ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.] -84ページ目

ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。


外国人と友達になりたいと言う日本人を良く見ます。
「わたしは日本語しか出来ないから」と良く言われます。
日本人と友達になりたいと言う外国人も沢山居ます。
「わたしは日本語が出来ないから」と良く言われます。
知り合いになる事は、それほど難しい事ではないと思います。
目が合ったら微笑めば良いんです。
あとは「カタコトの日本語」を使うだけです。

彼らはブラジルの大学を出ても
この日本で専門の職業に就かない限り
最低限の教育を受けた者と同じ仕事内容なら
同じだけの給与しか得る事が出来ません。
言葉の壁はとても大きく圧し掛かります。
実は日本語が或る程度出来ても話そうとしない人も多いです。
こちら側が或る程度優しい目で見てあげれば、
本当は十分通じる日本語が話せる人が多いのです。

わたしが日本語しかわからないので、
彼らはわたしの前では一生懸命に日本語で話してくれます。
「あなたの日本語はわかりやすい」と言われますが、
理解し易い「カタコトの日本語」を使えば良いだけです。
こちら側が「カタコトの日本語」を理解する心を持ち
彼らに対して「カタコトの日本語」で話しかければ、
日本語だけで会話が出来る外国人は沢山います。
彼らは本当は「カタコトの日本語」が話せますし理解も出来るのです。
「カタコトの日本語」で彼らに話しかけてみませんか?
Apple Venus Volume1 / XTC

1.RIVER ON ORCHIDS 2.I'D LIKE THAT
3.EASTER THEATRE 4.KNIGHTS IN SHINING KARMA
5.FRIVOLOUS TONIGHT 6.GREENMAN
7.YOUR DICTIONARY 8.FRUIT NUT
9.A CAN'T OWN HER 10.HARVEST FESTIVAL
11.THE LAST BALOON

1998年


1998年にオリジナル・アルバムとしては
前作から7年と言う期間をあけて出された
彼らの11枚目のアルバムです。
2枚組みとして出したかったらしいのですが、
レコード会社の反対にあい
1と2を別々に発売する事になりました。
このアルバムはそのうちの1枚で、
アコーステック・バージョンと呼ばれています。

元々ビートルズのパクリと悪口を言う人が居るほど
英国のPopなRockを体現してきた彼らですが、
ビートルズを語る前にそれ以前の英国音楽に順じていると
考えた方がよりリアルに彼らの音楽を楽しめると思います。

2人になった為にこう言う音楽になったのではなく
こんな音楽へ進むがゆえに
2人になってしまったような感じがします。

このアルバムではXTCと言うバンドの名前ながら
バンド形態としての音楽は捨てています。
エレクトリック・ギターすら必要としていません。
下手をするとRockすら捨ててしまったような音楽です。
パンク出身の彼らですから、
とっくにジャンル分けとしてのRockなんて
必要としていないのかもしれません。

7年間と言う歳月は彼らにとって有意義だったようです。
オーケストラとボーカル、メロディとアレンジ
それらの複雑な絡みは、単純な形に置き換えられ
彼ら独特の捻くり回された感覚は、
聴き易さと言う形になって収められています。

大胆なその方法論の中には、
いままで同様に過去の音楽への愛情が確かなものになっています。
いままでの彼らのアルバムとは本質的には、
何も変わっていない証拠の現われだと思います。

アコーステック・ギターとクラッピングと
コーラスの組み合わせが美しい2曲目、
色々とやりながら嫌味なく作り上げる事が出来た
過去の彼らからビートを抜いてしまったような3曲目、
ジム・ウェッブの曲を歌うアート・ガーファンクルのような
何処かしらアメリカのフォークを感じさせる4曲目、
5曲目8曲目のようなアラン・プライス風の英国製感傷音楽、
と言うようにどの曲も楽曲としての美しさを失わずに
様々な雰囲気を彼らと言うフィルターでまとめあげた
完成度の高いアルバムだと思います。


アルバムタイトルに関して少し思った事が有ります。
これはまともに英語がわからない私の勝手な解釈なんですが、
AppleはMacを指しVenusはvirusを指しているのでは(笑)。
コンピューター依存の様な意味合いですね。
それからもうひとつ、アップル・レコード、
正しくビートルズを意味しているのではとも思います。
彼らはまともじゃないから何でも有りです(笑)。

アルバムの裏ジャケットに書いて有りました。
「好きな事をしてもいいけど、人を傷つけない事。
 アップル・ヴィーナス Vol.2をお楽しみに。」
・・・でも、コッチの方が好きだ(笑)。

アーティスト: XTC
タイトル: Apple Venus, Pt. 1
アーティスト: XTC
タイトル: Apple Venus Vol.1
今日ミゲールと昼飯を食べる為にプキオへ行って来ました。
気がついたら夜中ぢゃん(笑)。
ミゲールも色々と有るけど前向きに見るので応援したくなります。
ミゲールの左側に居るのは、今日知り合いになった『たらあと』と言うエスニック雑貨を扱うネットショップ経営しているYさん。
HPを見てきたら貼りたいと思います。

そうそう、2日ほど前にNetで記事を見て来て下さった方が居るそうです。
ミゲールは私のBlogだと言っているのですが実際にはわかりません。
もしそうでしたら私からもお礼を言いたいと思います。
ミゲールはとても喜んでいました。

さて、今から晩飯を食べます(笑)。

Setting Sons / The Jam

1.Girl on the Phone
2.Thick as Thieves
3.Private Hell
4.Little Boy Soldiers
5.Wasteland
6.Burning Sky
7.Smithers-Jones
8.Saturday's Kids
9.Eton Rifles
10.(Love Is Like A) Heat Wave



みんな合いも変わらずの無駄口を叩きながら
据え置きの灰皿の回りにたむろしていた。
この前出した写真がそろそろ出来上がる頃だ。
「オレ、写真を貰ってくるわ」
くたくたのコートを手に取るとドアを開けて出て行こうとした。
「ちょっと待って、私も行く」
そう言う声を背中で聞きながら振り向かずそのまま外にでた。
今日は良く晴れていて風も無く2月とは思えない暖かさだった。

学習塾のビルの横の駐車場を右に曲がりパン屋の横を通り過ぎると
1コ下のYが皿洗いのバイトしているホテル有る。
そろそろかな、いつもの行事が始まる気配がした。
歩きながらコートのポケットの中に手を突っ込み
ロングホープの白い箱とライターを出した。
Fの親父さんに貰ったジッポは古いもので、
ヒンジの部分に相当ガタがきていた。

「ちょっと、待ってよ」
いつもどおりの地点に到着するといつもどおりに
年頃の女の子とは思えないデカい声が聞こえて来た。
10メートルくらい後なのは振り向かなくてもわかる。
足を止めてタバコに火を点けていると
「一緒に歩く時は相手に合わせるのが礼儀でしょ」
いつもどおり礼儀作法の講習が横に到着したのを確認して、
火のついたタバコを咥えたままで歩き出した。
コッチが1歩に対して向こうは2歩必要な為に
結果として起こる仕方が無い現象なのだ。

ホテルの前の信号が青かったのでまっすぐ道を渡った。
後ろからついて来る足音を耳で確認しながら左の信号を渡ると
半年前からバイトをしているレストランの横に差し掛かった。
そのまま通り過ぎようとすると中からMさんが飛び出てきた。
「おいっ、すぐに入ってくれ。」
「ん?忙しいんですか?」
「いや、話し相手が居ないんだ。」
聞こえなかった振りをして一度止めた足を動かして、
Mさんの「裏切り者~」と叫ぶ声と
トコトコと間隔の狭い足音を後ろに聞きながら歩き出した。

レストランから100メートルほど駅に近い
地下街に続く通用路の様な汚くて狭い階段を下り
50円で出来るピンボール・マシーンが1台置いてある
踊り場の部分を利用した小さなゲームセンターの横を通り
階段の上り口に有る灰皿の前で止まり
もう一度大きく吸い込んでタバコを捨てた。
それから足音がすぐ後ろまで来た事を確認して、また歩き出した。

右に曲がって少し行った所にある本屋のすぐ横の写真屋で
コダクローム社の白黒フィルムで写した写真を受け取り
「今更モノクロで写す人はあなたたちくらいよ」
の声に軽く笑い返し中身を確認してお金を払った。

現像したフィルムと紙焼きされた写真の入った紙袋を
「ほいっ」と彼女に手渡して、来た道を戻りだした。
ポケットの中のライターをカチャカチャと鳴らしながら
The JamのPrivate Hellを口ずさんだ。
写真を見ながら歩いているせいだろう
ただでさえ遅い足音が一段と遅く離れていく。
仕方が無い、もう少しユックリ歩いてやるか。



アーティスト: The Jam
タイトル: Setting Sons [Bonus Tracks]
     ↑ポルトガル語のフリーペーパーからの写真です。
      Blogの内容と微妙に関係しています。



「で、そいつはなに食ってたんだぁ?」
mothra-flightさんのBlogに出てきたこの言葉は、
食と言うものが正しく文化を表す一端として、
Brasil人などと付き合っていると深く感じる事が有ります。
と、言ってもmothra-flightさんほど
内容的には深くないんですけどね(笑)。

アレックスの父親はイタリア系でパスタを作らせると
そんじょそこらのレストランを簡単に凌駕しました。
茹でて塩をかけただけのパスタが、
今まで食べたどのパスタよりも美味しかった時のショックは、
カルチャー・ショックに近いものが有りましたし
アマゾン流域から来た日系のジョルジの魚の話は、
ブラジル人が白身の魚のフライしか食べないと思っていた、
私の思い込みの激しい脳天に杭を打ち込まれたようなものでした。
遊びに行くアパートの一軒一軒で香りが違うのは、
それぞれの家庭料理の違いと言うだけでなく
彼らのルーツの違いが食と言う形で表れているんですね。

あれほど広く沢山の移民の集合体であるブラジルには、
『ブラジル』の一言では済まされない深さが有る事に
いつまでたってもビックリさせられます。