2014年10月14日、この日は平日であるにも関わらず1・2年生の練習試合が行われた。

スポ少でお世話になっている生野南に招待して頂き、普段は上の学年の大会に出ている為に勝つことに慣れていない1・2年生にのびのびと試合をさせてやれる事になったという大変有り難い話である。

以前からチーム内でたびたび話題になっている「実は1・2年生は結構強いのでは?」という噂を検証出来る機会でもあり、この練習試合の日を指折り数えて楽しみにしていたのは私だけではあるまい。

試合形式は5人対5人のフットサル。
1本10分の試合を時間の許す限り繰り返すという、1チーム分の人数しか来ていないモペッツにとってはなかなかハードな内容だ。

出場メンバーは以下の通り。

2.タクミ(1年)
4.ライ(2年)
11.ヒロキ(2年)
12.ガシン(1年)
18.ハルヤ(1年)
30.ユート(1年)

なんだかんだでほぼ1年生という予想通りのメンバーとなった。
それに対して相手は1年生チームと2年生チームの2チームの構成。
若干の不利っぽさはアウェーなので仕方ない。
これでもモペッツの選手たちが普段の練習でのミニゲームで相対している大人げないコーチ陣に比べれば痛くも痒くもない程度の差のはず。

で、結果としては合計9本の試合を行い、

①5-0
②1-0
③7-1
④2-0
⑤7-0
⑥3-1
⑦5-0
⑧4-0  
⑨2-0
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計36-2

という監督・コーチでさえも度肝を抜かれる圧勝となった。
90分間で36得点という事は2分半に1点という訳のわからないペースである。

ちなみに得点者は、

ライ  17点
タクミ 13点
ガシン 5点
O・G 1点

という内訳。
何だよ17点て…。
この日の夜に行われた日本対ブラジルの試合で4得点したネイマールが小物に思えて仕方がないレベルである。

ここまで来ると大味な試合内容しか想像出来ないようなものであるが、意外とそうでもなかったところがコイツらのスゲー所だった。

低学年の試合の定番である団子状態があまり無く、バイタルエリアでのパスワークが見られ、しっかりとシュートで攻撃を完結させ、カウンターを受けた場面でも比較的高い位置でのボール奪取に成功していた。
要は案外ちゃんとフットサルをしていたのだ。

失点わずか2点という所に着目すると、クローズアップされるのがユートとヒロキである。
先日の4年生大会でセンターバックを務めたこの二人、実にバランスが良い。
中盤での鬼プレスでボールを奪ってはゴール前までドエライ勢いで突っ込んでいくユート、そして、持ち前の俊足と危機察知能力を生かしてカバーリングに奔走するヒロキ。
素晴らしい活躍だった。

攻撃も非常に良かった。

まずハルヤ。
何気に前線の良い感じの位置でフリーになっては大声でボールを呼び込んでマークを引きつけた。
残念ながら得点は無かったものの、決定機に絡む活躍を見せる程の成長を遂げた。

そして、ガシン。
他に2匹ほど化物がいたせいで霞んでしまったが、1年生にして5得点は女子に自慢できるレベルの活躍である。
こぼれ球への反応が良くシュート数も増えているので、これからもっと取れるはず。


1匹目の化物はタクミ。
負けん気の強さとアジリティに非凡なものを感じるこの男は、トラップ→反転→シュートという身のこなしをいつの間にやら会得してゴールを量産。
圧巻だったのはコーナーキックからのヘディングシュートで、なぜか最近チーム内で流行りだしたこのパターンをまさかこんなに早く実戦で見れるとは思わなかった。

そのコーナーキックを蹴ったのがラスボス級の化物ライ。
これまでは華麗なドリブルで1人かわした余韻に浸っているスキに2人目に取られるのがパターンだったが、この日はボールを奪われないばかりかドリブルから多彩なパス・シュートを見せつけて完全にピッチを制圧していた。
終盤、疲れからかプレーが雑になったのはいただけなかったが、誰がどう見てもこの日のMVPと言って間違いない。

とまあこんな感じでちょっとした事件を起こしたこの世代で公式戦に出るのが楽しみで仕方がない。
生野南が弱いチームだったわけでは決して無く、彼らもまた団子にならずしっかりとプレーできる好チームだった。
是非また対戦したいと思える元気で楽しいチームなので、モペッツが彼らの成長の役に少しでも立てたなら光栄である。

次は11月の5年生大会。
高学年も負けじと頑張ってほしいものだ。


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2014年9月7日、ついに我々は初めてサッカーの試合をすることになった。

これまではサッカーチームを名乗りながらもフットサル大会に時折出場するばかりで、事実上フットサルチームもしくはサッカースクールと呼ぶに相応しい状態だったが、やはりサッカーチームと言うからにはサッカーをしようということでスポ少こと大阪市スポーツ少年団に加盟し、加盟するや否や早速大会に出場することになったのである。

舞洲で開催されたオータムカップ。
招待チームも含めた40チーム以上が集まる4年生大会である。

FCモペッツは人数不足により1日目の予選リーグを棄権した為、2日目の下位トーナメントのみに出場した。

出場メンバーは以下の通り。

  2.タクミ(1年)
  4.ライ(2年)
11.ヒロキ(2年)
14.ユラ(2年)
18.ハルヤ(1年)
19.コーセー(4年)
30.ユート(1年)
31.リクト(4年)
77.ユーセー(3年)

勝てば勝った者同士、負ければ負けた者同士が戦うため、残酷なまでに順位が決まるとは言え、試合数が等しく確保されているのは有り難い。

4年生大会なのに4年生が2人、しかも初めての8人制サッカーというチームが勝ち上がれるほど世の中甘くないので、尚更有り難い。

結果としては大方の予想通り順調に負け続け、0-4、1-6、0-4の3連敗で大会を終えたのであった。

スコアだけ見れば惨敗である。
が、思っていた以上にやれていた部分も数多く見られたのも事実。

タクミは前線からの鬼プレスで相手の守備陣をパニックに陥れ、ユーセーはフィジカルモンスターっぷりを存分に生かしたドリブル突破でこの日唯一のスコアラーとなり、ライは中盤で巧みなドリブルで相手を翻弄する場面を作り、リクトは左サイドでインターセプトを繰り返し、ハルヤは密集地帯に飛び込む勇気を見せ、ユートはゴール前でピンチの芽を摘み続け、それをヒロキが的確なカバーリングでフォローし、ユラはピッチ内を自由に散歩して保護者と監督を癒した。

そして、この日誰よりも輝いたのがGKコーセーだった。

果敢な飛び出しで自陣ペナルティエリアを完全に支配し、数え切れない程のピンチを救い、守護神と呼ぶに相応しい活躍だった。
彼がいなければ、失点が倍ではきかなかったに違いない。

そして、保護者達は声援を送り続け、恐らく全出場チームの中でもベンチの盛り上がりは最高峰だったであろう。

おかげで、敗戦後も誰1人として下を向くことが無く、純粋に経験だけを持ち帰ることが出来た。
無謀な挑戦かもしれないと少し危惧していたが、出場して本当に良かった。

少し先になるかも知れないが、彼らはきっと強いチームになると確信したのは私だけではないはずである。
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ドイツの優勝で幕を閉じたW杯。

その期間中、普段はスポーツ観戦は野球のみという知人から、何故ああいう世界的な大会でも試合が雨天中止にならないのかという質問をされた。

何故と言われても困る訳だが、とにかくサッカーとはそういうものである。

とはいえ、モペッツは基本的に雨の日は練習を休みにしている。
しかし、あくまで『基本的に』なので、必ずしも休みとは限らない。

例えば、7/13は朝から大雨が降ったが、降り始めたのが丁度メンバーが集まり始めるタイミングだった為、集まった面々に多数決を取った結果、満場一致で練習を強行することになったのであった。

更に雨足が強くなる前に撤収するのが賢明と考え、色々な練習メニューをこなす事はせず、ひたすらミニゲームに終始する事に。

そして、結果的に非常に有意義な練習が出来てしまった。

子供の人数は普段より少なかったとは言え10数名。
そこにコーチ陣と一部の父兄を交えて、泥まみれになるのも厭わず激しくミニゲームを繰り返した訳であるが、悪コンディションの中キレッキレのプレーを見せる子供が続出したのである。

ユウイは果敢にドリブル突破を試みては鋭い切り返しを披露し、ライは最近マスターしたダブルタッチのドリブルで敵陣を切り裂き、何気にスピードスターである事が判明したヒロキは安定の鬼プレスからボール奪取を繰り返し、タカヤは抜群のタイミングでの飛び出しからスーパーセーブを連発した。

他にも2人のハルやタクミ、ユーセーなど好プレーを披露した選手は多かったが、何と言ってもこの日誰よりも輝いたのはコーセーだった。

最近良いディフェンスをするようになり、ボランチとして開花しつつあった彼だが、この日は凄まじい集中力といつに無く豊富な運動量で何度もインターセプトに成功するなど、欠かせない戦力としての地位を盤石なものにしたのである。

着実に戦力の底上げが出来ている事を証明してくれた子供らがちょっとだけ頼もしく見えたのは私だけではなかったはず。

そして、嬉々としてゲームを戦う彼らを見て、たまにはこういう練習も良いもんだなあと思いつつ、早く次の試合をブッキングしなくてはと焦りを覚えたのであった。
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