このブログをはじめた時から、会を運営していく中で生じる諸問題やその対応、意見調整などについても自分の整理のために書き記していこうと思っていたのですが、

さすがに、読む人が読めば何のことか、誰のことか、が丸わかりなので、誰でも見られるパブリックなブログに書けるものではないですね。

もちろん、悪口とかという意味ではないですよ。
読まれる方にとっては、きっと役に立つ話であるとは思うのですが。

現役会長の任期が終わったら、
「ボランティア団体における組織運営論」
という本が一冊書けるのではないかと少しオーバーなことを考えることがあります。

いろんなバックグラウンドを持った人が集まり、
また問題意識も切り口も違う人たちが集まっているわけですから
考え方が違っていて当然だし、それが良い所、面白い所でもあるわけです。

会社だと、どこでもそうだと思いますが、
いわゆるカルチャーというか企業風土があって、
こういう事案に対してはこう対処する、というのは言わずもがな、
というか、それが当然というところがあると思います。

また、上下関係もしっかりできていて、どこにどう話を通せばいいか、大体決まってますし、
極端な話、好きか嫌いかの問題ではなく、最後は「仕事なんだからやれ!」という話です。

しかし、異業種・多様な年齢層が集まる団体の場合は本当に様々です。
また、皆さん、好意で集まっているわけですから、強制はできませんし、そんなことをしたら楽しくないので長続きしません。

ただ、幸いにして、こういうボランティア団体の場合、
みんなが「いいことをしよう」と思って集まっていると言う点ではベクトルは同じです。

後は、いかにみんなが集まって楽しいと思えるか、そして多少の負担や抑えて頂くことはあっても、「ああ良いことができたんだ」と満足感を感じてもらえるか、この部分の調整だと思っています。

いろんな立場の方がいらっしゃるので、一律、「皆がXをやろうというのにAさんだけやらない」と考えると話が終わってしまいます。

しかし現実には、Aさんは「Xは無理だけど、Yならできる」、ところが会の中では「Xは十分なので、Yをやっていただけるのは大変有り難い」ということが多々あります。

この調整なんですが、基本的には皆さん良い人ばかりなので、考えようによっては会社の内部調整よりやり易い場合もあるといえます。

抽象的な話しか書けませんでした。
将来、各論について書くことがあるかもしれません。