当クラブの活動が8月11日付産経新聞(阪神版)で紹介されました。


震災支援の一環として、これまで被災地の学校への物資支援を行ってきましたが、その次のステップとして、地元芦屋の生徒さん達と被災地の生徒さん達をつなぐ交流活動を進めております。

その一つとして、ある小学校で生徒さん達が自ら考え、全校児童に呼びかけ、手作りの作品を集めて石巻市の小学校に送ったり、激励メッセージを入れた絵手紙を作成したり、といった活動をされました。

私達の団体はそれらの子供達の活動を支援させて頂いたわけですが、今般、小学校の先生がお二人、例会に見えられ、活動の状況をご説明いただきました。

その様子を産経新聞さんが取材し、記事で採り上げて下さったという次第です。

このブログの冒頭にも書きましたが、私は一昔前までは、「善意は黙ってやるもの」と思っていましたが、
やはり、善いことはオープンにして、大勢の方々にご理解やご協力を頂いてどんどん活動を広げていくことが、結果としてより世の中のためになると思うようになりました。

ですので、これからも、どんどん採り上げて頂ければいいなと思っていますし、自分からも発信して行こうと思います。





今日は、西宮、芦屋、神戸、京都という4クラブ合同イベントということで、
夙川の教会で震災支援チャリティーコンサートを開催しました。

(イベント自体は西宮クラブさんが実質的に全て取り仕切って下さいました)

李広宏(リコウコウ)さんという有名な歌手の方ですが、
日本語、中国語、そしてフランス語まで交えた素晴らしい歌声を披露して頂きました。

歌声がすごいだけでなく、日本語もお上手で、日本人の心をよく掴んでおられると感じました。
また、この方は、四川の大地震のときも小学校を寄贈し、ハイチ地震の際も支援活動をされ、
また今回の東日本大震災においても方々でチャリティーコンサートを開き、
義援金を寄贈するなどの支援活動を継続的にされている立派な方です。

震災支援チャリティーと言うことで当クラブも会員各位にチケットを買って頂いたのですが、
無理やりお付き合いで、というより、とても値打ちのあるコンサートでした。

空席が出ないようにと参加の動員をお願いするまでも無く、暑い中、熱心なファンの方々が大勢来られ、
午前・午後とも会場は満席となりました。

前にも書きましたが、楽しんで、あるいは満足してお金を払い、それが被災地の支援に回る。
これはとても重要なことだと思います。




東北支援第11号です。

宮城県の小学校から、運動会に向け生徒さん達にTシャツを揃えてあげたいというリクエストがあり、
Kさんに現地のコンタクトからデザイン、発注を全て手配して頂きました。

Tシャツといっても360枚なので結構な量になります。
ただ、安物を送って2、3回洗ったらヨレヨレになるよりは、多少値段がかかっても良品を、
という話をしていたら、業者さんが趣旨に賛同して破格の割引をして下さり、
ドライ素材のしっかりしたものを予算内で作って下さいました。

胸に同校の校章をプリントし、左袖に小さくうちのクラブのロゴと「つなげ未来へ」というメッセージをいれて送らせて頂きました。

それと並行して、T副会長に奔走して頂き、地元、芦屋の小学校の児童会のメンバーから励ましの手紙を送ってもらいました。

必要な物資を送るというのは勿論ですが、それだけでなく、こうした形で、子供達同士の交流の架け橋ができればとてもいいことだと思います。

被災地の子供達にとっても、同じ世代の子供達も応援していることで「絆」を感じてもらえれば嬉しいですし、
芦屋の子供達にとっても、被災している同じ世代の子供達のことを考え、何か役にたてることをやるきっかけになれば嬉しいです。

被災地の復興はまだまだ長い道のりなので、単発の物資支援にとどまらず、息の長い交流のお手伝いができればいいなと思っています。


暫く遅れていた本業のキャッチアップに注力していたら、
いつの間にか6月も今日で終わりになっていました。


さて、本題です。
うちの団体では、被災地の子供たちと地元芦屋の子供たちとの交流ができないか、
ということを以前から、副会長のTさんが主体となって進めてくれています。

その一つとして、芦屋の小学校の生徒さん方が被災地の子供たちに
メッセージと絵をカードに書いて送られるとのこと。

その作品のいくつかを見せて頂いたのですが、
これがまたすごい。
絵も上手ですし、メッセージも大人がうーんと唸ってしまうような深い表現です。
なんと言っていいのか、「本当に小学生ですか?」というか、
子供だからこそこう表現できるのか、といったものです。

一応、うちの団体がホームページ等で紹介する許可は出ているのですが、
僕個人の匿名ブログですので、勝手に画像をアップするわけにはいかないのが残念です。
機会を見つけてご紹介できればと思います。


















このブログをはじめた時から、会を運営していく中で生じる諸問題やその対応、意見調整などについても自分の整理のために書き記していこうと思っていたのですが、

さすがに、読む人が読めば何のことか、誰のことか、が丸わかりなので、誰でも見られるパブリックなブログに書けるものではないですね。

もちろん、悪口とかという意味ではないですよ。
読まれる方にとっては、きっと役に立つ話であるとは思うのですが。

現役会長の任期が終わったら、
「ボランティア団体における組織運営論」
という本が一冊書けるのではないかと少しオーバーなことを考えることがあります。

いろんなバックグラウンドを持った人が集まり、
また問題意識も切り口も違う人たちが集まっているわけですから
考え方が違っていて当然だし、それが良い所、面白い所でもあるわけです。

会社だと、どこでもそうだと思いますが、
いわゆるカルチャーというか企業風土があって、
こういう事案に対してはこう対処する、というのは言わずもがな、
というか、それが当然というところがあると思います。

また、上下関係もしっかりできていて、どこにどう話を通せばいいか、大体決まってますし、
極端な話、好きか嫌いかの問題ではなく、最後は「仕事なんだからやれ!」という話です。

しかし、異業種・多様な年齢層が集まる団体の場合は本当に様々です。
また、皆さん、好意で集まっているわけですから、強制はできませんし、そんなことをしたら楽しくないので長続きしません。

ただ、幸いにして、こういうボランティア団体の場合、
みんなが「いいことをしよう」と思って集まっていると言う点ではベクトルは同じです。

後は、いかにみんなが集まって楽しいと思えるか、そして多少の負担や抑えて頂くことはあっても、「ああ良いことができたんだ」と満足感を感じてもらえるか、この部分の調整だと思っています。

いろんな立場の方がいらっしゃるので、一律、「皆がXをやろうというのにAさんだけやらない」と考えると話が終わってしまいます。

しかし現実には、Aさんは「Xは無理だけど、Yならできる」、ところが会の中では「Xは十分なので、Yをやっていただけるのは大変有り難い」ということが多々あります。

この調整なんですが、基本的には皆さん良い人ばかりなので、考えようによっては会社の内部調整よりやり易い場合もあるといえます。

抽象的な話しか書けませんでした。
将来、各論について書くことがあるかもしれません。