猿払の河川周辺のヒグマについて | 猿払イトウの会

猿払イトウの会

7月8月の2か月間、11月から翌年5月31日までイトウ釣り自粛をお願しています(猿払イトウの会・猿払村役場)

「令和6年能登半島地震」の被害にあった皆様にお見舞い申し上げます。

猿払の河川周辺のヒグマについて…
私が猿払に移住したのは2006年…その頃は今とは違い、
クマの痕跡を頻繁に確認できる河川、支流、林道等は
限られていました、
何度調査に行っても足跡、糞一つない河川も結構ありました、

最初にクマを目撃したのは2012年で、
移住から約6年ほどクマを目撃することはありませんでしたが
それ以降は1年おき…年数がたつにつれ…毎年…
そして近年は年間4~6回目撃するようになりました…

2010年以降からでしょうか、少しずつクマの痕跡が多方面に広がっていき
年度によって多少の増減がありましたが、ここ2年ほどは個人的な印象ではなく
個体数の増加が確信できるような状態になっています。


昨年などはさらに足跡などの痕跡の更新も頻繁で
数日おきに足跡が更新されるような状態になり、
浅茅野地区では畑にも出没…
1線超えたかな?と思いましたが、運よくその場で追い払うことができ、
その後畑には来ませんでした…









北海道でもクマとの事故で被害者が出てしまいました…
熊との遭遇の確立や危険度は現在北海道の河川山林を利用する場合は
何処へ行っても変わらないのではないかと思います…


猿払も何時どこで釣り人とクマとの事後が起きても
おかしくない状態であるのは間違いないと思います…
朱鞠内湖の様に事故後カメラやアプリにより監視や注意喚起がなされていない
猿払を含めた宗谷の河川の危険度は高いと感じています

河川山林は何処も痕跡が多く、
道路や農地周辺で特に頻繁に痕跡が確認されるようになった地域としては
浅茅野~カムイト沼~猿払地区
猿払地区~浜猿払(猿払橋) 猿払地区~狩別地区(学校橋までの農道、河川敷、牧草地) 
浅茅野~上猿払(道々、河川周辺)
小石~道道猿払清浜線(狩別)までです。

今日は4月並みの気温、昨年は2月中にクマが冬眠から覚めていたようですが…
これからはこのような気候が常態化し冬が短くクマの行動期間も長くなるかもしれません



現在、11月から翌年5月31日まで猿払村内でのイトウ釣り自粛をお願いしていますので、
よろしくお願いいたします。



猿払イトウの会は風力発電事業に対して意見書を提出しています(以下)
https://ameblo.jp/itounokai/entry-12825216268.html