{4B5B268E-092A-42E0-A713-5C93B71B3B57:01}

GWが明け、長居公園でたった2人の小学生を相手にプチサッカースクールをし始めた頃からちょうど1年が過ぎた。

その僅か1年間でFCモペッツは20人規模の少年サッカーチームへと成長を遂げ、1年間で10倍に膨れ上がったのなら来年には200人に到達しているに違いないが、そう呑気に構えてもいられない。

何しろこのチームときたら圧倒的に弱いのである。

経験の少ないチームが試合で簡単に勝てない程度にはこの国のサッカーのレベルは上がっているから、そこはもうしょうがない

問題は高学年の主力組で、練習中や試合中に建設的な声掛けがほぼ無く、聞こえてくるのは自分にパスが来ない事に文句を言ったり、1人でドリブルをしてして結果ボールを奪われた選手に罵声を浴びせたり・・・要するに連携というものが皆無なのである。

自分のポジショニングが悪かったりサポートに行かない事など完全に棚の上なのだ。

サッカーに限った話では無いが、チームの全員のモチベーションが高いレベルで一致した時にこそ力が発揮出来、それによって得られた勝利を互いに讃え合う事が出来るのが団体競技の醍醐味だと思う。

それが出来なければ、いくら個々のスキルが上がったところで本当の意味で楽しめない。

だから、サッカーはもっと楽しいもんだと知ってもらう為に見本を見せる事にした。

子供も参加する6月に開催されるフットサル大会のMIXのカテゴリーにコーチ・保護者の連合軍で参戦するになったのである。

何気に実力者揃いの大人チームで目一杯楽しみながら勝つところを見せれば、子供らにもきっと良い刺激になるはず・・・



いや、全部言い訳に過ぎない。
ただ単に、大人だってボールを蹴って楽しみたいだけというのが、実は本音だったりする。
{523FC52D-DB44-4DEB-99F5-A24CECEC20B7:01}


2014年5月4日、この日はいつもの練習の後、子どもと保護者とコーチ陣での懇親会が行われた。

ゴールデンウイークの真っ只中であったにも関わらず、練習を休んだ子は一人もおらず、懇親会にも大多数の子どもと保護者が参加してくれた。

練習は先週の大会で露呈したディフェンスの脆さをテーマに1対1を徹底的にやり込んでからミニゲームといういつもの流れ。

普段なかなか来る事が出来ないユラの親父ことコーゾーや、帰省中でゲストプレーヤーとして来てくれたウラケンが超絶テクニックを披露してくれたおかげでミニゲームがやけにハイレベルなものとなり、子どもらにも是非彼らのような実力者になってほしいものだと切に願いながら練習終了。

そして、その場でブルーシートを広げて懇親会に突入。

懇親会の参加者は総勢約40名と予想を上回る大人数となり、普段なかなか話す機会の無い保護者の本音やコーチのこだわりを語り合い、大盛り上がりの宴となった。
盛り上がりすぎた為に誰一人写真の一枚も撮っていなかった程だ。

保護者やコーチからチームを作った事への感謝の言葉を数多く頂いたが、むしろ彼らの存在が無ければチームなど成立しないのだから感謝しているのはこちらの方である。

クラブチーム全盛の今のサッカー界では少々時代遅れと言われるかもしれないが、必要とされているからこそモペッツにこれだけの人が集まって来てくれているのだろうし、我々のやり方でプロのコーチが率いるクラブチームを倒す事が出来ればこれほど痛快な事は無い。

これからもチームの強化とコミュニティとしての拡大の両輪のバランスを取りながら、末永くFCモペッツを成長させていきたいものだ。


2014年4月27日、FCモペッツにとって3回目の大会出場。
今大会は初めての試みとして、U-12とU-8の2つのカテゴリーでの出場となった。

今回もフットサル大会で、もはやフットサルチームと名乗った方が実情に近いのではという噂もまことしやかに流れているとかいないとか、そんな事より試合経験を積むことが重要なのである。

チーム編成は以下の通り。

[U-12]
ユーダイ(5年)、ハル(5年)、コウ(5年)、ユウイ(4年)、コーセー(4年)、ライ(2年)、タカヤ(2年)

[U-8]
ライ(2年)、タカヤ(2年)、ハル(2年)、ユラ(2年)、ヒロキ(2年)、タイル(1年)、ガシン(1年)

・・・ツッコミ所満載である。

U-12は6年生以下が参加条件であるため、対戦相手は当然6年生中心のチーム編成。
にも関わらず6年生不在で低学年の構成比の高いモペッツは2年生から5年生というチームであるうえ、その2年生はU-8との掛け持ちなのでそう長い時間は使えない。

実に分が悪い状況である。

それにひきかえU-8は非常にU-8らしい構成である。
まだまだ経験値が不足気味ではあるが、ポテンシャルの高さを感じさせる選手も多く、数年後が非常に楽しみだ。

さて、言い訳臭い前置きが長くなったが、長くなったのはつまり全敗したからである。

まずU-12。
学年差というハンデを背負いながらも前回大会のように圧倒的な点差が開くことも無く、非常に戦えてはいたが、やはり最終的には体力差もあり力負けしたという印象。
課題ははっきりしており、これまでディフェンスというものをまともに練習する機会が無かったという一点に尽きる。

光明は最近点の取り方を覚えたユーダイが4戦5発と大ブレイクした事に加え、ハルが初めて1ゴールを決め、その後明らかにゴールへの執着を見せたこと。
更に感化されたユウイも今まで以上の積極性を見せてくれた。

そしてU-8。
こちらは何気に準優勝という実績を作ってくれた。
但し、2チーム中の準優勝で、結果としては3戦全敗という残念な事になっている。

内容は素晴らしかった。
エース・ライが初ゴール含む3得点と結果を出しただけでなく、キレッキレのドリブルは相手の監督をも唸らせた程だった。
それに成長著しいタカヤとハルは果敢に攻めてくれたし、ヒロキは何度も中盤でのボール奪取でチームを助けた。

サッカーに判定があれば優勢勝ちだったに違いない。
3戦全敗は、単に相手の方が決定機をモノに出来たからというだけの事。

両チームとも勝利こそ手にすることが出来なかったが、課題が浮き彫りになったことも含め実に収穫の多い大会だったことは間違いない。
出てくる課題のレベルも上がっている。

なにより、前回大会と同じ全敗という結果だったにも関わらず、選手たちの表情からは手応えをつかんだ事が窺え、勝利を目指して前を向けていたのはプラス材料と言える。

質の高い練習で彼らの欲求を満たしていかねば。