少し前にニトリホールディング会長の似鳥昭雄氏の記事が出ていました。
78歳の現在も仕事、遊び、さらには歌手業まで・・・元気いっぱい。
その秘訣を聞かれて「ロマンとビジョンですよ」と。
ロマンかぁーーーと、うなりましたね。
何か青臭い言葉のような感じもしますが
納得するところがあります。
確かに、若い経営者の方と話をすると将来のことについての話が出てきます。
それが、年配の経営者の場合(全ての方ではありませんが)、
目前の課題や問題点についてのコメントが中心になりますね。
人生を重ねていくにつれて、現実の厳しさを体験し、
理想と現実の差を思い知る経験をしてきているだけに
ものの見方が現実的になります。
すごくいいところではあります。
でも、厳しい話や、暗い話につながりがちです。
この点、ロマンについての話は面白いです。
経営者の仕事は大風呂敷を広げることにある、といった人がいますが。
ロマンを語れること自体が素晴らしいことです。
さらに、ロマンを熱く語るだけでなく、
しっかりと実現に向けた道筋(ビジョン)についても
定めている人はなかなかいないです。
それだけに大事なことなのでしょう。
似鳥会長(78歳)が若さの秘訣と言われるだけはあります。