朝起きた瞬間から、
なぜかイライラ。
誰かに何かされたわけじゃないのに、
子どものひと言、職場の空気、
LINEの通知にピリついてしまう。
夜は早めに布団に入っているし、
寝不足なわけでもないのに、
なんとなくスッキリしない。
休みの日も
「何もしなくていいはずなのに
気が休まらない」
そんな気持ちがずっとついて回る。
周りには「元気そう」
「明るいよね」と言われても、
心の奥ではモヤモヤが
晴れないまま。
「こんなに感情に
波があるって…
メンタル弱ってる?」
ふと検索する自分がいたりして、
ちょっと不安になること、
ありませんか?
実は、
心と食事には深い関係が
あります。
気分や感情の安定には、
脳内で分泌される「セロトニン」
や「GABA」といった
神経伝達物質が関係していて、
これらはただ
生まれつきの性格や
ストレス耐性だけで
決まるわけではありません。
材料となるのは、
私たちが日々食べている
「栄養素」
セロトニンの合成には、
たんぱく質(トリプトファン)、
ビタミンB6、マグネシウム
などが必要です。
また、腸内環境の乱れも
セロトニンの生成に影響することが
わかってきています。
つまり「気分の波」や
「イライラ」は、
食生活によって穏やかに
整えていくことが
できるということ。
薬に頼る前にできる
「心の土台作り」として、
今注目されているのが
「メンタルにやさしい食べ方」
なのです。
ある40代女性
受講生さんのケースです。
「仕事終わりになると無気力。
家に帰っても何もしたくない。
家族にも冷たく当たってしまい
自己嫌悪に…」
と悩まれていました。
食事を振り返ると、
朝はコーヒーだけ、昼はパンや外食、
夜は疲れてお菓子や丼もので
済ませることも多かったそうです。
まず取り組んだのは、
「朝食を変えること」。
たんぱく質と食物繊維を
中心にした
「玄米おにぎり+ゆで卵+味噌汁」
に切り替えただけで、
1週間後には「朝のダルさが
マシになって、イライラも
少なくなった気がする」と
ご本人も驚く変化が。
2週間後には
「夜まで気力が持つようになった」
と実感されていました。
難しいことはしていません。
ただ、朝にしっかりと
「心に必要な栄養」
を入れてあげただけ。
この「ちょっとした積み重ね」が、
気分の土台を静かに、
でも確実に整えてくれるんです。
🌱では、具体的にどんな食事が
「心にやさしい」のでしょう?
ポイントは3つです。
☝️たんぱく質
(セロトニンの材料になる)
☝️ビタミンB群・マグネシウム
(脳の神経伝達に関与)
☝️発酵食品や食物繊維
(腸内環境を整え、
セロトニン生成を助ける)
これらを無理なく
日常に取り入れるだけ。
徐々にですが気分の波が
緩やかになり、
「今日、なんだか落ち着いてるかも」
と感じる日が増えてきます。
🟡気分や心にやさしい食事の提案
🌿朝、気持ちよく
スタートしたいとき
→玄米おにぎり+ゆで卵+
具だくさん味噌汁
(小松菜・わかめ・豆腐など)
→無糖ヨーグルトにバナナと
きなこをプラスするのも◎
🌿リラックスして眠りたい夜
→トマトリゾット+
蒸しブロッコリー+カモミールや
ラベンダーのハーブティー
→温かいスープに
しょうがや豆乳を入れてホッと一息
🌿心がバタバタして落ち着かない日
→豆乳バナナスムージー
+ゆで卵+ミニトマト
→納豆ごはん+みそ汁+
キウイなどビタミンCもおすすめ
すべて、コンビニでも
揃えられるような食材で
手軽にできる組み合わせ。
食事は1日3回あるからこそ、
どれか1回だけでも
「自分のための一皿」に変えると、
心にじわじわ効いてくるんです。
「こころ」に効く一皿は、
いつでもキッチンから始められる。
今日は何を作ろう?ではなく
「今日は自分を整えるものを選ぼう」
と視点を変えるだけで、
暮らしも、気分も、少しずつ
変わっていきます。
なんだか不調。
でも何から始めたら
いいかわからない。
そんなときは、
まず「食べること」で
「自分のごきげん」
と向き合ってみてください。
今日も、自分をやさしく整える一口を。
それは、心と体にそっと効いてくる、
大切なケアの始まりです。
