「小林さんとの出会い」といったって、本当に出会ったわけではないよ。

小林さんのご作品との「出会い」だよ。

なんで大嫌いな小林よしのりの本を 宣伝しないといかんのか!!

うん、まだ嫌いだよ!

でも、今回の私の「まちがい」と

小林よしのりのどこが嫌いなのか、

つきつめて行くと

「性暴力撲滅」について、もっと書ける気がしてきた。

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最初は「ジャンプ」の「東大一直線」なんだけど、ほとんど印象に残っていない。

次はアニメの「おぼっちゃまくん」だが、

「貧乏っちゃま」と「サマヨちゃん」のキャラが好きだった。

下品な漫画だったが

その中の「思想」に「大人な」部分があって、

印象が残るアニメだった。

けど、名作としては残らなかったようだ。

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「ゴー宣」は、小林氏独特の「やかましいギャグ」が悪目立ちしていて

もう少し落ち着いてくれたら 主張も受け入れやすいのになあ、

と感じた。特に、これまでも言っていたように

「反対派」を醜く描くというやり方なので、

醜く描かれた側としては、

好きになるわけはない。

 

手元に原本がないので、

記憶に沿って説明するので

またまちがいがあるかもしれない。

そうであれば、ご指摘していただけたら

ありがたいです。

 

当時のテーマは、

「性と暴力表現」が蔓延していた「少年マンガ」と

それに伴って台頭した「悪書追放運動」だった。

この動きに対して

里中満知子氏や ちばてつや氏も立ち上がり

「法規制」には反対を表明した。

 

悪者にされたのは「母親」たちだ。

PTAという組織は「子どものおもちゃや楽しみを取り上げる悪い組織」

という扱いを、漫画の中でもあちこちで描かれた。

昔は、「漫画全体が悪書」という考え方も残っていた。

だからこそ、ひどい締め付けが起きるのではないかと、

漫画家も危機感を持ったのは仕方がない。

 

しかし、

当時の、昭和後期の少年・青年向け漫画は本当にひどかったのだ。

漫画が好きな、

漫画で育った20代・30代の女性にとっても。

少年・青年漫画はひどかった。

 

女性への性暴力で ストレスを解消している、

と言っても過言ではなかった。

女の子は たいていおっぱいを強調されていたり、

いつも下着を覗かれたり、晒されたりした。

そんなシーンがあれば「売り上げが増える」らしく、

「性的な部分のみを強調して女の子を描く」ということも

奨励されていたらしい。

ネタがなくなれば「性的シーン」「セクシーな女の子シーン」を出して

切り抜ける、セクハラで笑いを取るということが横行していた。

もちろん、全裸も多かった。

それらは成人向け雑誌でなく、

小学生向けの雑誌でも横行していた。

 

そして、「成人ならよい」

で、いいのだろうか?

 

漫画が好きだ、

だからこそ

漫画を使った、女性への性暴力はやめてほしい。

これでは、漫画そのものが「性暴力」ではないか?

 

フェイクションならいいのか?

 

「子どもへの悪影響」だから、

というのではない。

男性は、漫画を使ってまで

女性へ性暴力をしたいのか?

男性とは、いったいどうなってしまったのか?

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わたしも出版社へ手紙を出した。

新聞社にも。

 

少年ジャンプや 講談社のカリスマ編集者にも届いただろう。

 

・・・・

「ゴー宣言」で、小林氏は、母親へのアンチを描きながらも

「親が性教育をすることの大事さ」を 発言していた。

そのご意見は 私の心にも留まった。

・・

しかしその後、

「性教育」そのものを「悪」とする時代は続いた。

教師や親が手を取り合って作成した、

性教育のテキストや教材は 

日本会議系の議員によって 奪われた。

 

日本会議・・・

小林氏と思想を同じにするメンバーも多い団体だった。

(小林氏と日本会議の関係は 現在どうなったかはわからない)

・・・・

そして「慰安婦」被害者バッシングが起きた。

彼の「慰安婦論」は

ラムザイヤー論文ととても似ている。

 

そして

「性暴力被害者」を

「売春婦」として扱った小林は 罪深い。

 

もしも、本当に小林が

伊藤詩織さんを擁護し、性暴力撲滅を主張するなら、

この問題を避けては 通れないはずだ。

それから、漫画家として

「漫画を使った性暴力」はどうなのか?

フェイクションならいい?

「成人指定」ならいい?

それでいいのだろうか?

 

 

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伊藤詩織さんについて、

小林よしのりさんが

「はすみ三姉妹」を批判していた という情報をいただきました。

伊藤詩織さんについては小林さんも

擁護していたのだと知りました。

小林さんは加害者から告訴状を受け取っていて

それを読み間違えた私のミスでした。

再三のまちがいを、小林よしのりさんに対して

謝罪いたします。

 

・・・・・

 

「慰安婦問題」について初心者でも。

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12595782277.html

テレビドラマ「JIN仁」から見る遊郭制度と「慰安婦問題」

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12596283869.html

「身売りと人身取引」

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12568151736.html

 

下、「慰安婦問題」資料サイト。「日本人慰安婦」、「遊郭制度」についても。

 http://fightforjustice.info/

公文書もあります。

『反日種族主義』現象を批判する〜韓国でいま何が起こっているのか

『だれが日韓「対立」をつくったのか』出版記念日韓シンポジウム

 

『反日種族主義』は2019年7月に韓国で10万部、同年11月に出た日本語訳は40万部を超えるベストセラーになっています。これは日韓の極右が合作した歴史否定の現象です。韓国以上に日本で売れているのは、日本のマスコミがこれを後押ししていることと密接に関係します。日本では、週刊誌を中心にヘイトスピーチのような嫌韓報道が溢れ、本書についてはNHKや池上彰冠番組でも大きく取り上げられ、本書に対する学術的な批判がほとんど無視されているかのようです。 

昨年、日韓関係が泥沼化していると言われる中で日韓「対立」は誰が、どのようにつくったのかを読み解くために『だれが日韓「対立」をつくったのか:徴用工、「慰安婦」、そしてメディア』(大月書店)を刊行した編著者として、『反日種族主義』現象を問う場が必要と考えました。 

韓国で最近、日本軍「慰安婦」問題に関してめざましい成果をあげてきた歴史社会学者の康誠賢(カン・ソンヒョン)さんが、2月に同書を全面的に批判する『脱真実の時代、歴史否定を問う:『反日種族主義』現象批判』を出版しました。今回は康誠賢さんに、本書が韓国でベストセラーになった背景と現実をわかりやすく報告いただきます。それを受け、『だれが日韓「対立」をつくったのか』の編著者より日本からの応答をします。 

日韓「対立」を乗り越えるために必要なことは何か、ともに考えたいと思います。

シンポジウム プログラム

●『反日種族主義』現象を批判する 〜韓国でいま何が起こっているのか〜
康誠賢(カン・ソンヒョン、聖公会大学教員、歴史社会学)
著書に『脱真実の時代、歴史否定を問う:『反日種族主義』現象批判』(プルンヨクサ)を韓国で刊行。日本語版出版準備中。

●日本での反応
加藤圭木(一橋大学教員、朝鮮近現代史)、
岡本有佳(編集者) ほか

●専門研究者コメント発表
メッセージ:板垣竜太(朝鮮近現代社会史)、吉見義明(日本現代史)
金富子、金ユビ、林博史、洪昌極 他(50音順)

●質疑応答

参加方法

●日時:2020年 8月 1日(土)13時半 開場 / 14時〜16時45分
●参加方法:①会場参加 ②オンライン参加
●参加費:一般 1,000円 / 学生 500円
●主催:日本軍「慰安婦」問題 web サイト制作委員会 (FFJ)        
 協力:メディア総研 大月書店
●問合せ:ffjsemi@gmail.com

 

現代日本で、そして世界で、

「慰安婦制度」「遊郭制度」が復活しないためにこそ!

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::::::::::::::ブロ主からのいつものお知らせ

 

「慰安婦問題」の全貌と真実がわかる映画「ロラたちに正義を」「終わらない戦争」は名古屋YWCA内「旧日本軍被害者を支える会」と大阪 市民共同オフィス内SORA、「慰安婦」関西ネットワーク が貸し出しをしています。

 

謝罪の仕方。

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12378611131.html

示談金や賠償金は被害者の権利。あなたでも。

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12377089490.html

 

「強制連行はなかった」?ちがうよ。「強制連行の証拠はない」?ちがうよ!

朝鮮人労務者強制連行

 

慰安婦「強制連行」の証拠(史料)なんて、たくさんあるのだという話

1996年に出された国連人権委員会特別報告者ラディカクマラスワミさんによる「クマラスワミ報告」50pくらいですから。日本語訳はこちら

http://www.awf.or.jp/pdf/0031.pdf 

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「性暴力加害者は勝ち続けている。」加害者は他人のせいにし、被害者は自分を責める。

https://note.mu/ogawatamaka/n/n931e8e9f3c0b

強姦神話とは。。。

http://ameblo.jp/file9zyo/entry-12282188634.html

ACサバイバーやDV被害者へのセカンドレイプ

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12303096816.html

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AV女優や元AV女優の差別被害、いやがらせ被害相談。

 PAPSのホームページ(https://paps-jp.org/

 AV問題取材班への情報は(movie@mainichi.co.jp)へ。

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http://purplelab.web.fc2.com/onestopcenter.html  性暴力被害者支援ワンストップセンター一覧