エキスパートアイズのブログ -10ページ目

気が滅入る

このところ、ブログに向き合うのがほぼ1ヶ月に一度程度に減速してきたな…

気がつけば、夏が終わっていた。
やっと終わってくれた。
夏は世の中で嫌いなものトップ3に堂々ランクインします。
嫌いな理由その1、汗が止まらない
その2、化粧しても瞬間で崩れるので化粧の労力も化粧品代も無駄に終わってしまう
その3、暑くてマトモなオシャレができず、見た目が貧乏くさくなる
その4、汗のせいで全身かゆくて仕方ないし、至る所に汗もができる
その5、暑いから外出する気になれず、ただでさえ引きこもりがますます家にこもるので、動かないからぶくぶく太る
他にも嫌いな理由はいろいろあったが、原因の夏が終わったので、理由は忘れました。

そして、やっと涼しくなったと喜んだのも束の間、今度は長雨。今週は珍しく毎日用事があって出かけなければいけなかった。ふだん引きこもりの私にとって、こんな時こそ宝の持ち腐れの靴や服を着るチャンスなのに、雨のせいで、持ち腐れの宝物が登場できない。
雨の日は困ります。
まず、靴がない。
正確には、雨の日に履くための靴がない。
持っている靴の99%が高級革靴とサテンなどの布地の靴。合皮なんてもはや存在しない。
ところが、私が出かけようとすると、80%以上の確率で雨が降るほどの雨女、仕方ないのでやっと一年前に一足だけ長靴を買いました。
決して好きで買った訳じゃないので、長靴なんて登場しなくていいのに、残念ながら今週は絶好の長靴日和。なんなのよー!
しかも服もやりきれない。
雨の中を歩くと泥水が跳ね返ってふくらはぎあたりが汚れてみっともないので、必然的に色の薄い服は不可能で、黒のパンツスタイルしか選択の余地がなくなる。
私、世の中で黒の服と黒の靴がいちばん嫌いなのです。
それなのに、雨のせいで黒ばかりになってしまい、そりゃあ、気分も滅入りますよ。

ほんと、世の中すべてが私に嫌がらせをしているんじゃないかと勘繰ってしまいます。
あー、やだやだ。

気分が滅入るといえば、今度、珍しく数日滞在で金沢に行きます。金沢は私にとって鬼門、元凶そのものなので、できるだけ近寄らないようにしてました。金沢の「か」の字を聞いただけでも気分は最悪で吐き気を催し、殺意がふつふつと蘇ってしまうのです。
でもついに、実家に放置したままの荷物を引き上げに行くことにしました。引き上げてしまえば、もう金沢に行く必要がなくなる。そうすれば、気分が清々する。
そういうことで、これが実質最後と思って、まだ少数残っていた現地の友人たちに面会のお声掛けをしたのですが、反応が悪かった。中には「今回都合が合わないから、また次回」とおっしゃる方もいましたが、すいませんね、たぶん次回はないです、だってもう行かないから。
この反応の悪さで理解しました。
「ああ、もう私は過去に葬られた人間なんだな」と。
まあ、そんなもんでしょう。
皆さん目先の仕事でお忙しいでしょうから、何の価値もない人間に提供する時間はない、ということだ。
それを実感しても、別に怒りも悲しみも感じない。私に存在価値がないことは、本人である私がいちばんよく知っているから。

昔は、仕事も勉強も、努力すればいつか必ず報われると希望を持って努力し続けていましたが、現実はそうでなかった。努力が実り始めると、それを邪魔する人間が多数出現し、結局潰された。
そして、潰されて一度ケチをつけられたら全てが終わり。その後どんなに努力しても、成果が出れば出るほど、世間は過去をほじくり返して批判することに全精力を尽くす。善行とか功績なんて関係ない、とにかく過去の汚点を引き出し、鬼の首をとったかのように叩きのめす。
どうせそうなることはわかり切っているので、今さら努力なんてする気にもならない。経験のない人は簡単に再起なんて言うけど、一度ケチをつけられた人間に再起のチャンスはないことぐらい、本人がいちばんよく知っています。
だからもう、何にも執着しないし、何があっても冷めた目でしか見ないし、心の底から笑うことも楽しく感じることもないし、悲しみを感じるのは可愛がっていたペットが死んだ時だけ。
もちろん私には夢も希望も将来もなく、それを持つことも許されない。
こうして私は朽ちていくんだな、と思っています。

いま気づいた。
精神病って、悲しみや喜びを感じられなくなった人が、ただ気分が滅入るしかなく、感情を上手く表せなくなって精神に異常をきたしてしまうんじゃないかしら。
まさに私がそれだからね。



仕返し

今日は虫の居所が悪かった。

 

そんなときに限って、洗い終わった洗濯物を洗濯機からカゴへ移す途中に、服がひとつゴミ箱の中にボトっと落ちてしまった。

よけいにむかつく。

でも、落ちた服は私のではなかったので、八つ当たりとして、そのまま何食わぬ顔して乾かしてやったわ。

もしゴミ箱の中に落ちてしまったのが私の服だったら、間違いなく洗い直ししていたけどね。

 

少し前に、誰かのブログで、「たまにダンナの服をバスマットやトイレマットと一緒に洗って、仕返ししている」というのを読んだことがありますが、その心境よくわかる。

私も今度やってやろう。

 

虫の居所が悪いときに家事をやると、よけいにヒステリーが倍増するのよね。

もともと家事なんて「やらされてる感」たっぷりで、屈辱的な作業としか思っていないので。

だから、時々こういった仕返しをして、憂さ晴らしをするわけです。

 

本当は、書きたい別の話題もあるんだけど、それを書き出すとますます感情的になりそうなので、今日のところは精神衛生を考えて、やめておきます。

 

それではまた。

日本は国籍を捨てても再取得できるって、甘すぎない?

久しぶりにブログに向き合って書きかけていたら、途中で他のタブで作業をしていたあいだに、書きかけの記事が消滅していました。

むかつく。

 

さっき書いていたことは、オリンピックが意外に面白くて、見入ってしまっていたこと。

特に私が気に入ったのは、体操男子団体と内村選手の逆転金メダル、バドミントン女子ダブルスの大逆転金メダルです。

それ以外でも、欧米人やアフリカ人と比べて圧倒的に体格の不利があるにもかかわらず、知恵と努力でそれを克服して、きちんと結果を出していた日本人に尊敬と誇りを感じました。

清々しいスポーツ精神は本当にいいですね。

 

一方で腹が立ったのは卓球女子。

なんなの、あれ?

たしかに中国が圧倒的に強いのはわかるけど、アジアのみならずヨーロッパもアメリカも、果てはアフリカにまで中国選手が帰化しまくり。

まるで中国の輸出商品のようじゃないですか!

あの節操のなさに呆れる以上に憎しみさえ感じました。

 

そりゃ日本だってラグビーとかサッカーとか、帰化選手を多くかかえるスポーツもあるけど、それにしたって、代表選手の半数にも満たないでしょ。もし仮にサッカー代表選手全員が帰化選手の状態で日本が優勝したとしても、日本人はそれを嬉しいと思うのだろうか?少なくとも私はひとつも嬉しくないし、白けてしまいます。

 

なんか、あの卓球中国人の帰化問題を見ていて、そこまでしてオリンピックに出たいのか?と思ったし、だいたいそのために気軽に国籍を変更するってどういう神経なの?とも思いました。

国籍ってそんなに軽いものなんだっけ?

それに、国籍を変えたからには、もう元の国は捨てたと同然なんだから、ちゃんとその国の文化を尊重し、しきたりを守ってその国の人として生きていってもらわなきゃ困る。国籍は変えたけど「私は中国人なんだから、ヨーロッパであろうが日本であろうが、痰ツバをはいて、列に割り込みして、大声で話をして、何が悪いんですか?」なんて態度をとってもらっちゃ困るわけだわ。

しかし、そもそも気軽に国籍を変えてしまうような人は、基本的に自分個人の利益追求に走っている人だから、そこにはあまり知性を感じないので、正論を言っても通用しないのでしょうね。

 

こういう中国卓球女子選手の帰化の裏には、それを専門とするブローカーが存在しているそうです。だから、スポーツのためというのは表向きのキレイごとであって、結局のところ「お金もうけ」なんですよね。

プロスポーツと違ってオリンピックやアマチュアスポーツは、「スポーツマン精神」に則って、フェアプレイの精神で公平に純粋にスポーツで競い合うところにスポーツの美しさと選手の努力に対する称賛があるのであって、それを「お金で解決」するようになったら、そこには美しさはまったく存在しなくなってしまう。

オリンピックが本来のスポーツマンシップを失って、完全に商業目的となったのは、たしか昔のロサンゼルス五輪から。やっぱりカネに執着するアメリカ人だよ。

それがいまや全世界的に伝播してしまい、フェア精神を持ち合わせるなんてまるで「正直者はバカを見る」世界。そんなことより、どんな汚い手を使ってでも「勝てば官軍」の精神がはびこっているのですよね。

だから、年々オリンピックに関心を寄せる人たちが減少してきて、次回の東京だって、都民や国民はそれほど喜んでおらず、手放しで喜んでいるのは直接儲けが出るゼネコンとその仲介からピンはねをたくさんもらえる政府や行政のお偉いさんたちばかりでしょ。

くだらない。

もう、商業目的のオリンピックなんて廃止してしまいましょうよ。

 

少なくとも帰化選手の問題は、次回のオリンピックまでにもっと厳しくルールを変更したり、そう簡単に帰化選手が代表になれないように「帰化して10年間は出場禁止」とか、「個人戦は出場禁止、団体戦は帰化選手が全選手の50%以下とする」など、真剣に考えてほしいですね。

 

最後に、ちょっとビックリしたのが、日本の国籍再取得の甘さです。

中国は、どうやら一度国籍を捨てると、二度と中国の国籍に戻すことはできないそうです。

まあ、帰化する選手の本当の目的は、オリンピック出場以外に、中国共産党からの脱出という大きな目的があるであろうことは容易に想像できるけどね。だから、欧米など民主国家へまんまと帰化できた人は、たとえオリンピックに出られなくても手放しで喜んでいるはず。逆に、そんな目的の人を気軽に受け入れてしまった国は、大きなリスクを抱えることになるのですよね。

それはおいといて、ところが、日本は一度どこかの国へ帰化しても、申請すればまた日本の国籍を再取得することができるそうです。

甘いわ。

ビックリした。

そんなことしたら、まさに「個人の利益追求」のために、ご都合主義であっちの国こっちの国へ国籍を移し、イヤになったら日本に戻って来ようと安易に考える人が続出するのでは?

幸い、日本は他の世界の国々より恵まれていることが多いので、よほどのことがない限りあまり他の国へ国籍を移すようなことは考えにくい。

逆に、そんな日本から国籍を移す人は「よほどの理由と覚悟」があったのでしょうから、そこは自己責任で、日本国籍の再取得は遠慮してもらいたいです。

 

次のオリンピックまでに、日本政府にお願いしたいですね。

日本国籍も、再取得不可能にしてください。

そうでないと、自分の国を大切に思う心のない、自己中心的な人間が世界を跋扈したあげくに、ノコノコと日本に戻ってきてしまう。

そういう身勝手な不届き者は、二度と日本人に戻れなくしたほうが日本のためだと思います。

スポーツの腕を磨くために他の国へ移住するのはけっこうですけど、自分のワガママを通すために日本国籍を捨てるのだから、それ相応の覚悟をもってもらわなければね。

世の中そんなに甘くないんだよってことを、しっかり頭に叩き込ませる必要があると思います。