お客様が、当事務所に宛てて、

郵便を出してくださったのですが、

切手不足のため、送り返される

という事がありました。

(この方は、その後、速達で送って下さい

ました。ありがとうございます。)

 

参考までに、手紙の郵便料金は

次のようです。

重量

料金

25g以内

82円

50g以内

92円

50g以内(定形外・規格内)

120円

100g以内(定形外・規格内)

140円

 

郵便は、出す前に、

重さを量っておくと、安心ですね。

その時に便利なのが、

このような、レタースケールです。

 

クリップに郵便物を挟んで、

吊り下げるだけです。100gまで量れます。

小さくて、置き場所にも困りません。

 

【参考リンク】

手紙の基本料金(郵便局のHP)

 

当事務所のHPへ来られた方の、”検索用語”で

興味深いものがあったので、ご紹介します。

 

◆『戸籍謄本 保険会社が代金支払ってもよいか』

 

これは、保険会社が、そのお客さんのために、

戸籍謄本を取得しようとしてるみたいですね。

もし、報酬を得て、戸籍謄本の交付請求書を作成

するのなら、ダメです。行政書士の独占業務だから

です(例外あり)。違反すると、1年以下の懲役または

100万円以下の罰金になります。

(行政書士法 1条の2第1項、19条1項、21条2号)

 

無報酬とか、お客さんに交付請求書を書いてもらって、

単に提出の代理をするだけなら、OKだと思います。

 

 

◆『弟の戸籍謄本を取得』

兄が、弟と同じ戸籍に入っていれば、取得できます。

異なる戸籍なら、取得できないのが原則です。

なぜなら、プライバシー保護の観点から、

戸籍謄本を取得できるのは、以下の人に限定されて

いるからです。

(戸籍法10条1項)

 

戸籍謄本を取得できる人

具体例

戸籍に記載されている者

本人

配偶者

夫・妻

直系尊属

父・母・祖父・祖母

直系卑属

子・孫

 

例外として、正当な理由等があれば、

上記以外の人にも認められる場合があります。

(10条の2)

 

例えば、兄弟が共同相続人で、

兄が家庭裁判所に遺産分割調停の申立てを

する場合。その申立てに必要な添付書類として、

兄が弟の戸籍謄本を請求することは、

自己の正当な権利行使として認められる

と思います(10条の2第1項1号)。

 

【参考リンク】

★ 行政書士法

 

★ 戸籍法

今日から確定申告の受付が始まりましたね。

自分も、早速、税務署へ提出しに行きました。

 

↓神戸税務署です。

事務所のすぐ近くなので、歩いて行きました。

 

昼頃だったのですが、

先にいらしたのは、4~5人くらい。

待ち時間は、約5分。

自分の番が来たので、職員さんに、

書類(確定申告書青色申告書・その控え)を渡しました。

あと、個人番号の確認のために、

マイナンバーカード』を提示しました。

もし、マイナンバーカードをお持ちでない方は、

『通知カード』 +本人確認書類』(運転免許証・保険証など)

になるかと思います。

 

職員さんが、内容を確認されてから、

控えに受領印を押して、返してくれました。

 

この、職員さんとのやり取りが、約2~3分。

全部で、10分くらいで終わりました。

思ってたより簡単で、早かったですね。

 

それと、提出する際の『書類のとじ方』について、

ネットで調べると、クリップやホチキスなど

色々でてきますが、何もしなくてもOKのようです。

ただ、原本と控えをはっきり分けて提出した方が、

職員さんの負担が減ると思います。

(原本と控えを分けるのに、手間取っておられたので)

 

確定申告書(平成30年度分)の提出期限は、

平成31年3月15日(金)まで、です。

個人事業主の方は、早めに提出されることを

おススメします。

 

<参考リンク>

所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁

海外から戸籍謄本を取寄せようと

している日本人の方がいらしたので、

『海外への書類の送付方法』を調べてみました。

 

海外への郵送は、国内よりも事故の可能性が

高まります。なので、配達状況を追跡できるもの

が良いと思います。それを満たしたうえで、

使えそうなのが、2つ見つかりました。

 

・航空便(国際書留付き)

・EMS(国際スピード郵便)

 

両者の主な違いは、料金と日数です。

 

 

長所

短所

兵庫県 NY

航空便

(国際書留付き)

安い

遅い

810

10

EMS

(国際スピード郵便)

速い

高い

2,000

2

 

航空便(国際書留付き)

安さを重視するなら、こちらです。
でも、日数は、かかります。

例えば、兵庫県からニューヨークへ送る場合、

810円、約10日。

 

船便はもっと安いですが、数か月かかるので対象外

にしています。

 

EMS(国際スピード郵便)

速さを重視するなら、EMSです。

でも、料金は高いです。

兵庫県からニューヨークへ送る場合、

2,000円、約2日

 

送付方法

いずれも、郵便局で受付しています。

専用ラベル(国際書留用・EMS書類用)があるので、

それに英語で記入します。

封筒は、日本で普段使ってるものでOKのようですが、

EMS専用封筒なら、50円で販売されています。

 

参考リンク

 

国際郵便(郵便局のHP)

 

国際郵便・料金と日数を調べる(郵便局のHP)

 

EMS(郵便局のHP)

 

EMS料金表(郵便局のHP)

 

EMSラベルの記入方法(郵便局のHP)

確定申告書の提出方法は、3つあります。

 

 

メリット

デメリット

直接持参

分かりやすい

遠い場合、
交通費がかかる

郵送

遠方や忙しい場合
に便利

郵送費がかかる

e-tax

自宅や職場から

申告できる

マイナンバーカードと
ICカードリーダーが必要

 

自分は、事務所の近くに税務署があるので、

直接持参することにしました。

 

直接持参

申告書などを紙に印刷して、税務署に持参する方法です。

1番分かりやすいと思います。

 

郵送

税務署が近くになかったり、お忙しい方は、

郵送することもできます。

受領印が欲しい場合は、控えと返信用封筒(切手貼付け)

を同封すれば、返送してくれます。

 

e-tax

パソコンの操作に詳しい方は、e-taxが便利です。

自宅や職場から、申告できます。

ただし、マイナンバーカード(無料)と

ICカードリーダー(約1~3千円)が必要です。

 

 

 

 

 

【参考リンク】

 

確定申告特集(国税庁)

 

申告書の提出先(税務署の管轄一覧)

 

e-Tax(国税電子申告・納税システム)

 

マイナンバーカード 総合サイト

 

確定申告の時期が、近付いてますね。

自分は、昨年開業したばかりで、

確定申告は初めてですが、

提出書類は、無事に作成できました。

他の方の参考になればと思って、

簡単にまとめておきます。

 

確定申告の提出時期(平成30年度分)

平成31年2月18日(月)~3月15日(金)

 

使用した会計ソフト

 『やよいの青色申告 オンライン』です。

簿記3~2級の知識があれば、十分使えます。

税金の計算とか、難しいことは、

ソフトが自動でしてくれます。

途中で、どうするのか悩む事もありましたが、

ネットで検索すれば、解決しました。

 

 

 

 

 

途中で悩んだ点

・開業費の償却方法

・提出方法

 

開業費の償却方法

開業費とは、開業前に支出した費用のことです。

たとえば、

開業前の事務所の家賃

開業前の電話代

開業前備品購入代

です。

これらは、簿記の仕訳で、開業日に、

『開業費』(繰延資産)として、

いったん資産計上します。

それから、決算時に、費用計上していきます。

 

その方法は、2つあります。

開業費の償却方法

根拠

節税効果

難易度

5年の均等償却

会計基準

簡単

任意償却

税法

やや難

 

5年の均等償却

5年間で、均等配分する方法です。

たとえば、開業費が50万円の場合、

50万円÷5=10万円

10万円ずつ、5年間にわたって計上していきます。

この方法は、簡単なのがメリットです。

ただし、節税は考えていません。

これがデメリットになります。

 

●任意償却

好きな年に、好きな金額を計上する方法です。

全額を1年で計上してもいいし、

全額を、翌年以降に繰り延べることもできます。

もうけが多い年に、たくさん費用計上して、

逆に、もうけが少ない年に、少なめに費用計上すれば、

納める税金は、少なくなります。

節税に役立つのがメリットですね。

ただし、どの年に、いくら計上すれば良いのか、

考える必要があります。所得税の場合、費用だけでなく、

所得控除とかも絡んでくるので、やや難しいです。

これがデメリットですね。

 

自分は、任意償却にして、全額を翌年以降に

繰延べることにしました。

やよいの操作画面は、次のようです。

 

 

話が長くなったので、『提出方法』については、

次回の記事で、書こうと思います。

 

<参考リンク>

確定申告特集(国税庁)

様式や手引きを、ダウンロードできます。

 

開業費の入力方法(やよいの青色申告オンライン)

やよいの操作方法です。

 

開業費と繰延資産の基礎知識!(freee)

やよいのライバル会社ですが、

開業費の説明は、こちらの方が分かりやすいです

当事務所のHPへ、

『戸籍謄本 戸籍抄本 違い』

で、検索して来られる方が多いです。

なので、ここで簡単に説明してみます。

 

戸籍とは?

戸籍とは、人が生まれてから死亡するまでの

身分関係を記録するものです。

たとえば、

いつ、生まれたのか

いつ、誰と、結婚したのか

いつ、死亡したのか

などが、記録されています。

 

戸籍謄本と戸籍抄本

戸籍を証明する文書には、2種類あります。

・戸籍謄本(とうほん)

・戸籍抄本(しょうほん)

 

両者の違いは、次のようです。

 

戸籍謄本

戸籍抄本

記載される人

全員

一部の人

使う場面

相続など

資格の登録など

 

戸籍謄本は、戸籍に入っている全員が記載されます。

相続手続きで、利用されます。

誰か相続人か調べるのに、詳細な情報が必要だからです。

 

戸籍抄本は、一部の人のみ記載されます。

資格の登録手続きなどで利用されます。

プライバシー保護の観点から、

本当に必要な人の情報のみ記載します。

 

サンプル

 

●戸籍謄本のサンプル

戸籍の全員が記載されます。

この例だと、

田中太郎(父)※筆頭者

田中花子(母)

田中一郎(長男)

田中次郎(二男)

 

 

 

●戸籍抄本のサンプル

一部の人のみ記載されます。

この例だと、

田中次郎(二男)のみ。

 

 

株式会社の電子定款の作成で、

必要な書類が、1通増えましたね。

 

★ 実質的支配者となるべき者の申告書

 

これは、マネーロンダリングやテロなどに、

株式会社制度が悪用されるのを防ぐためのものです。

会社の実質的支配者の氏名・住所などを

申告してもらうことになります。

 

<実質的支配者とは?>

 

(1)株式の50%超を保有する人

(2)株式の25%超を保有する人

(3)事業活動に支配的な影響力を有する人

(4)代表取締役

 

(1)から順番にチェックして、

該当すれば、その人が実質的支配者です。

 

<具体例>

田中さん 株式の80%所有

加藤さん 株式の20%所有

 

この場合、田中さんが実質的支配者です。

 

<記入例>

当事務所のお客様向けの記入例です。

 

<参考リンク>

日本公証人連合会のHPで、

パンフレットや、ひな形をダウンロードできます。

http://www.koshonin.gr.jp/business/b07_4#newteikan

 

AdWords Expressの管理画面です。

ここで、ネット広告の、重要な情報を

読み取ることができます。

 

◆ 1クリックいくらなのか?

4,292円(費用)÷38回(クリック数)=112.947…

113円であることが分かります。

 

※『電子定款作成』の広告の場合です。

※この金額は、状況により変動します。

 

◆ クリックされた方のデバイスは?

スマートフォン 32%

タブレット 13%

パソコン 55%

 

パソコンとモバイルは、同じくらい

昔はパソコンが大多数でしたが、

今はモバイルも、かなり増えています。

なので、ホームページもモバイル対応することが

大事だと分かります。

 

◆ どのような単語で検索されて来たのか?

上位から…

(1)電子定款

(2)定款 申請

(3)定款 目的

(4)会社 定款

(5)会社設立

 

電子定款作成で、広告をだしているので、

『電子定款』が一番多いです。

また、『定款』や『会社』など、関連する単語でも、

検索されていることが分かります。

 

グーグルで、初めてネット広告を出しました。

同じく広告を出そうか迷ってる方も

いらっしゃると思うので、参考までに

記事を書いておきます。

 

まず、グーグルの広告には、2種類あります。

・AdWords Express(初心者向け)

・Google 広告(詳しい人向け)

 

両者の違いは、次のようです。

 

AdWords Express

Google 広告

対象者

初心者

詳しい人

操作

簡単

難しい

設定できる項目

少ない

多い

検索ワード

選べない

選べる

予算設定

1か月単位

(ex. 1か月3万円)

1日単位

(ex.1日1000円)

 

私は初心者なので、AdWords Expressを選びました。

操作画面は、以下のような感じです。

 

 

<広告文言の編集>

広告のタイトルや説明文は、自分で考えます。

クリックしてもらえるかが決まる重要な部分です。

競合相手の広告とかも参考にしながら、決めました。

 

 

<広告を表示する地域の設定>

どの地域の方に、広告を見てもらうかを決めることができます。

飲食店・美容室など、近くにお住いの方を対象にする場合は、

ここで地域を絞ることができます

私の場合、電子定款作成は日本全国に対応しているので、

日本全域を選びました。

 

 

<予算の設定>

ここで、1か月の予算をいくらにするか決めます。

1日あたりどのくらいかは、グーグルが自動で計算してくれます。

私は、初めてのネット広告ということもあって、

少なめの、1か月1万円にしました。

 

 

※ 今回の記事は長くなるので、次回に続けます。

次回以降で、1クリック何円かかるのか、

AdWords Expressの良い点・悪い点などについて、

書きたいと思います。