久しぶりに週末としては安定した好天に恵まれた先週の土曜日、
富士山を見たくて大月市選定「秀麗富嶽十二景」の1座に行ってきました。
2018年4月21日(土) 高川山(山梨県/山梨百名山/976m)
いくつかある高川山登山ルートの中で、
今回は初狩駅から田野倉駅へ抜けるコースを選定。
初狩駅から直接歩き始められるので、バス等の時間を気にすることなく気楽です。
渋谷・明大前で乗り換え京王線で高尾駅に着くと、
JR中央本線8時44分発小淵沢行きで初狩まで向かいます。
その前に、時間に余裕があるのでいったん高尾駅を出てみると
駅前のみならずバス停も登山客でごった返していて。
高尾駅舎に取って返し、北口改札横の「一言堂」に寄ると
朝食用パンと昼食用おにぎりを買い込みます。
改札を出ることなく、ホームからも購入可能な便利で美味しい店。
8時44分発は高尾駅始発のため、
少し早めにホームへ行くとちょうど折り返しで入線してきたため難なく座席をゲット。
出発時刻までには座席が埋まり立っている乗客も増えてきた中に、
大きなザックを背負った若者コンビが。どの山を登るのかな。
上野原や大月などに停車しながら約45分で初狩駅に到着すると、
それほど多くはないけどザックを背負った登山客たちが下車。
初狩駅からは高川山だけではなく
滝子山(秀麗富嶽十二景4番山頂)などにもアプローチできるんですね。
降車ホームから駅舎へは構内踏切を通って。
こういうノスタルジックな風景に出会えるだけで肩の力が抜けます。
ご多分に漏れず山歩きをしていなかったら降り立つこのなかっただろう初狩駅。
駅前ではご年配グループが朝礼をしていたり、若者たちがストレッチをしていたりするのを横目に
一言堂で買ったパンなどでエネルギーチャージ。
気温はすでに23度ほどあるものの風が爽やかで気持ちいいです。
(9:59)エネチャージのあとにストレッチをすると、
高川山に向かってシュッパーツ。
駅前から案内板があります。
中央線のガード下をくぐると、高川山周辺の案内板があり、
高川山へはいくつものルートがあることがわかります。
登山口までのんびり山里を歩いていると
期せずして綺麗に咲き誇っている八重桜(?)に出会えてお得気分。
山里を離れると樹林に囲まれた舗装路に。
たまに鳥の鳴き声が聞こえるくらいで静かです。
初狩駅から20分ほどの簡易トイレ。
このあとゴールの田野倉駅までトイレは見かけなかったけど、
合計1ℓほど水分を取ったわりにトイレに行きたくならなかったのは汗で出てしまったからかな。
そのトイレの横に設置されていた登山者カウンターを押して。
いつからかはわからないけど、ボクらの前のカウントは「3127」でした。
(10:26)登山口から男坂・女坂ルートに入ります。
ここで長袖シャツを抜いて半袖Tシャツ1枚になると、
そこここに「熊」への注意喚起があるので熊鈴をザックに装着。チリーン
登山口から10分ほど登っていくと、オレンジ色の動物避けネットに沿って直登。
体も気持ちも準備ができていない中で、汗が一気にふき出します。
直登を登りきったところの大きな岩で息を整えながら水分補給。
吹く風が気持ち良くて思わず眠くなったり。
一息ついたら、また直登。
トラロープを使うまでではなかったものの、見た目以上の斜度にカミさんは無言状態を継続中。
(10:51)ほとんど登山客とも会わないまま、
男坂と女坂の分岐に到着。
女坂は緩そうな巻き道らしく、
カミさんは一も二もなくこちらを選択して。
男坂は一見して女坂より急登だというのが見て取れ、
ここまでの直登がなければどちらを行こうか迷うところだったけれど。
直登とあまり差がないように見えたのでボクは男坂を行くことにして、
のちほど合流地点で落ち合うことでカミさんと別れたんだけど。
このあと、まさかの展開が待っていたことはこの時点では露とも知らず。
急登に加えて岩場があったり、でキツいことはキツいけど
汗をかきながら登るのがけっこう楽しかったんだよなぁ。
(11:14)男坂を登り始めて20分ほどで女坂との合流地点に到着。
かいた汗を風で乾かしながら合流地点の案内板を撮ろうとすると、
思いがけずにその先に富士山が見えて「ぅおおっ!」と。
霞みも雲もなくこんな綺麗に富士山を見られるとは思ってなくテンションMAXでいると
「ここからも富士山が綺麗に見えますね」と下りてきた女性2人組が話しかけてきて。
少し立ち話をすると男坂を下りていくという2人を見送ったりしながら
初めてのプチ単独行のカミさんを待つこと30分経過。
「大丈夫か?」とメッセを送ると「大丈夫!親子と一緒」と返信がありつつ、
さすがに男坂と女坂とはこんな時間差はないだろ、と思っていると。
「山頂に到着しちゃった。ごめんね」とメッセがきて「はっ?」って。
何がどーなってるんだっつー話で(汗)
・・・と言うことで、合流地点から大急ぎで10分ほど登っていくと、
何やらガヤガヤした声が聞こえてきたと思いながら歩を進めると。
(12:04)ゴロゴロ岩が多くそれほど広くない山頂は
みんなどこから登ってきた?と聞きたいほどの登山客でいっぱい。
さすが「秀麗富嶽十二景」に選ばれるだけあり、
山頂からも富嶽(富士山)がクッキリ綺麗に見えてブラボー!
毎度のことながら、写真より実際に見るともっと大きく感じて迫力満点。
同じ日に赤城山に登った先輩は春霞でまったく景色が見られなかったらしいけど、
高川山から見えた富士山は冠雪の具合もちょうど良くサイコーでした。
そんな山頂から視線を動かすと、リニア実験線が見えたり。
展望は360度さえぎるものがなく
山梨県東部の山々などが見渡せたり。
そんなこんなで興奮しながらのランチタイムは
富士山の見える場所をキープできたところまでは良かったものの。
途中で買うはずだった水を買い忘れてしまい、
せっかくのカップ麺を食べられずおにぎりだけ、というポカをやらかしたのも良い思い出(笑)
少し離れていたにもかかわらず、なぜか呼ばれて30人ほどの大学ワンゲル部や
10人ほどのご年配たちの集合写真のカメラマン役をしたあと。
方位盤を見ながら山の勉強をしたり。
見飽きることのない麗容な姿を改めて目に焼き付けて。
(12:38)満足感たっぷりで山頂をあとにすると
田野倉駅を目指してリニア実験線方面に下山を開始。
途中の分岐で、中谷入へと曲がってみると道が不鮮明だったので
すぐに分岐まで戻ると松葉入へのコースを進みます。
ボクらに前後して、ワンゲル部の一部やご年配チームも一緒。
微妙に急で気を抜くと転がっていってしまいそうな箇所もあり、
へなちょこはけっこう疲れました。
下りが得意なカミさんも
今回の下山は「けっこう足にきてる」と弱音を吐いた(笑)
大月まで行くには少し時間がかかりそうだったので
分岐では予定通り田野倉駅へと下っていきます。
前後のワンゲル部やご年配たちは大月方面へと進んだので、
それまで周りを包んでいた大きな話し声がなくなったこともあり。
念のため熊鈴を鳴らし始めています。チリーン
(13:33)山頂から1時間ほど下ってきた弁慶岩で小休止。
どこからそういう話になるのかいつも不思議なんだけど、
この弁慶岩は弁慶が投げた、とか・・・。
高川山ではちょいちょい見かける倒木の下をくぐったり避けたり、
ずんずん下っていきます。
(13:51)山道が終わり舗装路へ。
今回も楽しい山歩きでした。
ここから田野倉駅までは歩いて30分ほど。
空が広くて気持ちいいんだよねぇ。
(14:17)誰もいない小学校に咲いていたハナミズキの写真を撮ったり、
集落をブラブラ歩きながらゴール地点の田野倉駅に着きました。
普段はほとんど飲まない炭酸飲料なのに、山から下りてくると妙に飲みたくなり。
久しぶりのコーラの美味かったことと言ったら。
都会では電車を待つのが5分でも長いと感じるのに、
ローカル線だとボーっとしていると30分くらいがアッと言う間で全然苦でなくて。
14時44分発の富士急行で大月駅まで戻ります。
大月駅に着き富士急行からJR中央本線のホームに移ると
構内に蕎麦屋を見かけ腹の虫が鳴いたのでかき揚蕎麦を。
お腹も落ち着いたところで、
折り返し大月始発で新宿まで乗り換えなしの中央線に乗車。
長く座り続けていたせいで、お尻が痛くなって目が覚めたのは荻窪あたり。
新宿から湘南新宿ラインで恵比寿に戻ると、
いつものようにアトレのザ・ガーデンでアテを買ってから帰りました、とさ。
---
前回から約1ヶ月ぶりの山歩きは相変わらず楽しかったのに加えて、
お目当てだった富士山が思いのほか綺麗に見えて言うことなしだった高川山。
実は、カミさんがなぜか大月周辺の雰囲気をいたく気に入ったようで、
次も大月に行きたいと声を大にして言っています(笑)
(9:59)初狩駅・・・(10:26)登山口・・・(10:51)男女坂分岐・・・(11:14)合流地点(11:52)・・・
(12:04)高川山山頂(12:38)・・・(13:33)弁慶岩・・・(14:17)田野倉駅
活動距離 : 6.2km
高低差 : 577m
何はともあれ、次だ次!
次、行ってみよー!!! (・ω・)/
Mahalo




















































