継続生様からは、
お値段についてのご相談を頂くことが
とても多いです♪
確かにここは悩ましい部分なので、
遠慮なくご相談ください(*^-^*)
ただ、皆様に共通するコツがあるので
今回はそれについてのお話です。
まず、
値段に明確な正解はありません♪
いくらであっても、
その価格で売りたい人と
買いたい人が出会って
成立すれば、当人同士では
それが「正解」になります。
別の誰かから見て、
「法外だ!」と思えるような
強気な価格設定でも、
それで納得して買う人がいるなら
それも1つの正解の形ですよね。
だからこそ難しい部分ではあるのですが、
これは自分一人の世界だけでじーっと考えて
決めようとすると、むしろ
もっと難しくなることです。
お値段は、
「市場の中での立ち位置」
を見出すことにより、
比較的スムーズに決めることができます。
どういうことかというと・・・
あなたの売りたい物の値段には
既にそれぞれ「相場」というものが
存在します。
なので、スムーズに売りたいのなら、
最初から「相場」に合わせて
売値を決めるのが妥当だったりします。
先に作りたいように
作ってしまってから、
「これを作るのには
コストがいくらかかっていて、
作るのに〇時間かかっているから
時給に直すと手間賃はこれくらいだから
合計すると・・・」
といった考え方で決めようと
してしまいがちなのですが、
これだけで突っ走ってしまいますと、
相場から大きく外れた価格をつけてしまう
可能性が出てきます。
お客様側からすると、売り手の都合は
一切関係なく、
単純に同じような物同士での比較で
高いか安いかを判断することになります。
ですので、
値段を決める時には
先にリサーチをして、その結果をもとに
検討するほうがスムーズ
なのです。
それも、出来れば商品を作る前に
このリサーチを済ませ、
いくらくらいの商品を作るのかを
先に決めておく方が良いくらいです。
ハンドメイド系はどうしても、
先に作りたいように作ってしまってから
売ろうとして失敗しがちなので、
そこのところ、ちょっとビジネス目線を持って
企画されることをお勧めします。
(私も初期はこれでかなり
失敗を重ねていますw)
値段決めに迷った時のために、
まずはこの
順序を守ることをコツの1つ
として
覚えておいていただければと思います。
ちなみに、
同じような物でも、売り場が変われば
ターゲットも代わり、
相場も違ってきます。
例えばハンドメイドなら、
ミンネ等の相場は一般の販売価格よりも
かなり安めなので、どうしても高額では
勝負しにくい部分があったりしますよね。
例えば販売会で全く同じものを売るにしても、
有名百貨店の売り場であれば、
そこそこ高値でも売れやすいですが、
住宅展示場の隅っこに露店を出すなら、
安値でないと難しいですよね。
このように同じものでも、
コンセプトやターゲット、
売り場を変えることによって
驚くほど変化があったりもして、
それもまた面白いところです。
なのでもし、
「安売りはしたくない!
どうしても一定以上の値段で売りたい!」
と思うのなら猶更、
闇雲に売り出してしまう前に、
どんな人なら、その値段を正解だと
思って下さるのか
という視点から逆算して考えて、
その方々から選ばれるように
ターゲットやコンセプトを設計していく
必要があるということです。
まず、私の所でも、
ビジネスを始める時には初めに、
売ろうとしている物に
どの程度需要があるのか、
同業者はどの程度存在して、
何がどのくらいの値段で売れているのか、
といったことをしっかり
リサーチするようにお話しています。
その上で、
自分の売り場や打ち出し方、
コンセプト等を決め、実践し、検証し、
改良してまた実践し・・・
といったことを繰り返していきます。
これがいわゆる、
マーケティングに沿った
考え方の1つです。(*^-^*)
ビジネス用語にすると
あれこれ難しいですが、
実践してみると、皆さま、
「確かにこれ、絶対必要でしたね!」
と、身を持って納得してくださいます。