1982年全米1位(Toni Basil の "Mickey" を蹴落として4週連続1位を続けた後、Men At Work の "Down Under" に取って代わられたが、ミリオンセラーに輝いた。なお、4週連続1位というのは Hall & Oates の No.1 ソングの中で最長記録)、全英6位。さらに、スペインで1位、スイスで2位、アイルランド、ベルギー(フランドル)、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り(日本ではオールジャパンポップ20で1位)。この曲の原型を書いたのは John Oates で、当初はレゲエ風だったのですが、Daryl Hall が「コードは面白いけどグルーブがイマイチ」だと感じてモータウン風に改変したということです(実際イントロは "You Can't Hurry Love" に似ているので、その作者 Lamont Dozier はこの曲のイントロを聴いて Hall & Oates が "You Can't Hurry Love" をカバーしてくれたと思って喜んだ(ぬか喜びだったが)とか)。詩の内容は「男を喰っちまう」コワーイ女性の話ですが、Oates によると、もともとは80年代初めのニューヨークのこと、とりわけ強欲で腐った金持ちのことを歌ったものだったということです。

 

 

Live Aid でのギグ。

 

 

84年の日本公演でも演ったけど、こんな感じだったかな?

 

そして Daryl Hall による「レゲエ」バージョン。

 

 

こちらは John Oates によるもの。これがより「原型」に近いのかもしれません。

 

 

ところで、以前の記事(こちら)で Hall & Oates の二人が仲たがいして訴訟沙汰となったことを書きましたが、その後、訴訟から仲裁に移行して2025年に決着がついたとのことです(仲裁は非公開で行われるため、どのような解決に至ったのかは不明だが、トラブルの内容は Hall & Oates の楽曲の版権の処分をめぐるものだったらしい)。なお、この間、2024年には、Oates が 雑誌のインタビューで、今後は Hall & Oates としての活動は行わないと述べ、Hall も別のインタビューでこれを認めたことで、このデュオに終止符が打たれました。