親子のご縁は
大きな学びだ。

親は子どもへの無償の愛を学ぶ。
子は親を許すことを学ぶ。
というのがひとつの大きなテーマとして
あるような気がする。

親からするといつまでたっても
子どもは子どもで…(笑)

だからいつまでも子どもとして
愛し続けようとする。

人は自分がしてもらったように
返そうとするから

それが
子どもから見たら
そんなの、望んでない!と感じるような
愛し方であったとしても
親は子をそのやり方で愛し続ける。

子どもは
親の愛を受け取り続ける。
そんなの、望んでない!と思ったとしても
自分で生きていくことができるようになるまでは
ご縁のある親からの愛を受け取り続ける。

でも
自我が芽生えてくるとき、
ふと、違和感に気づく。

そして、初めて
「そんなの、望んでない。」と
親の愛の受け取りを拒否してもいいんじゃない?と、気づく。

「拒否する」という選択をした子どもは
次のプロセスにはいる。

でも、「拒否する」ことのできなかった子どもは
親の愛を受け取るために
「いい子でいる」という選択をすることもある。

そうしないと愛されないという
思考パターンを自分で作り上げてしまったりもする。

親が本来学ぶ無償の愛とは…
どんな状態であっても子どもを愛しますという愛。

だから本来、
反発されようが
悪態つかれようが
その度にスライムのように形を変え
いろんな想いを胸に抱えながらも
そのままの子どもを愛そうとする。

時には涙し
悩み
途方にくれ…

そんな姿を見て、
子どもは親を許すことを学びはじめる。

拒否してもいいことも学ぶ。
それも愛なんだ。と。
すると、

大きな意味で
親からのいろんな愛に気づくことができるようになる。

同時に感謝とともに
親から植えつけられたと思い込んでいた思考パターンから
自由になり、自分を生き始める。

親は子にいつも両手を広げている。
子はその手を自分から離して1人で立つ。

自分から離したのだから
必要なときは
また繋ぎに行くことを選ぶことができる。

人から人へ
受け継がれるものって
なんだろう。

やがてその子も親になったなら
次の必要としている子に両手を広げて
愛を注いでいくんかなぁ…

今日もいい日に。