夜、布団に入っても頭が
ぐるぐるして眠れない…
眠れても途中で何度も目が覚める
朝起きてもスッキリしない
そんな日が続くと、
昼間のやる気もなくなるし、
心まで不安定になりますよね。
薬やサプリに頼るのは抵抗があるし、
できれば食事で改善できたらいいなと
思っていませんか?
眠れない原因は
単に寝る時間が遅いからではなく、
体内のエネルギーや血液の巡り、
そして心を落ち着ける「陰」の
バランスが乱れていることが多いです。
薬膳では、
眠るための土台を「日中の食事」
で整えることを重視します。
夜だけでなく、
朝からの食事の積み重ねが、
夜の眠りの質を決めるのです。
人の体は昼間に活動して
「陽」のエネルギーを使い、
夜になると「陰」のエネルギーを
補って休息モードに入ります。
しかし、
カフェインや糖分の多いおやつ、
夜遅い夕食、
冷たい飲み物などで
胃腸に負担をかけると、
陰のエネルギーがうまく作られず、
夜になっても交感神経が
優位のまま。
すると眠りが浅くなったり、
夢ばかり見る状態になります。
薬膳では
これを「血虚(けっきょ)」や
「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」と
呼び、血や栄養が心と脳に
届かないために起こると考えます。
また、
冷えや水分代謝の滞り(痰湿)があると、
体はリラックスできず、
寝つきが悪くなります。
50代女性
「眠りが浅くて夜中に
何度も目が覚める」という
悩みを持っていました。
お話を聞くと、
夕食は20時以降、仕事中は
甘いパンとコーヒーで
小腹を満たす生活。
朝食も食べたり食べなかったりでした。
そこで提案したのは
「夕食を軽めにして、
昼にしっかりたんぱく質と
温かい汁物を取る」
「午後の間食を、
ナッツや甘栗に変える」
「寝る前にホットミルク
+黒ごまを飲む」の3つ。
2週間後、
「夜中に1度も起きない日が増え、
朝の目覚めが全然違う!」
と喜んでくれました。
ポイント
夜に何かを足すのではなく、
日中から眠れる体を作ることでした。
・血を補って眠りを深くする
→レバー、黒ごま、ほうれん草、
黒豆、クコの実
・心を落ち着ける
→小豆、百合根、蓮の実、はちみつ
・冷えを取って巡りを良くする
→生姜、ねぎ、シナモン、羊肉
・胃腸を整えて陰を作る
→温かい汁物、さつまいも、
かぼちゃ、山芋
・寝る前におすすめ
→ホットミルク+黒ごま、
甘酒+生姜、カモミールティー
眠りの質は、
夜だけでなく「朝から作られる」。
明日のための眠りは、
今日の一口から始まります。
有難うございました♪

