ラップ(元気回復行動プラン:WRAP)のワークショップに参加してきた。 自分と同じように、あらゆる心理学のワークショップに参加するお友達からのお誘い。
そのお友達は、支援者と名乗らない支援者。
当事者と支援者という枠組みを持たないところに共感する。
ラップ(WRAP)とは、
毎日を元気で豊かに生きること、
また、気分を乱すような状況への気づきを高め、
調子が乱れたときに元気に向かうことを促してくれる、
自分で作る、自分のための行動プラン。
普段の生活を意識的に営むことの、とてもシンプルなガイド。
うつ病患者のやたらと多い日本では、
ファシリテーターもたくさん育ってきている。
ワークシートのPDFを探したけど、
どれだかわからなかった。
英語の原文なら見つかった。
ワークシート
原文のPDFリンク 【冒頭抜粋】
The Wellness Recovery Action Plan is a framework with which you can develop an effective approach to overcoming distressing symptoms, and unhelpful behaviour patterns. It is a tool with which you can get more control over your problems. WRAP was originally developed by Mary Ellen Copleand and a group of mental health service users who wanted to work on their own recovery – this is what they found worked for them.
Developing your own WRAP will take time, it can be done alone, but many find it very valuable to have a supporter – someone they trust, and work on it together.
間違っていたらごめんなさい。
翻訳してみた。
【翻訳】
WRAPは、悲惨な症状や効果のない行動パターンを克服する、効果的なアプローチを開発するためのフレームワークです。
これは、あなたがあなたの問題をよりコントロールできるツールです。
WRAPはもともとMary Ellen Copleandと自分の回復に取り組むメンタルヘルスサービスユーザーのグループによって開発されました。
あなた自身のWRAPを開発するには時間がかかりますが、それは単独で行うことができます。
しかし、多くの人は彼らが信頼しているサポーターを持つことが非常に価値があると感じています。
うつ病患者に限らず、
生き方が楽になる方法として
凡庸性は高いように感じる。
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また、WRAPには、価値と倫理について書かれた部分がある。
ファシリテーターとして、わたしは、
参加者を尊敬する。 参加者をありのままに、個性的で特別な人として認める。 誰にとってもリカバリーに際限はないのだということを常に伝える。 希望の感覚を大切にする。 人々の経験を受け止め、肯定する。 その人の尊厳を尊重し、慈しむ気持ち、敬意、無条件の尊敬をもって接する。 最終的な回答ではなく、人々に選択の自由と選択肢を示す。 一人一人が自分に関する専門家(エキスパート)なのだという考えを支持する。 このクラス(グループ)は、参加者は自分自身の経験と他の人の経験から学びます。このクラス(グループ)は、次のことに基づいています。
自分で決めること:扉を開くものであっても、それぞれの進む道を定めるものではない。 平等の信念:他の人より、人として優れていたり価値が高いという人は存在しない。 理解を深め元気を促進するために、お互いに協力し、お互いに学びあうモデルである。 他の治療法に取ってかわるものではないけれども、それらを補うことができる。 誰の哲学にも合わせることができる。 経験している困難の重さにかかわらず、誰にとっても簡単で安全なものである。 当たり前の感覚に基づいている。 誰にでもできることである。 常に変化している:知識は常に拡大し際限がない。 どのような哲学やモデルにも基づいていないが、どのような哲学やモデルも取りいれることができる。 プログラムというだけではなく、生き方である。 大きなエゴ、“権力顕示”、思い上がり、偏見、憎しみが入り込む余地はありません。それぞれが抱えている問題、おかれている状況に関わらず、誰もがその場に属しています。あらかじめ定められた結果があるわけではありません。自分自身のゴールを目指して、それぞれがそれぞれのペースで進んでいきます。
政治的な議題は取り扱いません。
(政治的議論は、他により適切な方法で扱われるべきでしょう)
常に、性的行動に関する厳密な行動基準に従うようにします。
ファシリテーターとして、性的な誘い、ハラスメント、差別と受け取られるような行動は差し控えます。クラスで、そのような行動をとる人がいた場合、それらは受け入れられないものであることを伝えます。そのことについて困難を感じる場合には、この問題に関してサポートをしてくれると確信できる人に相談します。
参加者にとって、安全で、安心でき尊敬されていると感じられる雰囲気をつくるために、最大限の努力をします。
こうしてとっても丁寧にルールが決められている。
性的行動に関する厳密な行動基準に従うようにします。
という、丁寧な説明も好感が持てる。
そして、今日の授業は「クライシスプラン」について。
自分で自分について、判断できなくなった時、大きな混乱が生じ、
自分ひとりでは対応しきれない状況に陥ること。
そのような事態をクライシス(危機)とよぶ。
授業ではどのようにクライシスに陥り、
それをどうやって脱してきたかを話し合って
自分の状態を確認していく作業だった。
(普段コンフィデンシャル《守秘義務のある》なワークばかりだから、
こうして内容を公開できるのが少し嬉しいww)
あれれ?これってスマープ(SMARRP)と同じようなものだな。
スマープは、今年の春に
累犯刑務所の薬物更生指導プログラムに
参加したときにおこなった。
【Wikipediaより】
スマープ(SMARRP)とは、Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program:せりがや覚せい剤依存再発防止プログラム)とは、神奈川県立精神医療センターのせりがや病院にて開発された、精神刺激薬の覚醒剤への薬物依存症を主な対象とし認知行動療法の志向をもつ外来の治療プログラムである。
このプログラムは2006年より、松本俊彦が中心となって開発されている。派生するプログラムは各地域ごとに、多摩ではTAMARPPなどと呼ばれる。
また読書を通してセルフヘルプを行うためのワークブックも出版されている。
川崎市のフォーラムでは
同じような川崎版の「だるまーぷ」を行ったことがある。
スマープは、
薬物の使用の防止には認知行動療法を、
支持する場合には動機付け面接の原則をとり、
依存症の知識と具体的な対処スキルの修得をする。
WRAPもSMARRPも、
リカバリーという意味では同じ。
片方はうつ病、片方は薬物依存症のプログラム。
そう思った。
ワークの場は、皆さんとっても居心地良さそうでしたよ。
そして、自分も居心地良く感じた。
うつ病からの回復者と支援者が程よく混ざりあった場所だった。
ま、自分は薬物依存症者の集まりでも、だいたい居心地がいいけどね。
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カウンセラー
岩崎 風水
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先月のカウンセリング感想
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