結婚相手の条件とは
前回からまだ2週間しか経っていない。
このところのペースから考えると優秀なほうだ(苦笑)
10月中旬からずっと、本当に忙しかったです。
10月中旬に海外旅行1週間、11月はじめに田舎へ荷物整理で1週間、その直前に海外の友人が突然11月終わりに来ると言ってきて、スケジュール作成や各種予約にてんてこ舞い、田舎から戻ってきてからもその続きと次の旅行準備に時間に追われ、11月終わりから海外友人お付き合いで1週間、そして今月10日から海外へ1週間、戻ってからは年賀状やら写真整理やらいろいろ手続きがあって、さらに明日からまた2日間出かけます。
この2ヵ月半、ほぼ1週間ごとに出かけては、帰ったら次の準備や他のやることに追われ、の繰り返しの毎日でした。
その間に、忘年会、食事会、イベント参加など、チョイ用もこなし、なんだろう、もうヘトヘト。
プータローの私でさえこんなに忙しいのですから、世間のお仕事している皆さんは、さぞやお忙しいことでしょうね。
お疲れ様です。
さあ、いよいよ年末突入ですね。
あー、いやだ。
年末年始、ゴールデンウィーク、三連休は、私にとって、非常に憂鬱な日々です。
なぜなら、毎日家でゴロゴロしている人がいるので。
鬱陶しいったら。
私がこんなに忙しくて目が回りそうな時間を過ごしているのに、ボケーっと見るわけでもないテレビをつけてパソコンの前に根が生えたように居座ってくだらないヤフコメとか2ちゃんにかじりついている人を見ると、もう発狂しそうです。
特にテレビの音は嫌い。
バラエティーとか、大嫌い。
調べものや書きものをする時は、すべての神経を集中させたいので、静かな環境じゃないとイヤなのです。それを、バカ丸出しのテレビ番組を見るわけでもなくつけている。テレビからはバカ丸出しの芸能人の笑い声が聞こえてくる。もう、腹が立ってしょうがない。
あっちはあっちで、休日ぐらい家でリラックスさせてくれよ、と思っていることでしょう。
そして、例によって、「ご飯」問題でしょ。
これは、他の既婚友人とも共感しあっていたのですけど、はっきり言って、「ご飯作るのめんどくさーい!!!」「離婚と天秤にかけてもいいぐらいに苦痛!!!」
もうねー、夕飯の準備をするのが精一杯。それが休日になると昼と夜の2回の準備が義務となるでしょ。さらに年末年始やGWの長期連休となると、毎日毎日奴隷のごとくにイヤイヤ食事を作り、自分の時間がまったく持てなくなるのですからね。
ほんと、うんざり。
別に毎日顔あわせているんだから、年末年始やGWぐらい、勝手にどこか行ってくれればいいのに。そうすれば、私は自分のやりたいことをたくさんこなしていける。
だから、別居が良かったのですよね。
別居中は、お互い心穏やかに過ごせていたのに、まったく、「夫婦は同居すべき」という旧石器時代的思考のお節介なバカ男どもの陰謀で、我が家の平穏はまんまと崩され、やつらの思惑通りに同居することになった途端に、家庭不和が始まり、日に日に激しくなるばかりなのです。
あいつら、どう責任とってくれるんだ?
まったく、余計なことをしてくれたもんだ。
このあいだ、ある友人から「結婚願望の強い友達がいるので、結婚の現実を話してやってほしい」と言われました。
あはは。
結婚の現実なんてお話したら、もう世の中の女性たち、大半が結婚しなくなりますよ。
それでも結婚したい女性は、よほど自分で生きていけない弱い女性か、そうでなければ「金目当て」しかありえない。
そりゃね、昔は好きで好きでたまらない男性がいて、その人と結婚したらきっと幸せな毎日を過ごせるだろうと夢見た時期も、遠い、遠い、大昔にありましたけどね。
でも、今ならわかる。
誰と結婚しても、ほとんど変わりなし。
男はだらしなくて、汚らしくて、すぐに部屋を汚すし、元の場所に片付けないし、テレビの前でボケーっとアホ面しているし、食事作法はなってないし、要領悪くて段取りがあまりに悪すぎる。
どんなに好きな人だったとしても、こういう現実を見てしまうと、百年の恋もあっという間に覚めるわけですね。
だとしたら、昔、「結婚相手は3高」と流行っていたのも、けっこう的を得ている。
まあ、どうしても結婚したいというなら、
・暴力をふるわない人
・ギャンブルをしない人
・おとなしくて意見を主張しない人
・安定した会社に勤め、大きく出世しなくてもいいので、ライバルから蹴落とされないほどに平凡な能力で、しかし会社から退職勧告されないように文句も言わず淡々と定年まで勤めあげる人
・(妻に対して)金払いの悪くない人
・(自分は)浪費をしない人
・自分でご飯を作れる人
・親との同居は絶対しない人
といったところでしょうかね。
顔とかは、もうどうでもいいです。
ただ、あんまり教養レベルがかけ離れすぎていると、かなり早い段階で会話に齟齬が生まれ、それが原因で「見下されている」「バカにされている」といった意識がでて、ついには家庭不和に発展するので、教養レベルは似たような人を選ぶべきでしょう。
それから、食事作法は毎日のことなので、あんまりマナーのなっていない(躾のなっていない)人と一緒に食事をするとかなり気分が悪くなるので、その点はしっかり確認しておいたほうがいいと思います。
あとは、誰を選んでも、結果は似たり寄ったり、大差ない、ということを覚えておけば、仮に結婚してムカつくことがあり、「離婚したいー」と思ったとしても、「どうせ誰を選んでも同じ結果」とあきらめることができるでしょう。
そうです。
「結婚は妥協の産物」。
結婚してしまったら、夢は捨て、あきらめた方が気が楽になる。
ものごとに妥協できない人は、絶対に結婚すべきじゃない、ということですね。
さあ、これが今年最後の記事とならないように、来週は大掃除やその他の雑事をしっかり終えて、ブログの時間を作れるように頑張るぞ!
みなさん、良いクリスマスを。
怪しい民泊のカラクリがわかった
ああ、前回は海外の友人を連れて歩く前に記事を書いたのですね。
その連れまわしも今週はじめで終わり、解放されて本当にホッしていたところです。
やはり、悪い予感的中。
世間一般のバックパッカーとは、もしや、本当にバックパッカーの旅しかしたことがないのかしら。そして、ふだんの生活も、あまり高級なものを食べたり高級なものを身につけたり高級な場所に行ったりしたことがないのかしら・・・。
バックパッカーと言っても、決して貧乏でお金を持っていないわけではない。中には貧乏な人もいるかもしれないけど、基本的に海外へ旅行できるぐらいだから、お金はちゃんと持っているんですよね。
ただ、お金の使い方が一般的な旅行をする人とは少し違うというか・・・
ふだんからあまり高級なものに触れていないからなのか、視野がとても狭くなっているように思えました。
例えばこんなエピソードが・・・。
「歌舞伎」について聞かれたので、「日本の伝統的な芸能」と説明したら、「ディナーショーみたいに食事しながら観るの?」と返された。「いえいえ、食事はしません。中国とかは食事しながら歌と踊りを見せるような歌舞ショーとかよくあるけどね。それは単なるエンターテイメントで、こちらは芸術の世界。まったく違う」と答えたら、「ディナーショーを見下さないでくれ」と急に怒り出した。
なぜ怒るのかビックリです。
「では、オペラやクラシックコンサート、バレエは食事をしながら観ますか?観ませんね。それと同じで、歌舞伎は芸術です。エンターテイメントではありません」。
なぜそれがわからない?
なぜなら、今まで生きてきた中で、芸術に属するジャンルを鑑賞したことがないからか?
終始こんな感じで、私はふつうに丁寧に説明しているのに、なぜか「馬鹿にしている」「見下している」と返ってくる。
どちらかといえば、私の説明を理解しようとせず、自分の知っている知識のなかだけで物事を解釈しようとしているから、話が噛み合わなくなっていくのでしょう。「自分を持っている」といえば聞こえはいいが、他人の話を聞かない「単なる頑固者」と言われても仕方ないくらい。
それとも、ふだん高級なものに触れていないので、高級なものに対してコンプレックスがあるのか?
いい加減めんどくさくなってしまい、途中で合流した日本人の友人とばかり話をして、この外国人とは適当に距離をおくようになってしまいました。
そんなわけで、私と過ごした数日間は、食事に関してもその土地の名物や日本らしい美味しいものばかりチョイスして食べさせてあげていましたが、私と一緒にいないときは、ラーメンか吉野家かカップラーメンかスーパーのパンなんかを食べて過ごしていたようです。
通常、バックパッカーでない旅行者は、行きの飛行機とともに帰りの飛行機も予約して来ますが、この友人の場合は帰りをとっていなかった。
「お金がなくなったら帰る」ということらしい。
だから、余計にお金を使わないようにしていたのですよね。
これまた「節約」といえば聞こえはいいが、見方によっては「単なるケチ」か「貧乏くさい」だけ。
若いならともかく、40代にもなってこれじゃ、ちょっと・・・ね。
私は基本的にケチな人は嫌いです。
なにも大豪遊をしろというのではなく、せっかく旅行に来ているのだから、多少金銭がかかってもその土地の出来る限りのものを堪能するのがいい。数日間でぎゅっと凝縮させるから、感覚や神経が研ぎ澄まされて、その土地のいろいろなものを吸収できるのであって、目的もなしにダラダラと過ごしているだけじゃ、いくら1日あたりの消費金額は少なくても、得るものはかなり少なくなってしまうと思います。
それと、旅先では頑固はダメ。(旅先じゃなくてもダメだけど)
ガイドブックというのは、けっこういい加減に書いてあることが多い。
特に、今回ちょっと見せてもらったけど、中国で発行された日本のガイドブックには、かなり事実を捻じ曲げて記載してあったり、編集者の主観がかなり入っていて、「この町の紹介はこれだけ?」「これの解釈は間違っている」というものが多かった。
だからこそ、自分の目で現地を訪れて事実を確かめ、現地の人の話をよく聞いて間違った解釈を修正しなければいけないのに、頑固で人の話を聞かず(理解しようとせず)、「ガイドブックに書いてあることが正しい」といった態度をとるのなら、わざわざ旅行に来なくてもいい。
ほんと、今回のことで、「バックパッカーって、いったい何しにわざわざ海外まで行くの?」と大きな疑問を抱いてしまいました。
それと、もうひとつ。
最近流行りの民泊。
あれ、かなり怪しいね。
今回の友人はお金を使いたくないからホテルは選ばず、こういう民泊を選択したのですが、行った先がバリバリの違法営業でした。
airbnbってありますね。
他に国は知らないが、日本国内でこのサイトに出している人の半分以上が外国人ではないかと思われる。そしてその半分以上が大家の許可なしに「又貸し」をしている違法の外国人。
今回の友人が泊まった先もそれでした。
最初に宿泊先を探すときに「ここはどう?」と聞かれてサイトを確認してみたら、どう見ても提供者が中国人。そして、どうみてもその部屋は賃貸アパートっぽい。自分が借りているアパートが2部屋あれば、そのうち1部屋を民泊として貸そう、という魂胆みたいです。当然、大家はそんなこと許可していないし、知らないはず。
気をつけないと、こういう違法な又貸しがたくさん横行している、ということがわかりました。
もうひとつのケースは、又貸しではないが、日本の空き家を買い取って民泊として外国人に提供している在日外国人が相当数いるようです。
そもそも日本人は、お金を稼ぐことに無頓着で、お金に執着していない人が多い。もちろん、政治家や高級官僚やその他の金の亡者のような強欲な人たちもいますけど、大多数の日本人はそこまでガツガツしていない。
そこに金儲けをしたくてしょうがない外国人が目をつけて、日本の不動産をガンガン買い漁って、日本で外国人相手に金儲けをしているのです。
なんか、聞いただけで、感じ悪いですよね。
その外国人たち、ちゃんと稼いだ売上金額を正確に申告して日本に税金を払っているのかしら?そもそも、どういう種類のビザで日本に入り込んでいる?まったく怪しいものだわ。
なんとなく、日本の不動産がいいように利用されているだけで、日本のどこにもお金は落ちず、外国人オーナーだけがウハウハと荒稼ぎしているように思えて、とても不愉快に思いました。
どちらのケースにも言えることですが、民泊って、実は外国人が貸主になっていることが多いから、それで騒音やマナーの悪さなど近所とのトラブルが絶えないのですね。もし日本人がオーナーなら、「夜中に騒ぐな、部屋に決まった人以外は泊めてはいけない、ゴミは正しくだしてくれ」など、きちっと外国人宿泊者に指導するはずですものね。
どうりで、って納得しました。
ちょっと前に民泊が日本でも違法か合法化させるか、と話題になったけど、政府はもっときっちりと取り締まるべきですね。
日本人が何か間違ったことをしたら、とたんに「不法行為だ」なんだとケチつけて逮捕しちゃうくせに、外国人に対しては何も言えないのかしら?外国語がしゃべれないから?ずいぶん気が弱いこと。
政府がしっかりしてくれないおかげで、日本に住む外国人は、ますます傍若無人、無法地帯化する始末。
政府は、日本人からばかり税金を巻き上げようとしないで、こういう怪しい外国人を徹底的に取り締まるべきだし、民泊に関しては、完全に登録制にして、毎年収支報告と納税をさせるべきですね。もちろん登録にあたって、相当の登録料をとれば、又貸ししているような違法な外国人は排除できると思います。
私は、こういった不届きな外国人が日本を荒らしてくれるおかげで、日本の評判が落ちてしまうことが非常に悲しい。
オリンピックがあるからと、何でも規制緩和、緩和で、外国人ウェルカムなんてやってないで、逆に変なのが入ってこないように、厳重に取り締まってほしいものです。
どうせ、政治家も官僚も公務員も警察も、見せかけだけ忙しそうにしているけど、本当はヒマなのでしょうから、変な外国人排除のために、しっかり働いてくださいよ!
そうじゃなきゃ、日本人の私たちは、安心しておちおち眠ることもできやしませんから。
感覚の違いはけっこうツライ
暑いと思ったら急に寒いですね。
風邪ひきそうです。(たぶんみんなも・・・)
今度、海外の友人が東京に遊びに来るのですが、ちょっとしたストレスを感じています。
海外の友人のほとんどは旅先で出会った人たち。
日本の友人と違って、海外の友人は年齢も性別も職業やステータスも様々。
それがちょっとした感覚のすれ違いを生じることがあるのですよね・・・
私の旅行スタイルは、「いつからいつまで」と日程を決めて、その日に何をするかをだいたい計画して、行く場所や食べたい食べ物やレストラン情報なんかもしっかり調べて行くことがほとんど。いくら見知らぬ土地とはいえ、行き当たりばったりでは楽しい旅行ができないことを十分に経験済みなのです。特に、だいたい5日から2週間ぐらいの日程が多いので、限られた時間内で、いかに現地を深く知り、現地の人たちと触れ合うかを目的としているし、美味しいものを食べることも大きな目的のひとつなので、絶対にマクドナルドなんかのファストフードに甘んじたくない。ただし、国によっては現地のローカルフードが屋台や大衆食堂にある場合は、よほど不潔でない限り、迷わずそういうのも試しますが。
とにかく、私の旅のモットーは、「現地化」と「非日常の凝縮」です。
私ほど厳密に計画をたてて行かないにしても、多くの時間制限のある個人旅行者は、限られた時間内で、できるだけ多くの楽しみを経験したいと思っているはず。そのため、遊びや食事が多少高くても、「まあ、この期間中だけだし」と割り切って、旅行中はかなり散財することもあるでしょう。
それは、やっぱり「非日常」だからこそ、なのですよね。
ところが、旅行が「非日常」ではないタイプの旅行者も存在する。
かなり長期(半年以上)で放浪の旅に出るような人たちや、そこまで長期でなくても帰りのキップを買わずに行ってしまうような人たち、あるいは時間は限られているが、旅の目的が「その国の文化や習慣を知ろうとする」ことではなく「そこに行った事実に満足」するあまり計画性のない人たちなど。多くはバックパッカーと呼ばれる人たち。
バックパッカーを非難するわけではありませんけど。
ただ、私たち一般的に旅行は「非日常」と思うタイプと、バックパッカーは、完全に性質が異なるのだな、と思っています。
性質が異なる人と一緒に交流するのはつらいですよね。
だって、モノの考え方がぜんぜん違うのですから。
特にお金の使い方。
今度遊びに来る友人もバックパッカータイプ。
お金の感覚がまるで違うのです。
まず、最初に驚いたのは「宿泊の予算は1泊3000円以下」。えー!東京のホテルでありえないでしょ!!とホテル利用が当たり前だと私は思っていたが、どうやら東京にも外国人バックパッカー用に3000円前後の安宿があるらしい。その代わりシェアハウスとかゲストハウスとかB&Bとかドミトリーみたいな「相部屋」ですけど。
私は赤の他人との相部屋は真っ平ゴメンです。だからよほど高くない限り、友人どうしでも別部屋にすることもあるくらいだし。せっかく旅に出て気分を解放したいのに、他人に煩わされるのがイヤなんですよね。
そんな私が赤の他人と2段ベッドとか、6人相部屋とかって、もう気が狂いそう。そんな我慢するぐらいなら旅行なんて行かない。
きっと、ドミトリーとかに泊まれる人は、他人とかうるさいのとか煩わしいのとか、ぜんぜん気にしないで、うまくすれば赤の他人との交流を楽しもうってタイプなのでしょうね。
私のようなオバサンは、夜中まで騒ぐ元気もないので、静かな一人部屋でさっさと寝かせてもらいます。
その次に困るのが食事。
先に書いたように、私は旅先ではその地域の名物料理を試してみるように心掛けています。時として、けっこう高い場合もあるが、1食1万円以内なら、なんとか頑張って試してみる。
しかし、バックパッカーはどうだろうか・・・。
宿代が「高くて3000円」の人たちに1万円は無理でしょう。
日本の食べ物といえば、寿司、うなぎ、天ぷら、すき焼き・・・どれも高いものばかり。
では、それが日本人にとって非日常で特別な人しか食べていないかといえば、頻繁ではないが、わりと誰でも食べている。だから、ローカルフードと言っても間違いではない。
ところが、バックパッカーのような人たちは1食500円以下とかって考えているじゃないですか。
ホテルと同じで、東京で500円以下って・・・いったい何食べるつもり?
もちろん、ハンバーガーとか、コンビニおにぎりとか、牛丼チェーンとか、天や(天丼チェーン)とかだと、安くてお腹いっぱいになりますけど・・・。あと、サイゼリアとかファミレスの平日ランチか。
しかしですね、バックパッカーが一人でそういうところに食べに行く分にはまったく気にしませんが、私も同行するのはゴメンこうむりたい。
普段でもよほど食べるところがない限りそんなところでは食べないのに。
どうせなら、せっかく日本に来るのだし、日本らしい美味しいものを食べてもらいたいですよね。
それと、日本のローカルライフを見たいと言われても、日本にはそれなりに格差があるので、ファミレス・コンビニ・ファストフードばかり行く人もいれば、私のようにそれなりに美味しくオシャレなレストランかそうでなければ自分で作る派もいるし、サラリーマンのように昼は500円~1000円の慌しい定食屋で夜は安居酒屋という人もいるし、人によって日常生活スタイルも様々、支払う金額も様々なのですよ。
少なくとも私は、朝は適当にパンとかでも良いとして、昼も夜もそれなりに美味しいお店に連れて行ってあげたい。その予算は、昼は1000円~3000円、夜は3000円~6000円ぐらいになってしまう。さらに日本のケーキもけっこう美味しいので、カフェでお茶とケーキとなると、こちらも最低でも1000円から。私に付き合っていると、1日の食事予算が軽く5000円以上になってしまう。しょうがないのですよ。これもローカルライフなのです。
旅先で限られた日数しかいないのであれば、それでもいいでしょう?
しかし、バックパッカーには耐えられないだろうな・・・
そして、もうひとつ困ることは、行動と計画性、地理感覚。
バックパッカーはけっこう計画性がなく、行き当たりばったりが多い。
事前に情報もあまり仕入れていなかったりする。
週間天気すら見ていなかったり。それで、現地がものすごく寒くて風邪引いて数日寝込んでいたとか。何しに来たの?って思うよね。
どこに行くかあまり考えずに安いだけを理由に宿を決めたりされた日には、一緒に行動する私が大迷惑のこともある。だって、自宅からそこへ迎えにいくだけで、大変な労力が発生するので。何しろ、日本は小さいようで意外に大きく、東京の交通網は世界一レベルで複雑だし、道路は渋滞しているし、高速料金は高いし。渋滞にはまったら、せっかく立てた計画を大幅に変更しなければいけなくなるし、やっとで予約した温泉旅館とかもキャンセル料払って取り消しってこともありえるし。
しかし、バックパッカーはそんなことまで考えていないのでしょうね。
「今日行けなければ明日行けばいいや、それで、とりあえず飽きたら帰るか」ぐらいの感覚でしょうか。
少なくとも、日本でまともに行動している人たちは、かなり前もって予定を押さえておく必要があります。今日言って「明日どう?」なんて聞いても99%の人が空いていません。みんな忙しいのです。だから行き当たりばったりには付き合いきれない。
友人が来るとわかってから、かなり綿密にスケジュールを計画しました。もちろん私一人で。友人は何も知らないから言われるがまま。でも一緒に行動する以上、こちらから先手を打っておかなければ、変な宿を予約したり、無謀な計画を言ってくる可能性があり、それじゃ私が困るので。
今週、東京では雪が降るかもというので、さっきも「寒いから冬服持参で」とメールを打ち、行こうと思っている地域の道路状況を電話で確認していました。
「今度(いつ)から東京行くから、付き合って!」だけで、どこ行きたいとかまったくなく、そのくせ簡単に「富士山行きたい」「富士山登るの?」なんて言われて、「ちょっとー、簡単に富士山とかって言わないでよね、けっこう遠いんだから!」と心の中で毒づきながら、「今は寒いし雪に覆われているから登れません」と返答。「いつまで日本にいるの?」と聞くと「まだ帰りのチケットとってないしわからない」と・・・おいおい、いくらなんでも私はそんなに長期間つきあえませんよ。
そんな感じでやりとりしていたら、だんだんストレスたまってイヤになってきた。
友人が滞在中に険悪にならないように気をつけなければ。
ほんと、疲れるわ。
これが私の旅行スタイルと同様に、期間が限られた旅程ならば、その期間中だけ一生懸命接待して、満足して帰ってもらおう、になるのに。エンドレスとなると嫌気が差してくる。
やはり種類の異なる人たちとの交流は精神的に良くないですね。
あるいは、バックパッカーは私にそこまで望んでいないのかも・・・
少なくとも「日本でサイゼリアに連れて行ってもらった」なんて私のことを宣伝されないように、意地でも私好みの美味しい店に連れて行きます。
どうなることやら・・・ああ、憂鬱。