ゆるやかに〜
身体の力を抜いて
流れに乗っているのを感じてる。。。
そこから起きてくることを
奇跡と呼ぶこともなく…
大きく騒ぎ立てることもなく…
ただ、シンプルに必要だから起こっていることと
ふわっと受けとめるのが心地いい。
今回、以前から行くことがきっと決まっていたであろう二つの神社で…
いろんな気づきをいただくことができました。
本当に感謝です。
前に「人の本質というものは煩悩をまとっているので、生きているうちは見えにくい。」という言葉に救われたと書いたように記憶していますが
※その時のブログはこちら↓
ここ、磐船神社の岩窟は
真っ暗な岩だらけの道なき道を…
ただ前を歩く人の背中だけを頼りに
普段眠っている筋肉を呼び覚ましながら
歩きます。
景色を見ることも忘れ、
泥だらけになって
這いつくばって
滑りそうになって…
でも
そんな中、人の優しさに触れ、ぬくもりに触れ、
また自分も人に優しくできる機会をいただき…
生きているってこういうことなんだなぁと。
生かされているってこういうことなんだなぁと。
思えるような体験のいただける場所でした。
うまく言えないけど
まさに人間はこんな体験を通して
いろんな煩悩を削ぎ落とし、「素」になっていくのではないかな?
本当に必要なものだけが(本質)残っていくのではないかなぁ?
そんな風に感じました。
岩窟にいる間
私はずっと必死さの中にある、安心感みたいなものに浸っておりました。
そしてそれは今も続いています。
まさに…
「ここ」は地とつながる場所。
地に足をつけて歩く場所。
やがて光が見えてくると
だんだん自分の姿があらわになってきます。
どろんこのGパン、ロングのパーカーシャツも汚れ、靴も泥だらけ。
…でも、どことなくそれが誇らしく思えたりするから不思議です。
みんなみんな迷いながら泥まみれになりながら
光を目指して歩いているのかな。
人生の縮図そのもののような磐船神社でした。
次の目的地に行こうとすると、
一台の引越しのトラックが停まっているのが目に入りました。
どうやら前の車が落とした段ボールから
引越し主のお荷物が散らばってしまった模様…
気がついたら車から降りて
散らばったカセットテープや、子どもさんのテストや、いろんな思い出の品を拾う手伝いをしていました。
道ゆく車が(仕方ないのでしょうが)
無惨にもバキバキッと音を立ててカセットテープを踏んでいくのを見てちょっと悲しくなったり…
みるみるそこが渋滞になって
イライラしたトラックのおっちゃんが
「もっと前に行けや!」って怒鳴りだしたり…
自分の心の中も
「みんながみんな手伝わないんだ…」
「手伝ってあげたらすぐに終わるのに…」
みたいな
自分のやってることの正しさを盾に心の中に
それをしない人への不満みたいな気持ちが湧き上がってきたりしました。
この想いはあまり気持ちのいいものではありませんでした。
あとでね、一緒に行ってくださっていた先生が
「自分が良かれと思ってやったことでも、
渋滞を引き起こし、結局は迷惑になったりすることもある…これって矛盾だよね。」
って、おっしゃって…
いやまさにそうだなぁ…と、思うのでした。
正義は人の数だけあって
自分が正しいと思うことは 必ずしも他人にとっての正義ではない。
そして矛盾もたくさんある。
この矛盾を受け入れつつも
ただ淡々と自分が真実だと思うことをすればいいんだな〜
そんな気づきをいただきました。
さて、次の目的地は
星田妙見宮。
ここは北極星の神社なのだそう。←初めて知った!
わぁー!木々が気持ちいいー!
ってお散歩気取りで歩いていたのも束の間…
目の前に階段が………
ギッ!ぎょえーーー!これ登るの?って内心またビビる。
さっきで体力消耗してるし…笑笑
でも、行くしかない。
階段を登りながら…
そうか。
そう言えば星って高いところにあるんやった〜って気づく…😭
「ここ」は天とつながる場所。
さっきの景色を見る余裕のない神社とは違って
ここは登れば登るほど絶景が臨めます。
そしてね、その景色を見るたびに
身体が軽くなっていくのを感じます。
先程の這いつくばって登ったり降りたりした体験を思えば、こちらの神社はなんと美しい姿のまま登ることができることか。
何度も振り返り、景色を楽しみながら登っていくと、
てっぺんの本殿にはとても心地よい風が吹いていました。
そしてご参拝させていたたくと、
御神体の鏡に写る自分の姿を、
ハッキリと見ることができました。
鏡の中の私に向かって私は
「よー頑張ったよ!これからも頑張るよー」って
手を振りながら話しかけていると….
ここでまた先生が
「鏡からが我を取ったら、神になる」というお話をタイムリーにしてくださいました。
鏡に写っている私が神ならば
この神は宇宙そのもの。
私がここへ登ってくることで「私」と「神」と「天」がつながり、
そしてここから「宇宙」へとつながっていくのかもしれないな〜
そんなことを思いました。
山を降りていくと奥に滝がありました。
ココが1番気が良かったかも。
水の流れ落ちる音と木々の風に揺れる音。
ここでは大木に光を降ろし、
広げていくことを教えていただきました。
めっちゃハードな1日だったけど、
まさに地の神社から天の神社へ一気に駆け登って行った感じがしました。
たくさんの気づきと
忘れられない体験…
楽しかったぁ〜〜〜〜
ともに過ごしてくださった皆さまに深く感謝いたします。
ありがとうございました。🙏