6月15日の大会を1週間後に控えた6月8日、大会前の最後の練習日であるにも関わらず、チームのメンバーの半数以上を占める大領小学校が日曜参観の為、主力の多くがいつもの午前の練習に参加できないという事態に。

そこで、この日は午前と午後の2部練習を敢行。

午前8時半に長居公園で場所取り、12時まで午前の練習、13時から午後の練習を開始、16時に練習を終了、17時半までユルっと自主練、実に9時間にわたる長丁場であった。

まず午前は、大領小のメンバーを除くわずか6名に対してコーチ陣にゲストプレーヤーとして登場した初代ハルやオダ氏を加えた大人6名という子どもにとっては贅沢な環境。

そして午後は入れ替わりで大領小のメンバーが登場し、保護者軍団も練習に参加して総勢20名での練習。

高学年にセットプレーの練習をと当初考えていたが、高学年と低学年を分けて練習するには子どもの人数が少なく、結局久しぶりに高学年と低学年が一緒にフルメニューをこなしたのであった。

結果的には午前も午後もそれなりに質の高い練習が出来たように思う。

いずれも普段より少人数での練習となった為個々のスキルの向上が非常によく見え、特にユーダイは自信の現れから周りが見えるようになっており、声かけも含めチームの中心である事を印象付けてくれた。

そして、ようやく動きながらボールを扱えるようになってきたユウイ、サイドで何気にキレキレのルーレットを見せるハル、決定力に凄みが出てきたライ、強力なシュートを身につけ得点の香りを漂わせるようになってきたヒロキ、フィジカルと柔らかさを武器に突破力を見せるユーセー・・・

大会に向けて明るい材料は目白押しである。

同日に行われるW杯のコートジボアール戦を上回る熱狂を期待したいものである。


5月31日、4・5年生はJグリーン堺で開催されたサッカークリニックに参加。

このイベントの主催の企業に勤める知人・イッシーノ氏に誘って頂いたもので、金田喜稔氏・秋田豊氏・三浦淳宏氏という元日本代表選手、更には元なでしこジャパンの川上直子氏といった、かつてはこの国のトップレベルに君臨した錚々たる面々が指導をしてくれるという貴重な機会だった。

残念ながら私は仕事の為見に行けなかったが、引率の敏腕GKコーチみっつんによればかなり楽しく有意義なイベントだったとの事で、参加したメンバーは一様にモチベーションが急上昇したという話だった。

そして、その高まったモチベーションとやらを見せてもらうべく、翌日はいつもの練習。

ここにきてまた新たなメンバーがじんわり増加し、ついに超えそうで越えなかった20人の大台を突破してしまった為、かなりの大人数での練習となっている最近のモペッツなので、どうしても高学年と低学年を分けて練習をする事になり、高学年のプレーを低学年に見せてやる機会が少なくなるのが若干残念ではある。

とは言え、高学年がさほど超絶テクニックを見せてやれる訳でもないあたりがこれまた残念な話ではあるのだが。

が、そんな高学年の面々は、どうやらサッカークリニックに個々の差はあれど確かに感化されたようだ。

うまくなりたいという気持ちが強くなった者、もっとボールに触りたいという欲求が強くなった者、なんとなくうまくなったような気がしている者・・・
色々ではあるが、どうやら自分がサッカープレイヤーであるというアイデンティティは確実に醸成されている。

そのあたりがまだ微妙なのは低学年。
今はまだモペッツという群れに所属している事自体を楽しんでいる者が大半だ。

それでも徐々にボールをうまく蹴れる子が徐々に増えてきており、うまく蹴れているから高学年の練習に混ぜてみたりすると、低学年チームの何人かは非常に悔しそうな表情を見せたりしてくれる。

こうやって少しずつでもレベルの底上げをしていければ、いつかきっと強いチームになれるはず。

彼らが頂点を極めた人たちに憧れるように、彼らもまた誰かから憧れられるような偉大な選手になれるように導いていってやりたいものだ。




{FF26C1DF-02E5-4049-AE7B-2B80CF8D8BEE:01}

5月18日、この日もいつも通り長居公園で練習。
久しぶりに練習を見に来たある保護者からこんな事を言われた。

「ここ2ヶ月ぐらいの間で、高学年がめちゃめちゃ上手くなりましたね。」

そう見えても不思議ではない。

高学年と一部の低学年は自主練と称して土曜日や日曜日の午後に集まり、集まってはひたすらミニゲームを繰り返している。

その甲斐あって、彼らはそれなりに自らのプレースタイルというものを見出しつつあり、ミニゲームの中で存在感を出せるようになって来ているのだ。

が、各々が自分のやりたいプレーに終始する為、自分勝手なプレーの連続となり、全くチームとして機能しないのが難点である。

誰かがやりたいプレーをする→自分のやりたいプレーが出来ない→だから人のプレーを認められない→人のプレーにいちゃもんを付ける・・・これではチームとして強くなる訳がない。

何か改善方法は無いものか。

あった。

この日の夕方、昔からやっているフットサルチームの練習試合での事。

自分のチームは私以外誰も来れず、仕方なくよそのチームに助っ人に入ることになった。
そこは顔見知りではあるが名前も知らない人達のチーム。

だからといって大人しくしててもつまらないので、とにかくゲーム中に味方への声掛けをし続けた。

「ナイッシュー」「サンキュー」「ナイスボール」などなど、長年ボールを蹴っていれば無意識に出てくる言葉を発する事で、簡単に助っ人からチームメイトになる事が出来るのがこの競技の良い所だと改めて実感する事が出来た。

これである。
ポジティブな声掛けは一体感を生み出す最も簡単で効果的な手段なのである。

ゲーム中に聞こえる声がボールを欲しがる「ヘイ」だけという現状から変えていこう。