「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -264ページ目

「カンボジアで・・・『えみこ ニコニコ!』」

8/2(火)のブログ でも紹介した友人、東京プロフェッショナルズ代表、青樹さんの主催するイベント に家族4人で参加してきた。 隊員エミコ が人前で話す初舞台。

荻窪の会場「ミュージアム東京」は120名を超える人で賑わっていた・・・。

司会の青樹さんが「今日初めてエミコさんと会われる方いますか?」と質問すると、1/3くらいの手が挙がった。エミコの緊張をほぐそうとする青樹さんも、少し緊張していて裏目に出てしまう。エミコの緊張感が最前列のオレに伝わってくる・・・。

えみこが緊張しながらも謙虚に誠実に話し始める・・・。聞き手の青樹さんとの息も合ってきた。

前任の太郎せんせいと比較すると、カンボジア語もできない・・・日本語を日本語で教える・・・これでいいのか、何をどう教えていいのか、いっぱいいっぱいになった・・・自分自身との葛藤はエミコの表情を硬くしていた。

そこへ一人の生徒が「えみこ ニコニコ!」


自分が悩んだり緊張していると、それが鏡のように子供に伝わり、子供たちを不安にさせていたことに気づいた。「まず自分が楽しまないと・・・」

日本語教師エミコの実演、エミコの帰国が決まったときの手紙の朗読、帰国後届いた子供からの感動的な手紙、子供たちから前任の太郎せんせいへの肉声のメッセージ、そして子供たちの歌う「上を向いて歩こう」。カンボジアの子供たちのストレートな表現、純粋さが胸を打つ・・・。目頭が熱くなった・・・。


イベントが無事終了したときの安堵感、達成感、爽快感・・・やり切ったあとの、爽やかな笑顔のエミコが印象的だった。オレは拍手をしながら、心の中で何度も何度も「エミコ、良かったよ。ありがとう!」と繰り返していた・・・。


準備段階から、相当練り込まれたイベントだったと思う。青樹さん、KNOBさん、マエコさん、山ちゃん、ちは、あみ吉、SAO・・・この企画を盛り上げるスタッフのチームワークの良さが反映されていた。

娘の未空が木曜日に39.3度の高熱を出して、一時連れて行けないかもと考えていただけに、家族4人で行けて本当に良かった。「カンボジア」という国をよくわからなくても、何かが娘たちの心に、種として残ればいいと思った。妻の礼子も感動して泣いていた。


会場には多くの隊員がオレに声をかけてくれた・・・。これからも、 「地球探検隊」 と出会ったことがきっかけで、キラキラと輝く隊員をみていきたい。

娘たちが「パパ、おともだち おおいね。」



     他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、
     それは恥ではない。
     しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは
     立派な恥だ。

ラポック(イギリスの探検家)


「てちこの手帳」

土曜日に昨年7月のモンゴル騎馬隊(チーム サリフ)  かめちゃん、てちこが来社。そして、今年7月のモンゴル騎馬隊(Team チョウ ホルヘル)  らぐじ~、イズが来社。


らぐじ~の写真を、じっと見つめる、かめちゃん、てちこ。1年間でバスカ、イギー、バギー・・・モンゴルの少年たちが、たくましく成長しているのに驚いている。彼らにとっての1年間・・・自分たちの1年間・・・。

来週8/17(水)から、再びモンゴルに行く。

大草原での乗馬は、もちろん楽しみだが、たくましく変わっていくモンゴルの少年たちとの再会が楽しみだ。きっとオレは彼らから元気をもらえると思う。




かめちゃんが「隊長に見せないの?・・・」


それを見て驚いた。

てちこの手帳に(株)エクスプローラ「地球探検隊」 官報掲載記事が切り張りされていた。

7/26(火)のブログ で21日付けの官報掲載を報告する前、つまり6/23のブログ から、ずっと官報に掲載されている記事を探してくれていたのだ。


それが、綺麗に切り取られてテチコの手帳に貼られているのを見て、凄く嬉しかった。隊員の喜びはオレの喜び、そう感じて仕事をやり続けてきたが、 「地球探検隊」 の成長を自分ことのように考えてくれている隊員がいると知ること。これはモチベーションが上がる。ありがとう!てちこ、かめちゃん。


毎日、隊員に感動させられっぱなしだ。



    『仕事を辛いと思うよりもこれをゲームにしちゃおうじゃないか。
    なんとしてでも、このゲームに勝とうじゃないか』

        小松 万豊


「『旅をする木』・・・星野道夫」

ニュージーランドに親子留学をしていた渋谷さんのブログに感動した。3年前トレックアメリカのカナディアンロッキーツアーに参加した隊員だ。mixiで久しぶりに繋がって今朝、メールが届いた。朝から、いいスタートがきれた。

以下、渋谷さんのブログの引用。

 自然は偉大だと思います。

 無言で、大切な何かを教えてくれる存在。

 私たちは、目に見えるもの、耳に聞こえるものをメッセージとして受け取るけれど、カラダで感じることのできるメッセージをもっと意識してもいいのかもしれない。

 言葉で表現できないくらい素晴らしい景色に出会ったとき、自然は、確実に私の中に何かを残してくれる、と感じるから。

 ニュージーランドに来て、自然の中に身を置く素晴らしさを感じているとき、誕生日に下記の一説を送ってきてくれた会社があります。

 何年か前に、いろんな国から来た10人でカナディアンロッキーをバンでキャンプしながら旅行したんだけど、そのときにお世話になった旅行代理店です。エクスプローラ「地球探検隊」と言います。http://www.expl.co.jp/

 ここから送られてくるメルマガは、本当にいつもいいことが書いてあって、いつもジーンとしちゃうんですけど、誕生日に送られてきたこの言葉は、そのときの私の心境にぴったりだったので、本当に深く、感動しました。


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子どもの頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。

いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり勇気をあたえられたりすることがきっとあるような気がする。

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「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。

もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」

「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみせるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」


「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・。その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

             『旅をする木』星野道夫より

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 苦しいこともあるけれど、ここに来たからこそ、思わず涙がこぼれそうな景色に出会うことができるのだから、本当に来てよかった。そういう景色を子供に見せてあげることができて、本当によかった。。

 いつか、彼が大人になって、誰にも言えないような苦しさに直面したときに、ここで見た景色を思い出してくれるといいなぁ。。

渋谷



本当に素敵な隊員に囲まれて仕事をしていることを実感する。オレも「カラダで感じることのできるメッセージ」を、ずっとずっと感じていきたい。

渋谷さんからは何度も「地球探検隊」メルマガ に感想をもらっていたが、昨年の誕生日メールに共感して、ブログに書いていてくれたことを、今日まで知らなかった。ありがとう!渋谷さん。

オレも子供たちに、「いつか見た風景」の思い出をつくってやりたい。これからも、会うたびに、どんどん良くなる隊員をみていきたい。そして子供と共に、隊員と共に成長していければいいなぁ。


      涙が溢れて止まらないのは 出会えたことが嬉しいからだよ

      HUNGRY DAYS 『卒業のうた』

「好きなことをやっていこう。『地球交響曲』上映会」

東京プロフェッショナルズの青樹さん からニュースレターが届いた。


  News # 131:星野さんの言葉

 ●『旅をする木』から

  1974年7月28日、『地球交響曲第三番』の出演者でもある星野道夫さんの友人のTさんが、妙高の火山の噴火に巻き込まれて亡くなったそうです。

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 ぼくはTの死からひたすらたしかな結論を探していた。それがつかめな
 いと前へ進めなかった。一年がたち、ある時ふっとその答えが見つかっ
 た。何でもないことだった。それは、『好きなことをやっていこう』と
 いう強い思いだった。

                     『旅をする木』星野道夫著
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  色んな出来事があっても、ぼくが『地球交響曲』を上映し続けることができているのは、そして、TokyoPros.のイベントをやり続けていられるのは、星野さんのこの言葉に勇気付けられているからだと思います。


 「好きなことをやっていこう。」

 星野さん、ありがとう。



  9年前の8月8日、第三番の出演者星野道夫さんが亡くなりました。今年は8月6日に、星野道夫さんのミニ写真展とともに第三番を上映します。


 
 青樹洋文


●Tokyo Pros. 『地球交響曲』上映会 feat. KNOB
    http://www.tokyopros.com/gaia/
●青樹さんのニュースレター
    http://www.tokyopros.com/newsindex.html
●青樹さんとの出会い
    http://www.tokyopros.com/links/index.html



青樹さんのニュースレターが好きだ。毎回楽しみにしている。何度もオレ自身や「地球探検隊」も紹介されている。KNOBさん とのトークライブを企画してくれたのも彼だ。人の縁とはおもしろい。

明日、明後日と青樹さんの主催するイベントが続くが、「地球探検隊」 は、これからも東京プロフェッショナルズ を応援していきたい。


もし、「地球交響曲(ガイア・シンフォニー)」第2番・第3番をすでにご覧になった方で、都合のつく方は、 「地球探検隊」オフィス に遊びに来てくださいね。


      人生の節目となる瞬間は、自分ではそれとわからない。

         ― 映画「フィールド・オブ・ドリームス」―


「一日ねむ~い・・・」

ケーキに立てられた5本のローソクに、ふぅーと息を吹きかけて、ハッピーバースデーソングを家族で歌う。最高の笑顔を見せる七海・・・。


深夜03:00am。 

「パパ~あつい、体があつい」と未空。

体に触れると、もの凄い熱さだ。39.3度の高熱でうなされてる。慌ててアイスノンで冷やす。人生何が起こるかわからない。

夕方、うちに電話を入れると熱は下がったと聞いて安心する。仕事に集中できること。日々の当たり前に感謝する。


夜はSNSのmixi仲間と「楽しい宴」。
mixi「地球探検隊」 のコミュニティも、メルマガ で紹介すると、あっという間に100人超えた。mixiに登録されている方、もしよろしければどうぞ。


● mixi地球探検隊
→ http://mixi.jp/view_community.pl?id=20417



      変化というものは、
      伝統を変えるものではない。
      むしろ、それを強めるもの。

         ― フィリップ王子 ―

「娘との約束」

娘の七海との約束。

それは冷蔵庫のスイカがなくなったらバースデーケーキを買いに行くこと。

 「パパ、今日は会社お休み?ケーキにふぅ~できる?

  ハッピーバースデーってみんなで歌うんだよね。

  スイカぜ~んぶ食べたよー」

「よっしゃー、今日は、ケーキを買いに行くぞ!」

ケーキを注文して「トイザラス」へ。

モンゴルの大草原で少年になるための小道具を買いに行く。

馬で大草原を駆け抜ける「モンゴル騎馬隊結成」 も8/17(水)と迫ってきた。


先月モンゴルへ行ったスタッフのMaasaが水鉄砲を2丁置いてきた。モンゴルの少年たちにもウケたと言う。ということで水鉄砲を3丁購入。今年44歳になるオレが、モンゴルの少年たちや隊員と水鉄砲で遊ぶことを想像して、ひとりニヤニヤしてる。さ~て今回は他に何してあそぼ・・・。

出発前の掲示板もOPENした。すでにモンゴルの旅は始まっている。


  世間の考えに従ってこの世を生きるのは簡単だ。
   自分の考えに従って一人きりで生きるのも簡単だ。

   優れた人間とは、人の集団の中にあっても

   自立心を失わない人間である 
 

       ― ラルフ・ウォルドー・エマースン ―

「カンボジアからの手紙 市川絵美子」

「地球探検隊」メルマガ98号 でも紹介した、イベント、隊員えみこの「カンボジアからの手紙」。


今年3ヶ月間、カンボジアで日本語教師をしていたエミコの帰国が近づいていた時、一人の生徒から一通の手紙が届いた。

心の込もった手紙は気持ちの伝わる手紙だ。胸にぐっと迫る切ないラブレターだった。仕事中、また泣きそうになる。いつも感動をくれる隊員に感謝!

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 この手紙は えみこさんにおくります。

 とても心はいって 書きました。

 今 えみこさんは 何をしていますか。

 私の手紙は どうですか。
 よみるとき、どう私をおもいだしていますか。


 まえ、私は手紙を書くことが 上手じゃなかったです。
 でも、えみこ先生は まいにち おしえています。

 私と みなさんは すこし 上手がなります。
 えみこ先生 たくさん どうもありがとうございます。

 えみこさんは 日本にかえったら、 
 みなさんには日本語をおしえる先生がいません。

 えみこ先生は すこし寝て たくさんじかんがないです。
 なせなら、みなさんに紙をくれています。
 それから みなさんは えみこさんに おしえてもらいます。

 私は 心が大きいえみこさんを いなくなります。

 私は 勉強が がんばります。

 
 心の紙をおくり手紙です。

 マリンより  ありがとう。

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メルマガにも書いたが、8/7(日)オレは6歳の未空、5歳になったばかりの七海も連れて、家族4人で参加する。

このイベントの打ち合わせをかねて、イベントを主催する青樹さんはじめ仲間が集結した。とにかく、よく笑った。saoパパ、ママ 昨日はありがとうございました。


詳細はスタッフなぐのブログにまかそう。

なぐのブログ → http://naoki7979.exblog.jp/



       どれほど心が込められているか
 それが私の物事の魅力を判断する唯一の基準である
      - ジェーン・ウェリッシュ・カーリー -

「地球探検隊メルマガ98号<想像力を働かせよう!>」

前回の「地球探検隊」メルマガ97号<旅の楽しさを決定づける要素> 発行後、一気に「大人の修学旅行」の予約 が埋まっていった。オレが同行する9月のグランドキャニオンは、すぐにキャンセル待ち状態。翌週には仮予約全員の入金が確認されて、キャンセル待ちの人まで席がまわらなかった。



昨日発行の「地球探検隊」メルマガ98号<想像力を働かせよう!> で紹介した「大人の修学旅行」はオーストラリア。


■大人の修学旅行シリーズ「デザート・エクスプローラ-」
内陸オーストラリアとエアーズロック テントも張らずにブッシュでキャンプ
 
http://www.expl.co.jp/etc/kikaku/aus05/asp.html


この旅にもワクワクドキドキのドラマが待っている。もたれ合うのではなく、自立した人が支え合う。それが「大人の修学旅行」。 お互いに刺激しあい、「普通のレベル」を上げていくのが「大人の修学旅行」。


少なくとも、隊員には批評家ではなくて実践者となってほしいと思っている。あれこれいって、人の批評をする人に、あまり実践の人はいないと思う。そんな暇があったら、自ら何かをしているはずだから。


    人が共同するためには先ず自立的精神に富まなくてはならない。

                 ─三橋喜久雄(体育研究家)


「橋本タカキ写真展で感じたこと・・・」

「地球探検隊」東京交流会 でたくさんの写真を撮ってくれた友人、アカシロイズミちゃん の旦那、橋本タカキさんの写真展 に行って来た。


ちょうど、新宿高野ビル、コニカミノルタプラザでやっていたので、最終日の今日、現役の美大生でもありアシスタント・スタッフでもある、みな を誘って行ってきた。

イズミちゃんがトイカメラのおもしろさをスタッフのみな に教えて以来、みながトイカメラにハマりつつある。橋本タカキさん、イズミちゃんとも話せて大満足。



心の原風景にふれる・・・どちらかというと日本海のような荒海に惹かれると思っていたが、オレが惹かれたのが、意外にもブルーとオレンジ色の最も穏やかで静かな波の写真だった。

イントレピッドツアー参加中 、外国人に「今、何がほしい?」と聞かれ・・・
カッコつけて「peace of mind」なんて答えたことがあったが、まんざらでもないのかな。


これだから芸術はいい。自分の内面の見えない部分が見えてくる。



本当に必要で
本当に欲しければ
それは手に入る

- クシシュトフ・キエシロフスキ -

「娘5歳の誕生日」

今日は、下の娘、七海(なつみ)の5歳の誕生日。

朝、布団で目を合わせて「なつみ、5歳の誕生日おめでとう!」と言うと満面の笑み・・・。


今日までカレンダーを見ては、指折り数えて「大きなケーキ買って、ふぅ~できるね・・・」って楽しみにしていたが、昨日、義父母が栃木から取れ立ての大きな大きなスイカを持ってきてくれて・・・冷蔵庫にどんと、その存在感を主張してる。これではケーキが入らない・・・。


「ケーキのロウソクを消す楽しみは、次のパパの休みにとっておこう!早けりゃ水曜日、遅くとも日曜日にはスイカもなくなるから。ねっ!、そんなに先の話じゃないから、我慢できるよね。」


「・・・・・」唇を噛みしめる娘。


ってことでファミレスへ。このファミレスは大ジョッキがあるから、パパもお気に入り。ランチからビールに酔う。これが休日の定番。って休肝日ないじゃん。

その後、ママの運転でアグリパークへ。ママは自然食品の買い物とフリマに夢中。娘たちはトランポリンと滑り台で遊んだ後、羊と山羊に餌をあげるのに夢中・・・。オレは、そんな家族をボッ~と見つめていい気分。

未空が「パパ、バッタがいたよ。バッタ捕って・・・」
オレは捕ったバッタを「触ってごらん」。

ところが、そのバッタが七海の腕に飛んでいった。 「きゃーこわい~」と持っていたペットボトルを飛ばして泣き出す。未空は大笑い。泣いたり笑ったり忙しい誕生日だな・・・。


夜は近所の公園で盆踊り大会。夏祭りを楽しんで、また生ビール。娘たちも綿菓子に奮闘・・・。おいおい髪の毛までベトベトだよ・・・。娘たちとお風呂に入る。これも休日の定番。



花はなぜ美しいか
ひとすじの気持ちで咲いているからだ

- 八木 重吉 -