その「魂」には本気で向かいあわなけれは失礼と言うもの。という訳で、手元にあったマスキングテープを細切りし「必勝ハチマキ」を拵え、そっと頭部に巻き付け。
ウチん所の省吾は、いずれも80年代の若者が持っていた(かなり間違った)「魂(根性)」入り捲りっスから。そこんとこ、4649(世露タヒ苦)!
ちなみに、右横にいるのはアルカディア版1/24ガーランド付属の省吾フィギュア。これでも実スケールよりかなりオーバースケールなのですが、MODEROID版は更に大きく造形されています。
大体1/20スケールといった処でしょうか…恐らく劇中イメージを優先しての対応だと思います。
なお今回はやりたい事が山のようにあるため、時を経てすっかり魂(根性)無しの腐った大人に成り切ってしまった自分はアルカディア版で代用する事に…んー。この、ダメ人間!
ここで本キット製作上の最重要注意事項。「ワンパクでも良い、逞しく育ってほしい」(※放映当時を踏まえたコウドナギャグ)なら、多少の油汚れ・ヌメリ等気にせず「可動部全てにグリス塗り必須」です!(多少の収まりの悪さもほぼこれで解決可)
何しろこの胴体部だけで挟み込み左右パーツ貫通の太い回転軸が最低5本は存在してるんスから。それを力任せに行おうモノなら、余計な力が加わりポッキリ逝くのは必然必至。
特にその被害を被り易いのが、小パーツかつ殆ど可動範囲の無い「バイクメーター部」。でもグリス対応さえしておけば、その僅かな可動範囲が余分な力を逃がしてくれるため、安心して組立&変型させる事が出来ます。
後は、ガンプラとは全く異なる製作過程を楽しめば、いつの間にか完成してるのが本キットの強み。
ここ数年で様々なメーカーから発売されたガーランドですが、その最後発アイテムなだけあって本キットはプラモながら歴代最も「安心して」製作・変型できるガーランドとなっているのです。
その実現化のため様々なアイデアが投入されている訳ですが、まずは「座イス跳上機構」。
設定では床板まで真下に下がる「く」の字型の座イスを、本キットでは斜め後に跳上げる事で「く」の字の隙間に上手くバイクメーターを逃し、本来の座イス位置にタンクを配置。
こうする事で、バイクだと長くロボだと短い、設定画に近い前部胴体幅を実現化しています。
そして、最も顕著に現れているのが「足場のスライド機構」。「グレー」で塗り分けている部分がそれにあたりますが…
胴体を前後2パーツに分割・スライド移動させる事で、前後別々に余裕有るスペースを以て変形させる事が出来、スライド移動で複雑な分割ラインもカッチリと噛み合ってくれるのです。
しっかし、何度見てもエンジン部が125ccサイズなのが面白いよなあ…
まぁ、そんなこんなで上半身が完成。ギミックが集約してるせいかそこそこの重みがあり、この時点でかなり所有欲を充たしてくれます。
しかもこの段階で、もうこのガーランドは充分
( ・ω・)⊃する事が出来るのです…こんな感じで。
1/24というお手頃なサイズ感も相まって、ガーランドの胴体部分ってちょっとした気分転換に丁度良い立体パズル感なんです。
過去それ用にアオシマのキットを別途購入した位。何より、腕脚を後で差替えれるのって実質ハーガンだし。
それはもう気持ち良く、カッコカッコと変形してくれます。カッコカッコ、カッコカッコ…
「ヤァハァギィッ?誰だョそりゃぁ…知ぃーらぁねぇーなぁ?!」
…ハッ!いけないいけない、つい夢中で( ・ω・)⊃しちゃってました。という訳で、パート2で千葉 繁氏の快演が光るライトニング最高の名シーンも何ちゃって再現可能。
その後、春先の何かと不安定な天気(タンポポの種が舞って、あわや塗面に貼り付く危機なんて想像もしてなかったよ…)の合間を掻い潜り、一部塗装&クリア吹きを終えてようやく完成と相成りました。
ではまず「マニューバクラフト(以下バイク形態)」から見ていきましょう。
ガーランドのフロントウィンドウは前後2パーツ構成。パチ組だと後部ウィンドウ(メーター側)越しにガーランドの後頭部が見えていたため、裏側を均等に艶消しブラックで塗りつぶしてみました。
ウィンカーのような小パーツまでクリアパーツ化してくれているので、裏側は定番のガンプラマーカー「シャインシルバー」を塗る事で集光性を高めています。
この状態だと見えませんが、底面にあたる脚部スネの茶色部は、ハングオン時の削れをイメージし懐かしの「銀チョロ」を施してあります。単純に楽しいですよね、銀チョロ。
ハングオンと言えば、昔見た結構ガチめのガーランド解釈本に、左右脚部がオートで上下する事で重心稼働の補助を行ってるとか載ってて感心したのを思い出しました…まあ、本キットではガッチリ固定されてるので可動は無理なんですが。
個人的に嬉しかったのが、変型時の脚部ロック機構。プロトガーランドに搭載されている「脚部エアブレーキ」が、まだ洗練されていない状態で初代ガーランドにも実は搭載されていた…みたいなノリで、妄想の幅が拡がるって物。
…と、我らが省吾の身に危険が大ピンチな状況が差し迫ってきましたので、早速変型させて行きましょう。バイクや車で路上を走っている時、ちょっと危ない時に何時も脳内に再生されるあの効果音、
キロン、キロン、キロン、キロン…
何と!腕部と脚部を水平に浮かせながら、しっかりタイヤ三点支持のみで自立するこの頑強さ。これが…これこそが、MODEROID版ガーランドだ!!
という訳で、ガーランド「マニューバスレイブ(以下ロボ形態)」見参。80年代アニメ作画に敬意を評し、前輪ホイールの内側みたいな影や隙間になりそうな所は艶消しブラックで塗り潰してあります。
アルカディア版同様、腰部後部丸型バーニアは3mm経穴となっているため、各社スタンドに対応可。
早速ボリューム感を「並べて見た」で検証してみます。全高こそ低い物の、厚みと太さ・何よりズッシリとした重みがあるため、1/100某18m級MSにも負けない存在感。
検証も終わった処で、早速( ・ω・)⊃してみよーっと…以下、何枚か。
通常拳&変形用拳の他に、手堅く平手も用意。武器はレーザーオーブガン付属。流石にやまと&アオシマ版のようなバイク形態時の両椀の隙間銃収納機構はオミットされてます。
ご覧の通り膝立ちも難無く可能。
スタンドを使うと、幅のあるポージングが楽しめます。
それにしても素晴らしいプロポーション&頑丈さで、( ・ω・)⊃しても全く不安感がありません…あ。絶対一度は完全変型を体感してほしいですが、耐久性に不安のある方は思い切って、
ハーガンよろしく腕&脚部(変形用アーム)を一旦外し、別々に変型させてから組み合せる「差替変型」がオススメです。
各部ロック機構がしっかりしてるので、特に脚部に関してはご覧の通り「変型用アーム無し」でも「バイク形態」を維持出来ます。
という訳で、プレイバリュー&ボリューム感も含め、お値段的にも(今どきの某MGと比較すれば)大満足な本キットレビューでした!
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…と、真っ当なレビューはここまで。ここからは番外編となります。
本キットに関しては、発表当初こそ「約1/24スケール」相当(&メカニックデザイナー 荒牧伸志氏監修)との発表がなされていましたが、最終的に「ノンスケール」と言う事になっています。
では、実際のスケール感はどうなのか?以降は他メーカーから発売されている「1/24スケール」ガーランドと「並べて見」る事で、その真相を探っていこうと思います。
比較対象は(形から機構から何から何まで何故かやまと版そっくりな)「アオシマ」版プラモデル。名品として名高い「アルカディア」版完成品トイ。そして本キット「MODEROID」版プラモデルの3種となります。
【①マニューバ・クラフト(バイク形態)比較】
まずは「マニューバ・クラフト(バイク形態)」を真上から。左から「アルカディア/MODEROID/アオシマ」の順となります。
※アオシマ版のみ、プロトガーランドなのはご勘弁下さい。
見比べて見るとよく分かるのですが、アルカディアが一際「大きい」事がよく分かります。
MODEROIDとアオシマの大きさはほぼ同じ。最後尾の足首の長さが異なるのは、アオシマ版プロトガーランドに折込収納ギミックがあるため。
純粋な大きさ比較時は、目やらレンズやらパースやらのせいで正確な判断がし辛く向いてないのですが、一応、斜め前から写したモノ。
斜め後ろから。MODEROIDとアオシマの決定的な違いは、変形時内包されるタンクやシート等の「バイク」パーツのボリューム感。
シンプルなアオシマに比べ、MODEROIDはほぼアルカディアと同じマッシブなボリューム感を獲得しています。ロボ形態変型時、省吾フィギュアを乗せるか乗せないかの違いが明確にここに現れていますね。
次に「マニューバ・スレイブ(ロボ形態)」を真正面から。これまた左から「アルカディア/MODEROID/アオシマ」の順となります。
ここでネタばらしをしてしまいますと、全高3.84m設定のガーランドを1/24キット化した際は全高約16cmとなり、実はアオシマが最も設定スケールに近い縮尺となっています。
ではMODEROIDはどうかと言うと、実は頭部が大きい事(あと心持ち上半身&腕部各部の幅が広い)以外、ほぼアオシマとボリューム感は見た目変わりません(※)。
※…実際にアオシマ版を所有している人は、自分も含めそんな感覚は希薄だと思います…何故ならアオシマ版は関節部分がとにかく弱く、どこか繊細なイメージが常に付きまとっているからです。
背面から見ると、その傾向が特に如実に現れます…ってゆーか、よくこのボリュームある頭部が収納出来たな、MODEROID&アルカディア?!ってな感じ。
でもこれで、安心して他1/24モデルと並べられるという物。特に80年代ベムべ(BMW)とかATとか。
ちなみにこれは、1980年代中盤のロボット物全高設定3.8m辺りで「密閉型コックピット最小」を競いあっていた面々を約1/48で「並べて見た」物。
左から「忍者戦士 飛影」(1985)の飛影、「メガゾーン23」(1985)のガーランド(写真はプロト)、そして「装甲騎兵ボトムズ」(1983)のスコープドッグ(デスメン)となります。
にしても、改めて並べて見て各メーカー各々に(特に形状の)味があって良いなぁ…と思いました。
「MODEROID」のテーマは、恐らく「頑強な変形機構」そして「バイク形態時の見栄え」の両立と認識しています。その実現化のため「胴体内に余分なパーツを持込まない」事がとかく徹底されているからです。
その最たる事例こそ、ロボ形態時に本キットの魂たる「省吾フィギュア」搭乗を断念するという英断。これが何よりの証明と思っているのですが…
この実現化のため、より少ないパーツ&可動部で成立させる「満載された知恵と工夫」の数がとにかく素晴らしいのです。沢山の人の協力の下、強大な力を発揮するあたりが正に「企業力」といった感じ。
片や「こうするともっと良くなるよなぁ…」と手を加えようとしてふと見てみると、造形・塗装・部品構成ありとあらゆる事柄の微細に対し、必ず先手が打たれててゾッとするのが「アルカディア」。これはもう「職人技」としか言いようがありません(※)。
※…そりゃ(手間&コスト面で)ハーガンの開発に時間がかかる訳だよなあ…と、こちらも別の意味で納得させらされました。
そして、ガーランド立体化を「やまと」に継いで実現化した「アオシマ」。最初期の商品化故に「プレーンかつシンプル」で、モデラー視点で言えば(お値段的にも)最も手が出しやすい(改造しやすい)アイテムとなっています。
更にはアニメ本編寄りなMODEROID&アルカディアが出たお陰で、今やアオシマ独自のソリッドなプロポーションがより今風に、かつスタイリッシュに見えるようになっているのも高ポイント。
さて。ここから個人的な結論に入らせて頂くんですが…
プロポーション重視の令和な現在において、過去キットと比較し若干大きめになる事はよくある事で、MODEROIDは充分「1/24の許容範囲内」な立体物だと思います。
それでも敢えて「ノンスケール」としたのは…やはり本キットの「魂」とも言うべき、やや大きめの「省吾フィギュア」の存在があったから。と思わずにはいられません。
伊達に前髪&バイザーパーツをスライド金型にした訳じゃない!その本気度合い・その「魂」には本気で向かいあわなけれは、やはり失礼と言うもの。
「…必ず、ここ(塗装)に帰って来る。必ず!」
省吾が言い残した言葉をリフレインさせつつ、そっとパッケージを開きます…そう、必ず、いずれ、何時か、きっと…!
【③リアルロボット「3種の神器(銃・近接武装・盾)」実装】
(少なくとも)自分たちの周りでは、あの「バルキリー・ショック」に匹敵する衝撃を受け、一気に心奪われたガーランド(ガーランド・ショックと言っても過言無)。でも、唯一の心残りがありました…それは、
根本的に武装が少ない事。
そりゃ本来、バハムートへアクセス出来る只の1端末(専用PC or 専用スマホ)な訳ですから、自衛の為とは言え現時点でかなりオーバースペックな戦闘力。しかしリアルロボットムーブメントに振り回されまくった世代として、到底容認し難い現実でもあったのです。
それがいざ本編を観てみると、何と敵のハーガンからシールドぶん取っての大暴れ!そりゃあハーガンとの武装互換性の可能性を感じ、鑑賞後一気に盛り上がりましたよ。
さて、80年代と言えば「ヤマト→ガンダムブーム」とほぼ一括りに語られる「SFブーム」。近所のアンチャンネーチャンに触発され、ガキながらも精々背伸びをしながら、ハヤカワ文庫等を辞書を引き引き読んでいた時代(そして、専門用語過ぎて載ってない)。
メガゾーン23から感じられるSFマインド溢れる設定&会話の数々にも痺れまくっていた訳ですが、そんな中最も刺さったのが、B.D.ハーガンとの戦闘中に省吾が放ったこの一言。
「回転を止めて奴を撃て、ガーランド!!」
これまで「行け、ワンセブン!」とか「頑張れ、鉄人(※)!」等の、音声認識システムに対して曖昧かつ漠然とした指示ばっかりだった時代の中(いや、これはこれで情感があって大好きなんですが)。
※…「太陽の使者 鉄人28号」(1980)の事。当時はモノクロ映像はほとんど再放送されず、初代は見た事が無かったのです。
省吾の具体的かつ明確な指示の仕方(※)、それにキッチリ応えて魅せるガーランドに、それはもう大感激したものです。
※…大雑把な省吾らしくない、この繊細な気配り。ひょっとしてEVEからガーランド操作に関する「何故何ガーランド」とかいう事前講習カリキュラムとか受けてたのでは?とか考えると、ちと面白い。
鑑賞後マック店内で友人達と語り合った際、B.D.ハーガンとのラストバトル時にどんな指示をガーランドに出せば善戦出来たのか(誰も省吾が勝てると思ってない点に注目)、半分大喜利状態で盛り上がりました。その際、最も高評価を得た友人の一言がこちら。
「ヤツに体当りして盾と剣を奪え、ガーランド!!」
…初公開から幾十年。ついに実現してやりましたよ、ええ。チャチャッとプラ版折り曲げて、ハーガン・シールドをでっち上げてみたのがこちら。
いや確かにこれまでも立体物は出てたよ?!でも壊す可能性が少しでもあったら、ビビっちゃって現物合わせ改造なんて手が出せる訳無いじゃんか!!
…そう。MODEROID版ガーランド最大の売り。それは「強度を気にする事無く、存分に手を加えられるガーランド・プラモデル」だと言う事。ただ1点コレに尽きる!と言っても過言では無いのです。
フフフ…実はこの時のため(正確にはハーガンのため)に、MG百式から先広がりのビーム・サーベルを、MG Hi-νから青ビームを拝借してたのは伊達じゃない!
…って、あ、アレレ?青ビームが見つからないよ?さては、妖怪パーツ隠しの野郎がまた現れやがったな?
という訳で、泣く泣く緑ビームで代用。まあリマスター版では一見、青か緑か見分けが付かなかったから、これはこれでいっか!!
ここまで来ると色々試したくなるのがオタクの性。一番しっくり来たのが、何故か体制側「機動警察パトレイバー」の電磁警棒&リボルバー・カノンだったり。
時代は違えど同じ「東京」を舞台にしてる事。高い収納性。また、基本的に省吾には平和な時代を生きていて欲しいという願望からでしょうか…。
にしても、どっちかと言うと反体制的な健康優良不良青年な省吾と特車二課の面々が相容れる処が全く想像出来ないんですが。さては漫画版グリフォン同様にブン取りやがったな?
【④ストライク・ガーランド、そしてハーガンへの道】
元々テレビ企画としてスタートしたメガゾーン23ですが、いつの頃からか「強化武装型」が実は存在しているとの噂が流れるようになりました。
そんなある日、ついにムック本にてその設定画が公開されます…その名も「ストライク・ガリアード」(仮称)!
近年では、アルカディア版ガーランド用として初のプロダクツ商品化を果たし話題となりました。
当時色々あって涙を呑んで買い逃してしまったこの悔しさをリベンジするのは今しか無い!という事で、近日中にスクラッチ予定ではありますが、この熱く滾った心を一旦沈めないと夜も落ち着いて眠れません。
そこで、有物ジャンクパーツを組み合わせでっち上げてみる事に。
MODEROIDガーランドの背中取付位置にふと目をやると、頭部背面ブロックの左右に丸型のガソリン補給口蓋と思い込んでたディテールが…そっかぁ。これってストライクパーツ装着部の偽装だったんだ。
考えてみれば「現代(1980年代)」を舞台にした遙か未来のお話なので、どんな武器も搭載出来ちゃうのがメガゾーン世界の強み。そんなこんなで適当に積んで、変型させてみたのがこちら。
…ちょーっとやる気出てきました、あー楽しかった。という事で、今回の( ・ω・)⊃はここまで。
でもこれで確信しました、本キットは複数買い決定!
パチ組用・塗装有素組用・手慰み用まで入手し「さあ後はハーガン改造用に!」と思ってたら何時の間にか市場から姿を消し、その後再販されなかったアオシマ版リベンジのためにも(※)!
※…これ程の名キット、また再販しますよね?AIC証紙のアイテム関連はとかく再販されない(※)印象があるので…。
※…ひょっとして、MODEROID版がノンスケール表記なのって、同じ1/24プラモのアオシマ版と被せないため?だとしたら、アオシマ版再販の可能性も微ㇾ存?
それにしても、そうか…あと十年で、メガゾーン初公開年からデザルグとの技術格差分の年月が経ってしまうのか…。
という訳で、大満足なMODEROID版「ガーランド」レビューでした。それではまた、次のネタでお会いしましょう。