いつか行きたいと思い続けてきた、
島根県の国宝を巡ってきた秋旅の備忘録。
2024年10月11日(金)
【ぐるっと松江 堀川めぐり】 島根県松江市黒田町507-1
満腹満足で「ろんぢん」をあとにするとお堀沿いに50mほど南下して、
松江堀川めぐり(堀川遊覧船)乗船場へ行って。
この遊覧船は堀川の低い橋を通過する際に屋根が下がるイベントがあり、
以前どこかの旅番組で見てからいつか乗りたいと思っていて。
全長3.7kmを約50分かけて巡り、一日乗車券(1600円)を購入すると、
3ヵ所ある乗船場から1日何度でも乗り降り自由という大サービス。
(今回は、ホテルにあったチラシの割引利用で@1400円)
平日なことあるのかお客さんはそれほど多くなく静か。
壁掛けの地図には、近隣のマニアック情報も記載されていたり。
注意事項を読んでいる間に時間がきて乗船案内が始まると、
どこからかお客さんが集まってきて実は満員。
へさきから靴を脱いで乗船します。
遊覧船はへさき方向に進むので最後に乗ると先頭、という具合。
メインイベントの屋根が下がる練習をしてからスタート。
思っていたより屋根が下がるので船内では「おぉ」とどよめき笑
優しい口調の船頭の松本さんが色々説明をしてくれる中、
遊覧船は松江歴史館や小泉八雲記念館などを右手に進みます。
川面を渡ってくる風が爽やかで気持ち良い。
途中、ふれあい広場乗船場でへさき寄りのお隣さんが下船したため、
進行方向右列はカミさんが先頭になったり。
淡水と海水が混在した汽水の堀は水深1.5mくらいで、
堀をめぐる遊覧船は全部で44艘と聞いて意外に多いので驚いたり。
民家の近くを通る箇所では船頭さんがマイクをオフにするので、
その時耳にするのは電動モーターと船が水を進む音だけ。
船頭さんが謡ってくれる島根の代表民謡「安来節」がべらぼうに上手かったり、
低い橋だけではなく細いトンネルをくぐったりと何かと飽きない50分。
松江城の堀川には石積みの護岸が残っていたり、
川や水路が生活の一部なのも水の都と呼ばれる由縁かな。
カラコロ広場乗船場で人の乗り降りはなかったため、
係りのおじさんに見送られながらそのまま進みます。
そんな堀川に4箇所あるハート型のブイが見えると、
船頭さんから屋根を下げるアナウンスがあります。
他の3箇所も屋根はかなり下がる中で1周最後の普門院橋は1番低くて、
胡坐や横座りから胸を床にほぼつけるくらい体を前に倒す必要があります。
普門院橋をくぐってホッとすると左手には松江城天守の姿が見えて、
船頭さんが遊覧船を止めてくれて撮影タイム。
松江城の堀川をめぐる水上遊覧もそろそろ終わり。
予想以上に満足感を得ることができた50分でした。
係りの人が引き寄せてくれて着岸。
楽しかったぁ。
↓つづき。
Mahalo