「なんか最近、だるいし、
イライラしやすくて…
やっぱり更年期かな?
でも、病院行くほどでもないし、
薬もできれば
飲みたくないんだよね…」
そんなふうに思っている方、
実はとても多いです。
気づけば、気分の波、
肩こり、寝つきの悪さ、
肌荒れなど…不調の数が増えていく。
でも「更年期=我慢」
とは限りません。
実は、毎日の食事で
「ラクになるスイッチ」
を入れることができるんです。
更年期の不調は、
「ホルモンバランスを整える」
だけでなく
「血流」と「消化力」を
高めることで驚くほど
ラクになります。
そして、それを支えるのが
「季節に合った食材を、
胃腸にやさしい形で食べる」こと。
この食べ方の「工夫」こそが、
専門的な知識がある人
にしか伝えられない本質です。
更年期の主な不調は、
ホルモンの変化によって
自律神経が乱れることで起きます。
たとえばホットフラッシュ、
イライラ、動悸、
寝つきの悪さなど。
これらの症状は、
「気・血の巡り」が
滞ることでさらに悪化します。
巡りをよくするために
大切なのは、次の3つです。
胃腸の働きを整えて
「吸収力」を上げる
→栄養をとっても消化吸収できなければ
意味がありません。
冷たいもの、生もの、
脂っこいものは
なるべく避け、
温かい調理で消化を
助けましょう。
血を増やし、巡らせる
→更年期女性は「血虚(けっきょ)体質」
に傾きがち。
髪がパサつく、眠れない、
情緒が不安定という人は
「血」を増やす食材
(黒豆、クコの実、赤身肉など)
を意識して。
季節に合わせて体をととのえる
→夏は「汗で気が消耗する」、冬は「冷えで血の巡りが滞る」
など、季節の影響も
無視できません。
薬膳では、気候に応じて
体を守るという視点が
とても重要です。
女性Aさん(49歳)
ほてりと不眠、さらに
情緒不安定に悩まれていました。
ご本人の体質を見た上で、
朝は温かい具沢山の味噌汁に
玄米+納豆、夜はスープ
+魚中心のおかずに
切り替えてもらいました。
また、
「間食はチョコから、
くるみ&レーズンへ」
などちょっとした変更も。
1か月後、
「あれ?夜、ぐっすり眠れてる…」
と実感
2ヶ月目
「肌の乾燥もマシになった!」
との声が。
ポイントは、
「何を食べるか」より「どう食べるか」。
シンプルな食材でも、
組み合わせとタイミングで
体の巡りが変わってくるのです。
●ホットフラッシュやほてりに
→青魚(サバ・イワシ)
+緑黄色野菜+亜麻仁油
→熱を冷ましつつ、
血を巡らせる組み合わせ
●イライラや気分の浮き沈みに
→大豆製品(納豆・豆腐)
+バナナ+発酵食品(味噌・キムチ)
→イソフラボンと腸活で
セロトニンの原料をサポート
●疲れやすさ・だるさに
→鶏むね肉や卵+玄米
+かぼちゃやにんじん
→「気」を補い、
胃腸を立て直す組み合わせ
●寝つきの悪さや不眠に
→温かい豆乳+くるみ+干しなつめ
→神経を鎮め、
血を補って深い眠りに導く
更年期は
「終わるのを待つもの」ではなく、
「自分で整えていけるもの」。
薬に頼る前に、
まずは自分の体にやさしい
「ごはん」を整えてみませんか?
ほんの少しの工夫で、
心と体がふっと軽くなる。
その一歩を、
今日の食事から始めてみましょう。
