重松 清
隣人

「寄り道・無駄足ノンフィクション」というサブタイトルが

つけられていた連載モノ12本をまとめた本。

連載していたのは2000年との事なので、

ちょっと古い話題が多い。

5年前の事件たちは覚えていたり、

覚えていなかったりする。


そこに「読み物作家」と自分を位置付ける著者が

色々と「蛇足、無駄足」をつけていっている。


近い過去というのは

一番記憶が薄れがちだったりする。

本当に昔の出来事は少し重みが出たりするんだが、

近い過去はすごく古臭かったりする。


ここに載っている出来事たちも

すごい昔に感じたりもする。日産の話とかは特に。


事象に対して追跡・調査をするというのではなく、

著者が色々と想像をはたらかせて物語をつけているので、

こういう解釈もあるんだなあとしみじみ思ったりする。


自分なりにも考えながら読む本です。

読むのに時間はかかるけど、

いい読み応えがありました。


この本の値段は1680円。

あわせて36337円の節約になりました。