「夕方になると足がパンパン…」
「朝起きたら顔がむくんでて
気分も下がる…」
「水を飲んだだけで
太る気がする…」
そんな風に感じる日、
ありませんか?
実はそれ、
単なる塩分や水分の
摂りすぎではなく、
「体の中の巡り」が
うまくいっていない
サインかもしれません。
むくみは
「利水(りすい)
・健脾(けんぴ)
・活血(かっけつ)」
の3方向から整えると、
自然にラクになっていきます。
ポイントは、
「体にたまった水を追い出す」
「水を溜めやすい原因を取り除く」
「巡りを良くする」
この3つを、
毎日の料理に
「ちょっと仕込む」だけ。
薬膳では、
むくみの原因を3つ
に分けて考えます。
1つ目
水の排出が
うまくいっていない状態
(=利水の力が弱い)
2つ目
消化吸収を司る
「脾(ひ)」の弱り
(=水をさばけない)
3つ目
血の巡りが滞っている状態
(=血流が悪いことで水も滞る)
よくあるのが、
「冷え+胃腸虚弱+運動不足」
のトリオ。
アイスや冷たい飲み物、
生野菜ばかりの食事、
遅い夕食などで「脾」が弱ると、
体内の余分な水を処理できずに
むくみに変わっていきます。
そこに冷えや運動不足が重なると、
さらに巡らなくなって
悪化していきます。
むくみケアというと、
「カリウムを摂ろう」
「塩分を控えよう」
といったアドバイスが多いですが、
それはあくまで一部。
実際には
「巡らせる」「温める」
「胃腸を整える」
ことが同時にできる
薬膳的アプローチが、
毎日の体調を根本から整えるのです。
■巡りを良くする
血と水を動かす薬膳食材
・生姜、ねぎ、シナモン
➡️温めて血行を良くする
・黒きくらげ、紅花
➡️血の滞りに
・黒豆、ナツメ、黒ごま
➡️巡り+補血も◎
■利水を助ける
水の排出を促す薬膳食材
・はとむぎ、とうもろこしのひげ、冬瓜
➡️むくみに特化
・緑豆、きゅうり、春雨
➡️体にこもった余分な熱と水を出す
・セロリ、パクチー
➡️香りで気を巡らせつつ利水
■脾(消化器)を整える
水が溜まりにくい体に
・かぼちゃ、山芋、じゃがいも
➡️胃腸のはたらきを助ける
・雑穀(もち麦、押し麦、赤米)
➡️消化を助けながら代謝UP
・炒り米茶、お粥
➡️弱った胃に優しいリセット食
■簡単レシピアイデア
・はとむぎと長芋のとろとろスープ
→はとむぎ30gを柔らかく炊き、
すりおろした長芋・出汁・少量の
塩で味付け。
温めてとろみを出すだけ。
夜のケアにぴったり。
・セロリと黒きくらげの中華炒め
→セロリの茎と戻した
黒きくらげをオイスターソースと
酒少々で炒める。
香りと食感で気と血を動かし、
むくみを防ぐおかずに。
・とうもろこしのひげ茶
→とうもろこしの皮とヒゲを
捨てずに乾燥させ、
お湯で煮出してお茶代わりに。
軽い利尿作用でむくみのサポートに。
むくみは
「体ががんばってるよ」
というサイン。
だからこそ、
薬に頼る前にできることは
たくさんあります。
大切なのは、
がんばることじゃなく
「やさしく整えること」。
「めんどくさくない」
「おいしい」「続けられる」
そんな薬膳を、毎日の食卓に
少しずつ仕込んでみませんか?
気づけば、鏡の中の顔も、
夕方の脚も、
ふんわり軽くなっているはずです。
