東京では桜🌸も散ってきてもう新緑の季節になってきました。
当ブログとしてはそろそろ時期的に毎年恒例の【北海道遠征】の準備を始める頃です。
しかし今年はどうしてか心踊らずあまり行く気になりません。
いえ、今年も多分おそらく北海道へ行くとは思いますが例年と違って気持ちにはちょっと変化があり、正直真剣に悩んでます。
それは熊。
昨年は北海道のヒグマのみならず本州でも東北を中心に熊の人的被害が多発しました。
いわゆる『アーバンベア』と呼ばれる熊は本来降りて来ない人里に現れ人間を恐れず逆に襲って来る厄介極まりない猛獣です。
『アーバンベア』と言う単語は流行語にもなりました。
ただでさえ人里にも現れるのに私のように熊の棲息地に入って釣りする人や登山者はさらに危険度が増します。
昨年北海道では函館で登山者の大学生が土饅頭にされてその後、消防士達が闘いましたがあれは日頃から訓練してる方が3人いたためなんとか助かりましたが私はいつも1人ですし体力もありません。
実際に私も過去に何度か熊とのニアミスがありました。
昨年の北海道から帰京後も
『北海道の赤平市に熊が出た!』とニュースで見て心配になり在住の釣友ペコさんに連絡したところ「毎日どこかで見かけるので地元民は騒いでないけど自宅から50m先に現れた時はさすがに警戒した」とのこと。
(以下ペコさんからの提供写真です)
さらには近所に釣りに行った際に親子熊の足跡🐾を見た時々はさすがに危険を感じて即撤退したとのこと。
やはり釣り場は危険です。
ブログ友達のネンイチさんの話では昨年私が阿寒湖から道北に移動した直後に渡船先でヒグマが釣り人の背後に現れたそうです。
(その翌日に阿寒湖漁協は朱鞠内湖漁協の失敗を踏まえてか渡船を即中止にしたそうです。)
その後は阿寒湖の温泉♨街にも2頭が現れ夜の温泉街を徘徊してニュースになってました。
私はこの2頭の熊が映ってた防犯カメラがあるコンビニの駐車場に深夜早朝時に2度行ってましたからもし時期が10日くらいズレてたら鉢合わせたかもしれません。
また、私と入れ替わりで屈斜路湖に行った元相棒の近所のフライマンM氏は林道奥でヒグマを目撃したそうです。
私も6月の林道ゲート解放直後に1人で奥に行ってましたが
この時はキタキツネにずっと釣りの邪魔?をされただけで済みましたがこちらも運が悪ければ熊に遭遇してた可能性が高いです。
そして朱鞠内湖ではヒグマが出没してるにもかかわらず「今まで襲われた事はないので大丈夫だろう」と安易に考えて渡船を続けた結果、痛ましい事件が起こりました。
この時、実はブログ友達のヘタッビーさんが朱鞠内湖で釣りをされてました。
また、被害に遭われた方は私の友人の仲間だった事も後に判明しました。
ですので事件の詳細はTVやネットのニュースよりも詳しく知りましたし残されたご家族やお仲間など現場での話も実際に聞くとニュースで見るのとでは感じ方は大違いでした。
そして私の遠征の3割り以上の比率を占める猿払村でのイトウ釣りも地元が危険な警笛を鳴らしてます。
阿寒や屈斜路で同行してくれるホテルニュー阿寒のwataruさんもすっかり音信不通になってしまいました。
ですので今年からまた1人での釣行になります。
これはヒグマの棲家に何も分からない私が不用意に入って行くだけです。
かなり危険度MAXです。
もしなにかあれば現地の方々や自分の家族👪達にも迷惑をかけます。
私にとって北海道遠征は1年間の釣行の中でも大きな意味を占める大イベント🎪です。
道東の湖で狙うアメマスやニジマス、道北で狙うイトウなど関東では釣れない野生の大型トラウトを釣るためにかなり前からの準備も楽しくて毎年行ってました。
しかし、年々増加するヒグマの危険度に
🤨『命を賭けてまで釣りたいか?』
と、問われたら
否!
答えはノー🙅である。
北海道でのイトウやアメマス釣りも大事だけど私の中では夏の相模湾シイラや秋の東京湾サワラや冬の太刀魚も同じくらいのターゲットなんです。
北海道で危険を犯してまで釣りしてもし熊に襲われたら他の釣りどころか人生そのもの全てが終わります。🤷
ですので命を賭けてまで釣りたいわけでもないのです。😔
(こんな事を書くと毎年湧いて来る道民の批判厨に「来なくていいよ」とまたコメントされそうですが😅。)
とは言え、長年続く毎年の恒例行事です。
2月の段階で6対4で今年は行かない、としてましたが3月には5対5に気持ちは半々になりました。(現在も気持ちは半々です)
だからもし今年も行くとすれば計画を縮小して2、3週間くらいでしかも危険な場所を避けて安心安全な釣り(そんな所あるのか?)を心がけようと思ってます。😮💨
最後に↓最近私がハマってるお気に入りの漫画です。