「おちまさとプロデュース時間の教科書」をつくる会
時間の教科書―おちまさとプロデュース

教科書シリーズ第3段?

今回のテーマは時間。

企画の教科書、初対面の教科書も読ませていただいたが、

まさに教科書。

新入社員に言いたいことを

的確に言ってくれているし、

自分もまた、あらためて色々と気付かされる。


思えば、うちの職場だけなのかもしれないけど、

社会人になってから作業はがむしゃらにやってきたけど、

勉強はあまりしていなかった気がする。

人生には色々な勉強が大切であり、

社会人になっておろそかにしていいものではないと思う。


幸い、自分の場合は

それに気付かせてくれる上司がいたが、

そうでない場合はよほど意識が強くないと流されてしまう。


部下を持つ場合は

勉強させることを強く意識しないといけないと最近思う。


おちまさとさんの本は

新入社員教育に使えるんじゃないかなあ。


私が一番共感するのは、

「背骨」に当たる部分で一番大切なのは、

結局、強い気持だということ。


精神論を極端に嫌い

何事もテクニカルに走りがちな世代に、

伝えたい思いです。



この本の値段は1470円。

あわせて41740円の節約になりました。


が、この本は買うかもなあ。


江國 香織
東京タワー

透と耕二という2人の大学生の物語。

対照的だが、お互いをかけがえの無い友人と思う2人。

共通点は、一回り以上も年上の恋人がいること。


透にはあまり共感できない。

物語の中の人でしかない、と僕は思う。

女性が書く男性という感じ。


耕二は僕はある友人をすぐに思い浮かべた。

非常にリアリティのある、男性像だと思う。


共感できるかはまた別次元の話。


あとがきで作者も二人の女性、

喜美子と詩史へのねぎらいを書いていた。


語り部は男性だが、

女性の為のストーリーなのかもしれない。


この本の値段は1470円。

あわせて41740円の節約になりました。

東野 圭吾
レイクサイド

話題の直木賞作家、東野圭吾の本。

後輩に借りて読んだ。


ミステリーというジャンルは普段あまり読まない。

何故か。僕は本で胸を焦がしたいタイプだからだろうか。

甘酸っぱい青春が大好きなタイプですから。


ミステリーが嫌いなわけではない。

ただ、詳しくはわからない。


そんな私でも、

この本は単純におもしろかった。


気の持たせ方というか、

間の取り方というか、

ベタなのをわかって

あえてやっている部分もあるんではないだろうか。


ただ、エンディングだけはあれでいいのか?と

今でも疑問が残る。


文章が悪いとか技巧の問題ではない。

考え方の問題。


最近はこういう流れなのか?

「世界中が雨だったら」の3番目の話でも

同じ事を思った。


この本の値段は1000円。

合わせて40270円の節約になりました。

西 加奈子
さくら

5人と1匹の家族の物語。

昔々幸せだった家族は

さまざまな問題を抱えてさまよっていく。

それはひとつひとつ解決できたりできなかったり。


扱われる「様々な問題」は一昔前だったら、

ドラマでしかありえない世界に近かった。


21世紀の今、「様々な問題」は本当にその辺にありそうな

気配が漂っている。

この物語の語り部となる次男も、

喜怒哀楽はあるものの、

「様々な問題」をありえない問題ではなく、

日常の延長として語っているような印象がある。


今を象徴しているような様々な問題に

普遍的な家族愛で向かい合っている様が

心に響いてくる。

誰に強制されるわけでもなく、

3人の兄弟が無意識に家族の絆を自覚していく。


今の風景に懐かしい心が交錯するような、

読んだ後ありのままの今を受け止めようと思わせる本、

だと思います。


この本の値段は1470円。

あわせて39270円の節約になりました。



坂井 宏行
ムッシュ坂井の「僕流フレンチを召しあがれ!」

もう一つのブログに書いてあるように、

下手ながら料理好きな私。


料理の鉄人も大好きだった。

当時は単行本も買っていたくらい。

なので、図書館で目に付いたこの本を借りた。


内容は料理の話とムッシュ坂井の半生の話が

ほどよいバランスで入っている。


この本では幼い頃の苦労話も

からっとした口調で語られている。

大変な苦労をしたと思われる自分の過去を

さらっと話してしまうところに、懐の深さを感じた。


料理の話は当然おもしろいが、

成功した人に通じるものというのを、

またかみ締めることになった。


この本の値段は1470円。

あわせて37800円の節約になりました。


重松 清
隣人

「寄り道・無駄足ノンフィクション」というサブタイトルが

つけられていた連載モノ12本をまとめた本。

連載していたのは2000年との事なので、

ちょっと古い話題が多い。

5年前の事件たちは覚えていたり、

覚えていなかったりする。


そこに「読み物作家」と自分を位置付ける著者が

色々と「蛇足、無駄足」をつけていっている。


近い過去というのは

一番記憶が薄れがちだったりする。

本当に昔の出来事は少し重みが出たりするんだが、

近い過去はすごく古臭かったりする。


ここに載っている出来事たちも

すごい昔に感じたりもする。日産の話とかは特に。


事象に対して追跡・調査をするというのではなく、

著者が色々と想像をはたらかせて物語をつけているので、

こういう解釈もあるんだなあとしみじみ思ったりする。


自分なりにも考えながら読む本です。

読むのに時間はかかるけど、

いい読み応えがありました。


この本の値段は1680円。

あわせて36337円の節約になりました。



田崎 真也
田崎真也の絶品お取り寄せ手帳

うちの地元の図書館には意外と料理関係の本が置いてあった。

その中から選んで読んだ。


素材が中心に紹介されていて

写真も綺麗。

料理が好きな人はこの本の写真見て

こんな料理つくろうかなあ、なんて思うではないだろうか。


フォアグラとかちょっとありえない値段のもあるけど、

それはそれで見て楽しめるかも。

珍味も多く紹介されているので、

すぐお取り寄せに使うとかじゃなく、

読み物として読んでもいいと思います。


この本の値段は1470円。

あわせて34657円の節約になりました。



B-ing編集部
プロ論。

大分前から予約していた本。

人気があるようです。


それだけ多くの人が自分の仕事に疑問を

もっているということなんだと思う。


それに対する、各界の著名人の答え。


これだけ多くの人が語っていて、

言ってることはほとんど同じ。

大切なモノは同じということだ。


仕事を好きであること、

そして何事にも本気であること、

努力を惜しまないこと。


特に「あーこの人本当に強いなあ」と思ったのが

北村龍平氏。


この本を読むと、

一流との差がしみじみと伝わってしまうので、

少しへこむかもしれない。

が、そこから頑張れれば、

またそれも良し、でしょう。



この本の値段は1680円。

あわせて33187円の節約になりました。

姜 哲煥, 〓 淵弘
平壌の水槽―北朝鮮地獄の強制収容所

戦後の平和な日本に育った自分には

想像もつかない世界である北朝鮮。
なにかと興味を持ってしまう。


読んだあとには、自分が興味本位で読んでいていいのかと、
暗い気持になってしまうことが多い。

この本の内容も凄惨なもので、
およそ自分が生きるこの時代に行われていることとは考えがたいものだった。


「知る」ということは大切なことだと思う。
だからこのような本を読むことも必要だと思う。


何故、国際社会はこのような体制を見逃さざるを得ないのだろうか。


この本の値段は1680円。
あわせて31507円の節約になりました。


椎名 誠
南シナ海ドラゴン編 にっぽん・海風魚旅 5

図書館にあったので手にとった。

週刊現代に連載されていたのをまとめたもの。


学生の頃椎名誠の本はよく読んでいた。

この人の本は、①私小説 ②紀行文 ③SFモノの

3つが大きくあって、①にものすごくはまっていた。

古きよき、「バンカラ」という言葉がよく似合うような、

それでいて硬派とまでは言い切れないような感じに引き込まれた。

心のぶれを淡々と描写するところが好きだった。


話は本に戻ると、

この本もまた、文章が自然体で、

行った場所も海ということもあり、

自然そのものなので、

裏を読む必要がなくて、楽しかった。

「鉄火丼に生卵はくどくて無粋である」と

その前に店名も出してるのに言い切ってしまっているところとか、

いかにも椎名誠らしい。

かといって、辛口批評家を気取っているわけではなくて、

いいものはいい、悪い者は悪い、というスタンスなのである。


また、この本は写真がすごい綺麗。

文章でイメージした世界との違いに驚かされたり、

イメージが更に綺麗になったり、

写真と文章のバランス感がすごい良い。


印象に残ったのは山形のワンタンメン。

あと最後のベトナムの賞は強烈な印象が連発。


この本の値段は1890円。

あわせて29827円の節約になりました。