次世代を担う子供たちの現在そして未来 -10ページ目

やればできる・・・はずなのだが

 今週来週と早起きの日が続くので,すっかり夜型になっているライフスタイルを強制的に朝型に変えるべく,起床時間をジワジワと早めている。


 とはいっても,夜更かしには最も適した今の季節,なんだかんだと起きていればあっという間に外が明るくなってしまう。そのため,睡眠時間が少なくなろうとも起床時間で調整するしかない(このあたりのことは,拙著「中学校に入る前に親がしてはいけない80のこと」でも書いた)。


 ちょうど1年前のこの時期には,早起きの習慣が身についていた。目覚ましがなくても7:30には起きることができていた。もちろん,あまちゃん を見るためだったが。


 7:30からBSを見て,その後8:00から地上波を見る


スタイルが出来上がっていた。


 朝から仕事のある土曜日にはワンセグで。8:00には視聴に集中できるよう,7:30には仕事場に入り授業準備とトイレを済ませる念の入れ様だったっけ。夏休みに都内の公立中で授業をする際にも同じスケジュールを自分に課したものだから,朝6時過ぎの電車に乗って都内へ向かう生活まで送った。


 早起きとか満員電車とか,そういったものがイヤで塾講師になったのに。


自分でも笑ってしまうほど,普通の人のような生活サイクルを体感できていたのだ。


 

 今回もやればできる。きっとできる・・・はず。



高校生親子で賑わう大学の合同説明会,親はなぜ同伴するのか?

高校生親子で賑わう東京12大学フェア、保護者の同伴率が増加傾向に


 都内12の私立大学が運営する東京12大学広報連絡協議会は5月24日、池袋サンシャインシティで「東京..........≪続きを読む≫




記事を一部抜粋させていただく。


 参加したのは、青山学院大学、慶應義塾大学、國學院大學、上智大学、専修大学、中央大学、東海大学、日本大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の12校。




  来場者の変化について、中央大学入試センター所長の中尾秀博教授は、ここ10年ほどで保護者の同伴率が増加していると話す。




 


 この見出しだけを読むと「保護者の過保護傾向が強まり,かつてに比べて子どもに干渉している」というニュアンスが伝わってくるが,ここに足を運ぶ保護者は決して過干渉じゃない。




 これは,私自身が「大学生の親」になったから言えることだが,




 (授業料という)高い投資に見合うだけの教育の質,将来への期待




 が得られるかどうかを,保護者自身の目で見定めているんだ。






 我々が高校生の頃は,確かに「大学受験は自分の受験(対比として『中学受験は親の受験』)」であり,保護者はその受験校や受験までの経過に口出ししない場合が目立った。




 しかしそれは「保護者が得られる情報に限りがあった,そもそも情報を持ち合わせていなかった」から



で,30年前と比べれば,受験に付随する情報は質も量も格段に違っていることもあり




 子どもが受験勉強をしながら,情報も自分で取捨選択できる




 のが当たり前という外野の考え方は,古臭くて楽観的すぎるのだ。




 


 また,30年前に比べれば「親が大卒」の割合も格段に増え,自身の経験と照らし合わせて「大学の格付けと質の変化」をキチンと見究めた上で,受験校選びの一つの材料としている点も無視できないし,今の親はバブル世代。自分たちが遊びほうけていたからこそ,自分の子どもが通うことになる大学の値踏みにはシビアになる,という仮説にそれほどの無理はないだろう。




 参加している12校はすべて私立大学。実際に通うとなればその授業料だって大変だ。




 親として支払うお金に価値があるのかどうか,ここはシビアに見ているよ。






「とにかく大学卒業だけは・・・」という考え方の親が多くいたのは一昔前。


今の親は,同伴もすれば口も出す。それは,




 投資に見合わないリターンしか見込めない大学がたくさんある




 ことを知っているからだ。子どもの進路や自立に干渉しているわけじゃないんだ。




 



急激に進化する「映像教材」のいま(2)

 この記事は「ぶんぶんどりむ」2014年4月号からの蔵出しです。





 その1はこちら




●「映像教材」の効果は使い方次第・・・逆効果になることも




 映像教材に最も期待されるもの,それは前述の「反転授業」の効果です。これまでは,一部の進学塾で先取り学習を進めていた子どもたちだけができていた予習を,民間サービスであっても安価で利用できる映像教材を上手に用いることで,誰もが自宅で行えるようになります。




 我々がかつて受けてきた学校教育では,知識は先生から子供へ与えられるものでした。親鳥とひな鳥の関係と同じで,親鳥(先生)が用意してくれる知識という名のエサを,ひな鳥(子供)が口を開けて待っているという構図だったわけです。 ところがこれからは,映像教材を手にできる子どもであれば,本人のやる気次第でいくらでも知識を先に吸収できるようになります。知識は与えられるものではなく,自ら獲得するものに変わるのです。自主性を養うという点において,これは学校教育の根幹を揺るがすほどの「子どもにとってプラスの変化」であると私は思います。




 その一方で,知識の吸収に貪欲でない子どもや学習習慣が出来上がっていない子どもにとっては効果が期待できません。興味や関心を持って教材に接しないと「ただ動画を見ただけ,何も頭に残っていない」ということは充分に起こり得ることですし,タブレット端末であれば寝転んでいても布団の中でも見ることができるわけですから,「学習習慣を身につける」という観点から子どもの様子にイライラするお母さんも増えることでしょう。




 お母さんがいくら「勉強しなさい!」と叫んだところで,子どもに「今,ちゃんとやってるでしょ(ニヤリ)」と寝転んでタブレット端末で動画を見ながら言われてしまっては,その効果には疑問符がつきます。

 何を,いつ,どのように勉強するのかについて,保護者がチェックしてあげることが映像教材を利用する上での注意事項と言えるでしょう。




●先生の役割も大きく変わる


 タブレット端末を配布・使用する学校は今後ますます増えることが予想されます。その結果,授業の進め方が大きく変わりますから,先生に求められの役割や資質も当然変わります。




 これまでとは違って先生自身が知識を伝えるわけでなく,子どもたちは基礎知識を頭に入れてくることが前提になっていますから,授業の進め方には工夫が必要です。予習をしてきていない子の扱いをどうするか,意見を出し合う際には「お客さん」になっている子がいないか気を遣う必要があります。




 つまり,先生にはコーディネーターとしての役割や教室管理能力がこれまで以上に求められることになるのです。30人もの子どもたちが何を学び・考え,何を発信しようとしているのかチェックすることは,私が想像する限り大きな負担だと思います。




 先生の中には「教えることが好き」「自身が子どものころに習った先生に憧れて」といった動機で仕事をしている方がたくさんいらっしゃいます。自分が子どもの頃に受けた授業を理想とする人が多いということは,逆にそれができなくなってしまうかもしれない映像教材の導入には必ずしも全員が肯定的とは限らないことを意味します。






 映像教材の最大のメリットは「何度も繰り返してみることができること」です。何度も繰り返すことで映像の内容を自分の頭の中にコピーしてしまえば受験にも効果が期待できます。その反面,皆さんが受講されている作文講座や算数・数学など,知識を得ることがゴールではなく,その活用に主眼が置かれる勉強については過度な期待は禁物です。映像教材はあくまでも「出演者の真似ができるようになる」ところまで。これが勉強といえるのかどうなのかあと数年は試行錯誤が続きそうですから,特に小学生に対しては使い方に注意が必要ですね。

急激に進化する「映像教材」のいま(1)

 この記事は「ぶんぶんどりむ」2014年4月号からの蔵出しです。


 昨年から今年にかけて,スマートフォンやタブレット端末を利用した「映像教材」に関する報道が多くなりました。高校生向けだったものが,今では小学生・幼児向けのサービスを開始する事業者も増え,公立小中学校での利用も始まっています。子どもたちの学習環境はどこまで変化していくのでしょうか。


●こんなにある「映像教材」の事例

 まずは,ここ数か月の間に報道された小中学生に関わる「映像教材」の事例についていくつかご紹介します。


(1)啓林館(算数・数学の教科書でおなじみ)・・・学習参考書・問題集など自社出版物の紙面を動画授業として配信するサービスを開始。参考書を執筆する有名進学校の教員20人が設問ごとに動画で解説してくれる。対象は啓林館の中高生向け参考書のうち高校用数学・英語・理科,中学校用など19冊分。サービスの利用料は月額500円携帯料金で一括決済でき、1カ月ごとに契約更新しなければ自動的に退会処理される。子供が使わないのに利用料だけ払うのを防ぐ。


(2)ディー・エヌ・エー(携帯ゲーム,プロ野球チームでおなじみ)・・・スマートフォンやタブレット端末向け映像教育講座を立ち上げ,小学校入学前の子どもを対象にした「小学校入学準備号」の提供を開始。2014年4月からは「小学1年生講座」を開始。受講料は小学校入学準備号が無料,小学1年生講座は6月末までの無料提供を経て7月から月額980円。対象学年は中学生、高校生向と順次広げる予定。


(3)ベネッセコーポレーション・・・中1向け教材に独自の端末を導入。今春には小1~5,中1~3,高1に対象を拡大。通信教育教材を自宅で端末を使って学ぶ。


(4)その他・・・すららネットは旺文社の中学生向け英単語問題集の配信を開始。ブックライブは英俊社が刊行する中学・高校別の入試問題集112冊を電子書籍化。
 

学校での導入事例も続々と報告されています。


(5)東京都荒川区・・・2014年4月から区立の全34小中学校にタブレット端末約9200台(先行配布分を含む)を配布すると発表し,2014年度区予算案に事業費約8億円を計上した。区内に24ある小学校(児童約8000人)では学年に応じて配布比率を変えて交代で端末を使うが,中学校10校(生徒約3000人)には1人1台を貸与する。


(6)佐賀県武雄市教育委員会・・・自治体単位で「反転授業」に取り組む方針。反転授業とは,子どもが自宅に持ち帰ったタブレット端末で動画教材を見て予習し,自分の考えを端末の「小テスト」に回答した上で学校の授業に臨み,意見を出し合いながら自分の考えをまとめたり応用問題を解くなどして、学力の定着を図るというもの。


(7)早稲田大学・・・開講科目の講義内容を紹介する動画やオンデマンド授業動画などを配信する授業内容公開サイト「WASEDA COURSE CHANNEL」を開設。学生や保護者はもちろん,社会人も含めて誰もが講義内容を動画で視聴でき,英語による授業コンテンツは早稲田大学高等学院や伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校で教材としての活用も検討されている。


(つづく)

平方完成ってなんですか?

と、生徒に聞かれた。

もちろん二次方程式は学習済み。しかも私立中学在籍。

二次方程式の計算は暗記した解の公式一択で練習してるんだって。


この学校、高1範囲の二次関数の指導をどんな視点で考えているのだろう?

私立なんだから、そのくらい逆算して当たり前なんだけど、

中学生だから

と舐めてかかって、公立と同じレベルの指導に終始しているところも少なくないからね。


最悪なのは、非常勤講師にぶん投げてチェックすらしていないケース。


怖いけれど、私立中学あるあるなんだよなぁ。