筑紫哲也でさえ正月が来たらPCが暴走するんじゃないかって事を取り上げなくてはいけない状態になっていた。


普通に電話を受信する深夜のバイトで、刻一刻その時は近づいていた。

傍らには年越しで働く哀れなバイトスタッフを慰めるために紅白歌合戦が音無し(笑)で流されていた。

普段はほとんど見かけない正社員がフロア所狭しとぎっしり動き回り、慌しくてたまらない状態。

その前の年越しもそのバイトをやっていて、年越しの停電の中で電話を受けていたのを思い出し、なんとなくやーな気持ちになっていた私は、時報代わりのケーブルテレビがカウントダウンしているイベントを見ながら、やはり電話を受けていた。

異様な興奮と共にカウントダウンが始まり、新年が明けた!


正社員がフリーズした。


何事も起きなかったのを確認して拍手喝采が沸き起こった。

私は電話を受信していた。

年越しのこんな騒ぎが起きている世間の中で、こんな時間に電話をしてくるお客様なのだ。

はっぴーにゅういやあとか言っていられないのだ。


ものの10分も経っただろうか。

その時の年越しバイト達はハッと我に返った。

あんなに賑わっていた例えるなら不夜城新宿歌舞伎町みたいだったフロアに、自分達数人しかいない事に気づいたのだ。


正確には6人?


いつも当番で付いている見張りというか、スーパーバイザーの社員まで見当たらない。


おおおおおぉいっ!


懐かしいなあミレニアム。

恋人とその瞬間を待ってみたなんていう年越しではなかったなあミレニアム。

ほんとよくフリーズしたよなあミレニアムエディション。


やっぱりマイクロソフトはいけずだって言う結論に、なっちゃったなあ~↑。


「どうやって復元するか知ってる?」
いきなり見せられたのは、データの層の仕組みと言うカラーコピーだった。

データがソフトで復元できることさえ知らなかったから、何のことやら。
パソコンてのは決まりで動いてるから、要するに何でも覚えてしまうらしい。
と言うか実際はHDDに記録されていくらしい。覚えたことを吐き出す役割はメモリがしてるから、実際はメモリがはき終えたら「もう読みません」と決められたことは読み込めない。
削除したらもう読みに行かないから取り戻せない訳だ。

マスターブートレコードと言う単語が、なんとなく意味が解かるまでに3年もかかったのだけど、これにパソコンのことを記録してあるらしい。
「らしい」なんて曖昧なことを言うなって?
いや、見たこと無いからさ(爆)。
ここにはOSについての情報や、CドライブやDドライブなんかの領域の先頭情報が書き込まれていて、まずWindowsが起動する前にこいつを読みに行くんだってさ。

で、Windowsが起動したらFATを読みにいきます。
これをファイル・アロケーション・テーブルの略だと暗記できるまでにも3年かかった。
最近はNTFSに移行してるからMFTとか言うらしいです。マスター・ファイル・テーブルと読むらしいけど、まだ覚えていません。
今、書くために調べた(笑)。

ま、とにかく、なんとなくデスクトップ画面が出て来るまで待ってる間にいろんなものを読んでPCは起動するわけだけど、お役人みたいな堅物君は、このどこかの手順が読めなくなるとファイルやフォルダを見せられなくなったり、起動しなくなったりお仕事をきちんとしなくなるわけだ。
そして、カーテンを閉めてしまう(謎)。

FATやMFTの上に、ディレクトリエントリと言うファイルの地図があるんだけど、Windows君より臨機応変なファイナルデータはこれを読みに行って、拾えるものは表示するらしい。
それでもって拾えなかったものはデータ領域を直接読みに行く。
郵便受け通りに配達されない郵便は、実際に部屋まで行って配達するって感じ?
中の住人見つけて「あ、なんだ山田さんいるんじゃない」とか「あ!お前誰だ!」みたいなことをやって表示してくるらしいよ。
普通の言葉で言うと「解析」?

そういう風に理解してるけど、初めて見せられたその紙には「へ~」くらいなもんで( ̄▽ ̄)。

要するにHDDは何でも覚えてるってことさ!!
(良いのかそんなまとめ方で)

アルバイトでもぐりこんだITコンサルタント会社で、「シスアドを取りなさい」と言われた。

新入社員全員で、先輩SEやらシステム管理者やらに張り付くように教えてもらい勉強したが、あの教本の分厚さは参った。


技術的な話を学んでいるうちは、16、32、64、128、256(ニゴロと読んで専門家気分)と全然気にならなったのに(ウソ、計算の仕方は理解しても身につきませんでした)、最後の総務的な管理部分の章になったらネジが飛んでしまった。


やーめーてー、総務嫌いなのー。

パソコンの話だけしてええええええ。


と言う気分だったために、案の定受験は手も足も出なくて失敗。

そのまま無資格の正社員と相成った。


あの頃から今まで、自分の周りにはパソコンが起動しなくなって泣く人ってほとんどいなかったように思う。

それなのに、社内ヘルプデスクで派遣されていた部署には、企業中からどんどこPCを持ち込んできた。


あの時の復元と復旧は、単なる「コピー」。

コピれなかったらアウトって時代。

「これDo台」を初めて見た。先輩の女の子が超喜んで復旧してた。


あの時代、SEだってファイナルデータを知らなかった。

でも、話を聞くともうその頃からファイナルデータはバージョン1.0が売られていたらしい。

Windows95用とNT系(ちょうど2000が企業に導入され始めた頃)とに分かれてて、あの頃はどちらのファイナルデータもPCハード界のユダヤと言えるNECのPCも救済できたらしい。


NECは今、仕方なしにPC/AT互換機に方向転換してるけど、いまだに世界の(いや日本限定かな)片隅で、大事にPC98を使っているユーザがマイノリティの悲しみにくれていることだろう。


だって、PC98用のファイナルデータって、バージョン1.0で終わってしまったんだもの。

だからファイナルデータのバージョン1.0は、実際のお店ではもう手に入らないけど、オンラインショップの片隅で、PC98ユーザを慰めるためにまだひっそり売られているらしい。



今日はこのくらいにしといてやるか。忙しいから


こう書けば大体世代がわかろうというもの。

パソコンの電源を切れと言われたら、まっすぐ電源ボタンに手を伸ばし、そんなことされたら簡単に二度と起動しなかったWindows95時代の人間。


ちょうど派遣社員になったばかり。

正社員だったらPCなんか一生触らなかっただろう小さな会社にいた私は、派遣先の会社で初めて「MS Excel」に出会い、ゲイツ(ゲイツが作ったかどうかはまじめに知らないんだけど)のすごさに驚き、開発者の心がわかる素人との自信を高め、その後、こっそりIT系の派遣会社に登録した。


そして知ったのだ!


死んだデータをよみがえらすソフトがこの世にあることを!

そして出会ったのだ!

ファイナルデータという、画期的なソフトに!!



ま、今日はこのくらいにしといてやろう。眠いから