エキスパートアイズのブログ -12ページ目

メンツを潰されたから・・・

暑いですね。
夏は嫌いです。暑いので。

もうすぐ参院選投票日だけど、その前に小池百合子さんが都知事に立候補を正式に表明しましたね。
あの人、自民党じゃなければ嫌いじゃないんだけど・・・
でも、自民党が「勝手に表明しやがって!」と怒って、意地でも自民党の推薦をしないみたいだし。
この際もう、自民党から離党しちゃえばいいのに。
そうすれば、多くの女性票と多くのアンチ自民票が獲得できるだろうに。

それにしても、自民党は本当にいやらしい・・・えげつない。
本当は、小池さんを推薦してもいいかなと思っていたのでしょうが、小池さんの方から勝手に先手を打ってきて、党に対して「さあ、どうする?」みたいな態度に出たので、それに頭にきて何が何でも小池は推薦しない!って息巻いているんでしょ。
しょせん、「メンツを潰された」というのが本音じゃないの?
その応酬がすごいったら。
さっそくマスコミとか週刊誌を使ってあら探し、小池潰しが始まってるし。
ああ、おそろしや。
もうこうなったら、政治理念とか政策とか、どうでもいい、とにかく「あの女を潰せ」ってところでしょ。
わかるわー。私も同じようにつまらない男どもに潰されたクチだから。

ほんっと、男ってメンツとかくだらないことにこだわりますね。
「そんな順序なんてどうでもいいじゃない、本質が大事でしょ」と女性は思ってしまうのですが、日本の男はいつも女をバカにしているので、その女に生意気な態度をとられるのが心底憎たらしいということですよね。
まったく、自民党もちっぽけな人間の集まりだわ。
今回の件で、それをしっかり全国に証明してしまったわけですね。

まあ、小池さんについては、そうはいってもやっぱり右寄りなので、あんまり好きではないですけどね。
ただ、老害の男どもに虐められているのはかわいそうで、それに必死に耐えて抵抗している姿が涙を誘うってところです。

話はまったく変わりますが、最近のマイブームが七部袖。
今までは七部袖って中途半端で嫌いだったのですが、このところ、暑くてひじの内側やひざの裏側が汗でかぶれてアセモ状態になるのです。
赤ちゃんみたいにシッカロール?とも思ったけど、結局あれも一時的に回避できるだけで、汗をかけばその上から汗が重なって、変な化学反応を起こしそうで余計に悪化しそう。
それで、なんとかならないかと試しに七部袖のコットンTシャツを着てみたところ、ちょうどひじの内側の汗を吸収してくれて、なかなか快適。
今まで嫌いだったからあまり持っていなかったけど、あるだけの七部袖を引っ張り出して、毎日着ています。
ただし、コットンじゃなければいけない。
化繊だとよけいに痒くてかぶれる。
長袖だと洗い物するときに邪魔だから、やっぱり七部がベスト。
ひざの裏については、コットン系のレギンスで同様に汗を吸収させています。
どうせ外に出るわけじゃないので、見た目よりも快適さを優先。

年をとると皮膚が弱ってきて、若いときには耐えられた汗による反応でも、今はすぐに悪い症状が出てしまうんですよね。
他も同じ。
特に皮膚が弱ってきた。
ゴムとか金属とかプラスチックに対するアレルギーが激しくて、そういう素材が肌に触れると痒くて我慢できなくなる。
昔、子供の頃に、お婆ちゃんがガーゼとか綿100の下着や部屋着を着ていたのを見て、「年寄りくさー」と思っていたが、今となってはその素材のほうが快適だとよくわかります。
仕方ないですね。

夏は暑くてほとんど外出も旅行もしないので、じっと家で、着々と在庫の消費をしています。
あの不味くて嫌いだった中国のバラ茶も、最初もらったときは「おえー、まず。こんなに大量に入っているわ」と嘆いていたのですが、それもようやく残りあと2回分。
もらいものだし、美容と健康に良いと書いてあるし、不味くても捨てるのは忍びないと律儀な私の努力の賜物です。

他にも、ずーっと家にいるから、いろいろ溜まっていた作業ができていいですね。

作業と在庫が終わる頃に、また快適な季節がやってくるでしょう。

今週末、皆さん、ぜったいに選挙に行きましょうね!

組織票

今週末は選挙ですね。

私はもう、先週はじめにさっさと行きました。
期日前投票。
あれ、便利ですよね。ショッピングセンターなんかでもやってくれるから、買い物ついでに行けるし。むしろ、わざわざ選挙のために出かけるのは面倒くさいから、何かのついでに行けるのはとても有難い。

期日前投票期間は2週間もあるので、よほど時間の観念がない人でない限り、有権者全員がどこかのタイミングで行けるはず。
それでも「忙しくて行けなかった」とか「時間がなくて…」とか言い訳する人は、きっとバカなのでしょう。
今回の選挙は、直前にイギリスの失態があったり、都知事が失脚したり、国内外いろいろ政治の話題が尽きなかったので、有権者はかなり関心を持っているはずだし、今回の選挙結果如何で憲法が改正される可能性もあるので、私たちにとって、とても重要な選挙です。
これだけ注目されているにもかかわらず、もし選挙に行かなかった人が私の友人や知人にいたら、もう友人をやめるしかないですね。いい年して政治に関心を持てない人からは、知性を感じることはできないからね。

ところで、以前から疑問に思っていたことがあります。
選挙になると必ず出てくる「組織票」。

創価学会は言うまでもないですが、他にも医師会とか各業界団体とか土建屋とか。会社や業界をあげて「自民党に入れよう!」と強制してるでしょ。確かに、そうは言っても投票は個人が自分の意思でするものだから、個人の選択の自由権は奪われていないと反論するかもしれませんが、それは有権者(社員や団体員)が複数県にまたがって住んでいる大都会の話で、それだけ広範囲になると、いちいち誰がどの政党に投票したか監視するのは困難です。でも、田舎だと、投票箱の前に座って監視している人と有権者が顔見知りのことも大いにあり得るし、箱に入れる時に何と書かれていたか見えることもあるし、極端に人口の少ないところだと開票したら筆跡で誰の票かもわかってしまう。会社や団体の前では「わかりました、自民党に入れます」と良い返事だけしておいて、実際はぜんぜん違う政党に入れたくても、こんな明け透けの環境で、業界や上司からは圧力をかけられた状態で、わざわざリスクを負って自民党以外へ投票できる勇気のある人は少ないでしょう。
私の知人も、「本当は別の党に入れたいが、医師会の決定で自民党に入れるように要請されたから、イヤだけど入れるしかない」と言ってました。
ここまでくると、完全に個人の自由は奪われてますよね。
これ、違法の臭いがプンプンするんですけど、なぜか今まで誰も追及してないんですよね。
すごく納得いかない。

そして、この組織票は、たいがい自民党の要請ばかり。
有名なのは医師会と建設業界。
特に建設業界は、大昔から自民党とベッタリ。票をあげるから公共事業をもらう、これを「癒着」と言わずして何という?

こういう政治のあり方に、きちんと疑問を呈してくれるクリーンな人はいないのかしら?

自民党が、耳に心地よい話ばかりして老人をそそのかして投票させるケースは、後で「話が違う、騙された」と言ったところで、投票自体は自分の意思を反映させているけど、この組織票は違う。
自民党に入れたくない人にまで、業界や上司の圧力で、自民党への投票を強制している。言葉では「強制していない」と言っても、実態は強制。入れなかったことがバレれば、左遷、業界から村八分など、むごい仕打ちが待っている。

田舎にいる人は、つくづく気の毒だと思います。個人の自由を奪われ、自分の意見すら発することができないのですから。
まあ、そうは言っても、結局投票したのはその人本人なので、票の重みをしっかり認識してもらうしかないですね。

私の希望。
お願いだから、東京および周辺三県(千葉、埼玉、神奈川)と、その他の県の財政と行政を別にしてくれませんかね?国を分けてもらっても構わないですよ。
それがダメなら、せめて太平洋側と日本海側で分けてもらうとか。
何しろ日本海側は、公共事業頼みの自民党ベッタリ癒着の保守王国ばかりでしょう。日本をもっと改善していかなければならないこの大事な時に、必ずと言っていいほど足を引っ張ってくれるのが日本海側の県ばかり。
そのくせ、東京に集まる莫大な税金を当てにしてたかってくる。
もう、いい加減、堪忍袋の緒が切れそうです。

今回の選挙でも、また邪魔しないでよ。
「業界に頼まれて断れなかった」とか、いつまでも他人のせいにしてないで、いい加減、自分の意思で動いてみたらどうなの?
自分ではリスクを負わずに、他人に頼ってばかり、いつまでもそんな調子のいい話はないからね。

今度邪魔してみろ?
東京だけ独立して別の国になってやるからな!


覆水盆に返らず…大英帝国と大日本帝国

先週末、イギリスは大胆な決断をしましたね。おかげで金融市場は大混乱。今日は株価が少し戻ったけど、もしかしたら金曜日に暴落した時に底で買い漁った投機筋が、軽く儲けるために週明けの今日誘導的に値を戻させて、儲けが終わったところでまた値を下げるつもりかも。
為替は一時100円を割ったけど少し持ち直したが、今日はやっぱり下がり気味だった。このまましばらくじわじわ下がり続きそう。為替が下がれば(円高になれば)当然株価もまた値下がりするでしょう。
これが輸出企業を優遇する国の悩みの種。いつも他国の動向に振り回され続け、そして国民がそのツケを払わされ続けている。輸出企業からいくら賄賂をもらっているか知らないけど、円高=悪としか思えない政府が無能なだけですね。

私なんて円高大歓迎なんですけどね。
この機会にどんどん海外へ遊びに行っちゃうだろうし、輸入品は安くなるはずだろうし。
しかし、日本は本当に摩訶不思議な国で、円安になれば「原材料費高騰」と言ってすぐに商品を値上げするくせに、円高になって「原材料費が安くなった」からといって絶対に値下げしないでしょう?だから物価は上がる一方。まったく企業なんてただの詐欺集団だわ。誠意の欠片もない。だから経団連とか胡散臭くて嫌いなのよね。

イギリスに話を戻すと、今回の国民投票は、完全に右翼に老人とB層がそそのかされましたね。まるで昔の小泉劇場を思い出したわ。そして今の自民党政権も。

まず老人を操るのは簡単。
不安を煽ってお金を与えておけばいいので。そして決めゼリフは「古き良き時代を取り戻そう」。まあ、老人というのは昔取った杵柄が忘れられないので、いつまでも昔の栄光にしがみつく。イギリスなら「大英帝国」、日本だと「大日本帝国」。右翼が大好きな帝国主義が忘れられないのが老人です。それが行き過ぎると戦争が始まる。戦争なんていつも、自分が偉いと思い上がった傲慢な老人と、自分が強いと信じこんでいるバカなB層によって始まるのが世の常。今どき帝国主義なんて時代錯誤もいいとこなのに、わざわざそこにリセットさせようなんて、頭が悪いにも程がある。

今度の選挙から18歳と19歳も投票できるようになったけど、なぜ自民党は若年層にまで有権者の拡大をしたのか不思議でした。だって、まともな有権者なら、バブル期あたりから自民党が虎視眈々と遂行し続けてきた数々の悪行を見抜き、金で老人を釣って票を稼ぎ揺るぎない自民帝国を作りあげてきたことに「拒否」を突きつけるはず。今さら老人に何を言っても自民に籠絡されているので、未来を取り戻すためには若い票が増えた方が絶対いいと思っていたので、それを増やした自民党は自殺行為なのでは?と思っていました。
でも、今回のイギリスの選挙を見て、そして最近テレビでインタビューを受ける18歳19歳の「私、政治なんて難しくてわかんなーい」みたいなバカ丸出しの若者を見て、「ああ、自民党の狙いはここだったのか」と妙に納得してしまいました。つまり、バカが増えれば増えるほど、自民党が勝つ確率が高くなるということです。バカは自分で考える能力を持ち合わせていないので、簡単な言葉で大きな声をあげる人にすぐになびく。それが今回のイギリスの離脱派トップのボリスであり、アメリカのトランプであり、いずれも完璧な右翼で国粋主義者。イギリスでは離脱派が残留派の議員を殺してるのに、殺人者が支持するようなキチガイ主張なのに、それでも主張が通ってしまう程にバカが多かったということ。
そういう危険な主張の持ち主を担ぎ上げて、あげく国をめちゃくちゃに破壊されても「選んだのはあんたら国民だろ」と他国から一瞥されるだけ。誰も助けてくれない。
自国だけが崩落するなら「どうぞご勝手に」だけど、他国も巻き込むようなことは甚だ迷惑であり、本当にやめてもらいたいです。

私の目には、日本の自民党、アメリカのトランプ、イギリスの離脱派、中国共産党、すべて同じに見えます。
あ、あと、北朝鮮の将軍様も。

まあ、中国と北朝鮮にはそもそも個人に選択権はないし、日本は選択権があるのに国民が無能化させられて考える能力を削がれているからお話になりませんけど。
それが、選択権も発言の自由もある成熟した(日本以外の)先進国で、こんな危険な人物を選び始めていることに恐怖を覚えます。
再び帝国主義が台頭して、本当に戦争が始まる日も近いかも。
だから、昔から言うでしょ。
「キチガイに刃物」と。

今回の参院選はとても重要です。
イギリスみたいに右翼に煽られて考えもしないで投票したり、おふざけでいい加減に投票したりせず、先々をしっかり考えて若い有権者全員が投票することを願います。