1979年全米1位(Rod Stewart の "Da Ya Think I'm Sexy?" を蹴落としてトップに立ち、Bee Gees の "Tragedy" に一度はその座を譲ったものの、3週間後に取り戻し、翌週 Doobie Brothers の "What A Fool Believes" に取って代わられた。ダンスチャートでも1位)、全英1位(Bee Gees の "Tragedy" にその座を奪われた)。アイルランドでも1位となり、さらに、オランダ、ベルギー、西ドイツ、スイス、イタリア、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入りし(日本ではオールジャパンポップ20で6位)、英米でそれぞれミリオンセラー、全世界で1400万枚を超えるセールスを記録したおなじみのナンバーです。1975年に "Never Can Say Goodbye"(全米9位、ダンス/ディスコチャートでは1位)等のヒットにより、全米のディスコのDJらが加盟する団体から「ディスコ・クイーン」の栄誉を授けられた Gloria Gaynor ですが、その後はあまりパッとせず、加えて大怪我による入院・手術や母親の死などの試練に見舞われます。そうした不遇の中で彼女はこの曲に巡り会って大いに気に入り(特に詩の内容に共感を抱いた)、ヒットすると確信したのですが、レコード会社の判断(ゴリ押し?)により、当初この曲はシングル "Substitute" のB面としてリリースされました。ところが、ディスコやラジオ局のDJたちがこの曲に目(耳?)をつけてガンガンかけたため、ついにはレコード会社もA面とB面を入れ替えて再発し、見事 No.1 となりました(ちなみに "Substitute" は最高位107位だった)。1980年にはグラミー賞最優秀ディスコレコード賞を獲得しています(この賞は同年に初めて設けられたのだが、そのころにはディスコブームは完全に下火となっていたため翌年廃止された。つまり、この曲は同賞の唯一の受賞曲。ちなみに、そのときノミネートされたのは、この曲のほか "Da Ya Think I'm Sexy?"、Michael Jackson の "Don't Stop 'Til You Get Enough"、Donna Summer の "Dim All The Lights"、Earth, Wind & Fire の "Boogie Wonderland" という錚々たる顔ぶれ)。Gloria Gaynor はこの曲に続くヒットがなくて鳴かず飛ばずの感がありますが、この曲のおかげで survive したと言うことはできるでしょう。

 

 

当時、「survive」という単語を知らなかったので、全米トップ40を聴いていて Casey Kasem がこの曲のタイトルをなんて言ってるのか聞き取れなくてもやもや、でした(この邦題と合わせて、「survive」とその名詞形「survival」という2つの単語を一挙に学んだ-そういう意味では邦題にも一片の効用はありそうだな(←なにをエラそうに))。

 

Diana Ross がカバー。

 

 

1996年全英14位。アメリカではシングルカットされなかったものの、ダンスチャートで37位。

 

Chantay Savage(知らない)によるカバー。

 

 

1996年全米24位、全英12位。ここまでくるともはや別の曲やな。

 

そしてこの人たちも。

 

 

みなさん、貫禄がおつきになりましたね(笑)。

 

そーいえば、日本ではこの人がカバーしてたっけ。

 

 

1979年オリコンで13位。