朝起きた瞬間、
「あれ?今日はなんか元気」
って日もあれば、
「もう布団から出たくない…」
と感じる日もある。
昨日と同じ生活を
していたはずなのに、
今日はなんだか
体も心も重だるくて、
やる気が起きない。
でも熱があるわけじゃないし、
具合が悪いとまで
言えるほどじゃない。
それでも、朝の家事や出勤準備、
子どもの送り出しが
ひとつひとつ重く
のしかかってくるように感じる──。
そんな「理由のわからない不調」、
ありませんか?
実はそれ、
更年期の入り口でよく起きる
「波」かもしれません。
40代後半〜50代前半は、
女性ホルモンの分泌が
大きく変化する時期。
体が少しずつ変わり始め、
自律神経や睡眠の質、
心の状態までもが日によって
ゆらぎやすくなるのが特徴です。
例えば…
・前日は元気だったのに、朝からだるい
・夕方になると気分が落ちてくる
・月経のリズムが乱れ、気分が乱高下する
・眠っても疲れが取れない
これらは、
すべて更年期にありがちな
「体と心の波」です。
ただこの波、
何もせずに我慢するしかない
わけではありません。
ちょっとした対策や意識の持ち方で、
かなりラクに過ごすことができるんです。
◆症状が出る日は
「仕方ない」と思ってOK
まず大切なのは、
「今日の体調はちょっと違うな」
と気づいたら、
無理にいつも通りに
がんばらないこと。
体調が悪いと感じた朝には、
・頑張らなくても済む
家事の優先順位を考える
・家族に
「今日はちょっと不調だから手伝って」
と伝える
・作り置きや冷凍ストックを
活用して食事の負担を減らす
など、「力を抜く選択」
をしてみてください。
講座に通っている50代の女性は、
「以前は体調が悪いと
「なんとかしなきゃ」と
力が入って余計に
しんどくなっていた。
でも、先生に
「今日は力を抜いていい日」
って言ってもらえてから、
家族にも頼れるようになって
気持ちがラクになりました」
と話してくれました。
◆調子がいい日は、
自分を満たすことをちょっとだけ
逆に、「今日はちょっと元気だな」
と感じる日こそ、
自分の心がふわっと緩むようなこと
を取り入れるチャンスです。
・朝5分だけ、自分の好きなお茶を
丁寧に入れる
・お気に入りの音楽を流しながら
身支度する
・1人でゆっくり朝ごはんを
食べてみる
たったこれだけでも、
体と心がスーッと
整ってくるのを感じられるはず。
その「気持ちの余裕」が、
また明日への力になっていきます。
◆「食べること」は
毎日の体調の土台
更年期の揺らぎ期に特に大切なのが、
「日々の食事」。
薬膳では、
季節や体質に合った食材を選ぶことで
不調を予防したり、
改善したりできると考えます。
例えばこんな食材がオススメです
🔹疲れやすい
→ 山芋・黒ごま・鶏むね肉
🔹気分が沈む
→ なつめ・小豆・みそ汁
🔹冷えが気になる
→ 生姜・ネギ・黒きくらげ
🔹乾燥やシワが気になる
→ 白きくらげ・人参・アーモンド
受講生の方で、
「朝ごはんに
黒ごまとなつめのお粥を取り入れたら、
1週間で目覚めがスムーズになって、
体が軽くなった気がします」
という声もありました。
「食べることで体調が整う」
という安心感は、
毎日のゆらぎに振り回されない
「自信」にもつながります。
◆自分を大切にする「小さな選択」を
更年期は、
急激な変化があるというより、
少しずつ心と体が変わっていく
「ゆるやかな坂道」のようなもの。
その道を穏やかに歩いていくために、
毎日ほんの少しだけ
「自分を労わる選択」
を意識してみてください。
・今日はあったかい汁物にしよう
・朝は白湯だけでも飲んでみよう
・やる気がない日は、早めに横になろう
そうした積み重ねが、
数ヶ月後にはしっかり
「体の変化」として表れてきます。
もし今、なんとなくの不調で
モヤモヤしていたら、
「自分のリズムに合わせて
過ごしていいんだ」
と思ってあげてくださいね。
あなたの体は、
ちゃんとあなたにサインを
送っています。
それにやさしく
気づいてあげられるのが、
今のあなたの大きな力です。
