当事務所のHPへ、

『戸籍謄本 戸籍抄本 違い』

で、検索して来られる方が多いです。

なので、ここで簡単に説明してみます。

 

戸籍とは?

戸籍とは、人が生まれてから死亡するまでの

身分関係を記録するものです。

たとえば、

いつ、生まれたのか

いつ、誰と、結婚したのか

いつ、死亡したのか

などが、記録されています。

 

戸籍謄本と戸籍抄本

戸籍を証明する文書には、2種類あります。

・戸籍謄本(とうほん)

・戸籍抄本(しょうほん)

 

両者の違いは、次のようです。

 

戸籍謄本

戸籍抄本

記載される人

全員

一部の人

使う場面

相続など

資格の登録など

 

戸籍謄本は、戸籍に入っている全員が記載されます。

相続手続きで、利用されます。

誰か相続人か調べるのに、詳細な情報が必要だからです。

 

戸籍抄本は、一部の人のみ記載されます。

資格の登録手続きなどで利用されます。

プライバシー保護の観点から、

本当に必要な人の情報のみ記載します。

 

サンプル

 

●戸籍謄本のサンプル

戸籍の全員が記載されます。

この例だと、

田中太郎(父)※筆頭者

田中花子(母)

田中一郎(長男)

田中次郎(二男)

 

 

 

●戸籍抄本のサンプル

一部の人のみ記載されます。

この例だと、

田中次郎(二男)のみ。