一条工務店さんに建てて頂いた我が家ですが、夏季の室温や湿度はどうだったのか?という話です。
なお、こちらの話を読まれていることが前提になっています。
あと、こちらの温湿度シリーズの続きとなります。
生活環境について
我が家は、以下のような生活環境となります。
- うどんの国(香川県)
2人家族+ロボペット - 1階リビングに、6畳用エアコン
2階廊下に、6畳用エアコン - オール電化
全熱交換式の第一種換気
106㎡で32坪 - UA値 0.38 断熱等級6
C値 0.26
主に、平日は2階のエアコンのみを使用、休日はそれに加えて1階のエアコンも使用というような形を取っていました。
平日はテレワークで1人なのですが休日は2人になって、それだと少し暑いかな?という感じだったのが理由です。
以下、こういう環境で生活しているとこうだった、という話になります。
近い環境のご家庭であれば、参考になるのかな?と思います
我が家の室温
前回の松尾さんの記事によると、健康で快適な室温は20~27度という話でした。
そして我が家の、夏季の結果はこちらです。
【室温のグラフ】
このグラフは青色で室温を表していて、ついでに赤色が外気温です。
7月末~8月頭の室温がおかしいのですが、原因は「気象庁に頼らず温湿度を測定した話」ですので、無視して頂ければと思います
温度計自体は1階においていて、室温が28度前後になるようにエアコンの設定を調整していたのですが、まぁまぁうまくいった感じです
※26度に設定していました
まぁ松尾さんの基準から言うと、20~27度の範囲には入っていないのでアウトですね。
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我が家の相対湿度
前回の松尾さんの記事によると、相対湿度は40~60%に収めましょうという話でした。
そして我が家の結果はこちらです。
【相対湿度のグラフ】
相対湿度ですが、8~9月は50~65%を推移していました。
ご覧の通り、湿度が若干高めなのですが、これは理由があります。
エアコンは主寝室(左の部屋)ではなく廊下(右上)に設置しているのですが、意外と冷気が床を這うように寝室まで漂ってきたんですよね。
【2階の間取り図】
床から少し浮いているベッドではなく、床に直置きのお布団を使っているのが原因だと思いますが、冷気が漂ってくると結構不快でした
いわゆるコールドドラフトなのですが、まさか冬ではなく夏に悩まされるとは思ってもみませんでした。
なので夜間はエアコンの設定温度を29度に上げていたのですが、その影響で特に早朝は湿度が65%まで上昇していました。
もちろん、40~60%の範囲に収まっていないので、アウトですね。
我が家の重量絶対湿度
前回の松尾さんの記事によると、健康で快適な絶対湿度は6~12gという話でした。
そして我が家の結果はこちらです。
【絶対湿度のグラフ】
絶対湿度は概ね12~16gといった感じでしょうか?
かなりオーバーしていますね、アウトです。
実は夜はエアコンの設定温度を上げているのに加えて、洗濯物も干しているので、なおさら湿度が高いって感じです
あとグラフからは読み取れませんが、休日はエアコンを2台稼働させたのですが、これだと湿度は高めでした。
※ エアコンで除湿を行いたい場合は、2台で分担してゆるゆると動かすよりも、1台に全力で頑張って貰った方が効果的です。
消費電力について
直接関係はしないのですが、最後に2階のエアコンの消費電力と、家全体の消費電力をグラフにしてみました。
※ 家全体-2Fエアコン=その他、です
【消費電力のグラフ】
このグラフを見ていて思い出したのですが、7月は再熱除湿で、8月以降は冷房で動かしていたかもしれません・・・。
7月はちょっと消費電力が高めになっているので、なんかそんな気がします
こうやって見てみると、エアコンの消費電力は4~5割ぐらいを占めていますね。
24時間稼働なので当然かもしれませんが、結構おおいなーって印象です。
でも8月の電気代って11,704円だったので、快適に生活させてもらってこの金額であれば、まぁ払ってもいい金額かな?とは思っています
※ 電気代は、2023年8月の光熱費(太陽光なしで計算)より
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まとめ
という事で、健康で快適な生活の基準から言うと、オールアウトという結果になっちゃいました
でも快適かそうでないかと聞かれると快適だったので、そこはOKです。
問題は健康だったのか?というところで、湿度がやや高めだったのが不安に思っています。
というのも湿度が高いと、ダニが増えちゃいますからね。
ダニが増えるとアレルギーの原因になるので、可能なら避けたいところです
来年は、電気代が上がるのを覚悟で再熱除湿を使うか、除湿器を新たに導入するか、それとも諦めるのか。
何かしら除湿対策を考えてみたいと思います。
終わり。
以下は、温湿度の話シリーズの続きです。