大手転職エージェントで1万人の転職相談実績☆幸せな働き方・転職カウンセラーの江守 和代です。
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シリーズ、私の婚活迷走時代。
意外にも楽しみにしてくれている人がチラホラいて、嬉しい限りです。
35歳からの私の婚活ですが、
40歳を迎えるちょうど1ヶ月前、
2011年3月11日に東日本大震災が起きました。
前回までの話はこちら
その日は、電車がようやく動き始め、夜の11時頃に会社を出ました。
当時、西武新宿線沿線に住んでいて、東京駅近くの会社から、動き始めた丸ノ内線で新宿までなんとかたどり着きました。
新宿で西武新宿線に乗り換えようと思ったけど、新宿駅周辺はものすごい人だかりで、とても西武新宿線には乗れませんでした。
その時、ヤマダ電機に掲げている大きなモニターで、東北の震災の様子が映し出されているのを見て、大変なことになっていると改めて恐怖を感じました。
新宿からまた丸ノ内線に乗り、荻窪で降りて自宅まで30分以上かけて歩いて帰りました。
部屋に着くとTVがひっくり返っていて、ガスも安全装置が作動して止まっていました。
つけ方がわからずお湯が出ない状態で不安な夜を過ごしました。
やっぱり震災は怖い。
もっと安全な場所で暮らしたい。
そう実感しました。
両親も年金生活になり、兄も海外に長年住んでいるので、アパート更新の度に次保証人どうしようかと思っていました。
会社まで通勤に1時間以上かかっていたので、これを機に引っ越しを検討し始めました。
前から気になっていた神楽坂付近に住みたい。
だけど、家賃今の倍近くになる。
そう思って悩んでいた時、会社の友人が独り暮らしでマンションを購入していて、私にも勧めてくれました。
買うつもりはなかったけど、見るだけと思ってモデルルームに行ったら、出会ってしまったんです。
立地も間取りも理想にピッタリなマンションが。
不動産とのご縁も不思議なもので、一度断っても、抽選で当った人が断念して回ってくるんですね。
ところが決断出来ずにグズグズしていたら、他の人が先に契約してしまい、断念することに。
そうこうしていると、契約した人が別の部屋に契約を変えることになり、私の理想の部屋がまた空いたと担当の営業さんから連絡が入りました。
さすがにご縁を感じました。
でも、東京でマンションを買うなんてと、田舎の両親が反対するだろうと思っていました。
ところが反対されず、いいんじゃない、と言われ、もう買わない言い訳が見つけられなくなっていました![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
当時は、マンションを買うともう結婚出来ない、ぐらいに思っていたので、この段階でとうとう腹を決めました。
この先、ひとりで生きていく。
そして、40歳の時に35年ローンを組んでマンションを購入しました。
マンションが出来上がり入居するまであと1年。
ひとりで生きて行くと決めた私は、今の会社で働いてローンを返しながら、返し終わったらやりたいことを仕事にしていこうと密かに決めていました。
ずっと前からやりたいと思っていた、フリーのカウンセラー。
ゆくゆくは自宅でカウンセリングをやりたい。
当時勉強していたオーラソーマを使ったカウンセリングがいいかなと思い、カーテンは邪魔にならない色の白を基調に選びました。
マンション契約から入居まであと1年。
婚活もほぼお休みをし、ひとりで生きて行く計画を着々と進めていきました。
そして、とうとう2012年7月に新居に入居。
部屋の引き渡しを受けた時は、やっと自分の家が手に入った喜びと同時に、これからひとりで働いてローンを返すぞという決意に漲っていました。
その時は、あと3ヶ月で運命の出会いがあるとは知らずに…
ということで次回、最終回の予定です!