少し前にニトリホールディング会長の似鳥昭雄氏の記事が出ていました。

78歳の現在も仕事、遊び、さらには歌手業まで・・・元気いっぱい。

その秘訣を聞かれて「ロマンとビジョンですよ」と。

 

ロマンかぁーーーと、うなりましたね。

何か青臭い言葉のような感じもしますが

納得するところがあります。

 

確かに、若い経営者の方と話をすると将来のことについての話が出てきます。

それが、年配の経営者の場合(全ての方ではありませんが)、

目前の課題や問題点についてのコメントが中心になりますね。

 

人生を重ねていくにつれて、現実の厳しさを体験し、

理想と現実の差を思い知る経験をしてきているだけに

ものの見方が現実的になります。

 

すごくいいところではあります。

でも、厳しい話や、暗い話につながりがちです。

 

この点、ロマンについての話は面白いです。

経営者の仕事は大風呂敷を広げることにある、といった人がいますが。

ロマンを語れること自体が素晴らしいことです。

 

さらに、ロマンを熱く語るだけでなく、

しっかりと実現に向けた道筋(ビジョン)についても

定めている人はなかなかいないです。

 

それだけに大事なことなのでしょう。

似鳥会長(78歳)が若さの秘訣と言われるだけはあります。

 

昨日、ニュースで知りビックリしました。

テレビでしか知りませんが、いつもニコニコされて人当たりのいい印象の方ですね。

確か、私と同い年だったかな・・・・

 

急性大動脈解離だったとか。

怖いなぁーーと思いつつ、ふと、浮かんだことは

人(生)についてよく言われていることでした。

 

・人は必ず死ぬ

・それがいつかは分からない

・人生は一度きり、後戻りはできない

 

最近、人と食事をしたりすると‟健康‟についての話題が必ず出ます。

『元気があれば何でのできる!ダァーー』と言っていた方も

すでに故人となられています。

 

普段何気なく過ごしていますが

生きていることはスゴイこと、生きてるからこそ何でもできる。

『生きてるだけで丸儲け!』と言ってる方のとおりですね。

 

こういうことが気になる年齢になってきたということかと・・・・

改めて、しっかりと生きていこう!と思いますね。

 

笑瓶さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

今年の賃上げはなかなかハードルが高いとか。

ベースアップを含めて5%アップを!

大企業はESG対応もあって前向きな検討をしているようですが、中小企業は???


確かに、世の中の物価が上がってきて

生活は苦しくなってきています。

インフレ手当の支給がされているところも

あるようですが、なかなか懐は暖かくならないですねーー


やはり雇用形態を見直していかないと

難しい面もあります。

テレワークの普及で話題になった人事評価の

難しさですか、その背景にはメンバーシップ型の雇用形態があります。


いい面もたくさんあると思いますが、

世の中が変わってきていることを考慮すると

ジョブ型人事制度についての取り組みが不可欠ではないかとも。


ジョブ型であれば給与アップもかなり現実的になってくるのではないかと思います。

と言っても、まあ、本人次第でしょうが・・・



時間があると書店に立ち寄ることがよくあります。

ウロウロしていると書棚や店内POPで売れ筋や話題の本が紹介されていて、

立ち読みや本選びの参考になります。

 

何ということでしょう!

この度、昨年の12月22日に出版させて頂いた

『会計・経理の強化書』(幻冬舎MC)がジュンク堂書店大阪本店の

ビジネス書ランキングで第1位となりました。

 

 

違和感ってありますね。

何かいつもと違う。

おや?ん?といった感じ。


この感覚は結構、大事だと思っています。

もちろん、自分の感じることなので

そもそも自分自身が正常でないのなら

論外ですが・・・(笑)


まあ、正常な一般的な人間を前提とするなら

違和感の共有はあると思います。


政治家の発言が問題になることがありますが、

これも普通の生活者の感覚とのズレを感じるからでしょう。


会計(監査)の世界でも、この違和感は重要だと思っています。会計の本質は"報告”にありますから、正しい事象の把握が何よりも重要です。


違和感を感じられないとリスクを見逃す可能性があります。違和感は、会計監査で言われる、健全な猜疑心にも繋がります。


ちょっとした違和感も意識しないとすぐ慣れてしまいます。リスク感度を高めるためにも、まず、違和感を大事にしていきたいものです。