短期留学生の評価!
こんにちは!
嬉しい事に、ここ最近また日本人の評価が上がってきた傾向があります。
クラブ関係者から短期留学生のレベルの高さに驚きとても良い評価をもらっています
3部のプロ選手を相手に言葉も分からない状況で突然練習参加して、動じることなくやれてしまうところが凄い。
ただ2週間という短い期間だけに、スペイン着いて時差ボケが1週間目で治り2週間目でようやくさあヤルか!となった時にハイ帰国となってしまうので本人や僕自身もポテンシャルの半分も出していないのに悔しいなあという思いがあります。
いやー、でもわずか2週間だけでもこれだけの高い評価を得られて今後も更に頑張って上を目指して欲しいですね
心の怪我
サッカーは怪我がつきものだし、怪我した時しか分からない事もあると思う。
人間万事塞翁が馬、怪我の功名など先人方は素晴らしい言葉を残してきた。
結局最後まで何が幸か不幸か分からないし、怪我をした事により今まで鍛えられなかった部分が鍛えられたり、身体を使わず頭を使う練習に切り替える事ができます。
体と頭を怪我したら、もう寝るしかないけれど、足の怪我だけなら上半身、特に頭をフルに使おう
![[みんな:01]](https://emoji.ameba.jp/img/user/he/hello-okaki/17057.gif)
そう考えたら、健康体の留学生諸君、毎日寝過ぎです

皆は心を怪我してるようだから、体を使おう

iPhoneからの投稿
一流は一流を呼ぶ
一流は一流と付き合い、一流の考え方、行動をします。
逆に一流になるには、なるべく一流の考え方や、行動、話し方、一流が集う場所などに行く事がベストだと思います。
まずは履いているスパイクを真似して見るのもいいかもしれません。
次に走り方や喋り方、良く現れる場所など・・・そして考え方を知る。
一流の人の考えはやはり凡人と異なると思います。
自分にはできないとか、人のせいにしたり、マイナス思考なことばかり考え発言します。
サッカーも技術だけではなく、心身ともに一流を目指して、誰でも良いので近くにいる成功した人の話を聞いたり、触れ合ったりしてみてください。
きっと考え方も変わり、サッカーだけではなく色んな分野で成功すると思います。
現に会社経営者には元プロ選手や、スポーツで功績残した方が多いです。
所謂スポーツ選手の方が一流になり易いという事でしょうかね。
政治家にもいますよね。
そういえば、先日フェルナンド・イエロ(元レアルマドリッド選手キャプテン)と会いました。
既に引退した選手ですが、未だにオーラがありました
マドリッド日本人学校!集え若き逸材!
数年前からずっと課題として取り組んできました、未成年者の留学受け入れで、更に年齢が小学生も可能となりました
サッカーが大好きな先生方が大勢いらっしゃる、マドリッド日本人学校と協力して、将来スペインでサッカー選手を目指す小学生年代の子供達受け入れを全面的にバックアップして頂ける事になりました
マドリッド日本人学校:http://www.imagencreative.es/wordpress/
校長先生も日本人には珍しく熱い方で、特に夢を持って頑張る子供達を心から応援してくれます。
授業も少人数制で、まるで家庭教師か塾のようなプライベートレッスンです
バカな僕もここで勉強していれば確実にあと40%は賢くなりましたね
残念です。
小学生年代でここにきて日本のそのままの勉強をしながら、更に英語とスペイン語を学んで、サッカーができればスペインリーグ2部3部あたり、ひょっとして1部で今頃プレーしてたのかな・・・なんて思っちゃったりもします。
現在既に3名ほど小・中学生で入校希望者がいて、今後も若き優秀な子供達がこの日本人学校で学び、1部リーグでプレーして欲しいですね。
そういえば、日本人学校出身者で功績を残した選手は、もれなく校長先生が校庭に銅像(予算の関係上:銅10%)を建ててくれるそうです
チームの中の個人技
スペインの練習は日本の練習に比べ驚くほど短く少ない。
しかし、世界を代表する選手が多く育っています。
練習の為の練習ではなく、各年代それぞれコンセプトに基づいた練習を行っています。
選手個々が心身共に育つ練習、チーム戦術の練習、チームで活かさせる個人技の練習、勝つ為の練習・・・これらのコンセプトが一人ひとりの選手に浸透して理解しているから短い時間で効率いい練習ができるのです。
中学生の選手がコーンドリブルしたり、壁当てのパス練習したり、居残りして自習練習をする姿はまず見かけません。
なぜならこの年代でやらなければいけない事を皆理解しているからです。
この年代では既に個人技アップよりも、チームの中の個人技として技を磨かなければいけない事をスペイン人は周知しています。
コーンドリブル、壁パス、リフティングなどの個人練習は個人技を磨く遊びであり、サッカーの練習ではないから、これらの練習は小学生年代で既に終えて、中学生年代からはチームで活かす個人技修得に技を磨いていきます。
よって日本のサッカー技術は小学生年代はかなりレベルが高いと思いますが、中学生、高校とサッカーで使える個人技としては離れていきます。
時期としては小学生高学年から、中学生年代の時期が凄く大切な時期だと言えます。
この時期にいかに「チーム」と「個人」を高め合っていくかが課題で、昔と比べ日本も随分と指導者のレベルも上がり、良い選手が世界に輩出されるようになりました。
あとは、スペインで若い年代で指導受けることができればもっと可能性は広がるでしょうね。
僕自身もこの課題をなんとかクリアできる環境を作っていきたいです
ジュニアユース国際大会(逸材の宝庫)
先日マドリッドのとある町クラブ、カニ―ジャスにて国際大会が開催されました。
カシージャス?
っと殆どの人が言い間違えるくらいマイナーなクラブですが、レアルマドリッド、バルセロナ、アトレティコマドリッド、アーセナル、リバプール、インテル、PSV・・・そして日本からはレイソルが参戦する権威ある国際大会なのです
しかし、本当にレベルが高い試合でした
決勝戦当日、バルセロナにいたアジア人2人を発見
日本人として誇りに思い、頑張ってね!とエールを送りました
・・・?@:#$&&*っという答えが返ってきました。
韓国人でした
しかし、彼ら2人が激ウマでしたね。
結局アジア人2人が原動力となりバルセロナが優勝しました。
いやはや韓国も凄い選手を育成したものです。
現在スペインリーグは年齢が若ければ若いほどビッククラブと契約しやすくなっています。
日本にも必ず逸材が眠っているはずなので、小中学生年代でこういう国際大会にドンドン出場して欲しいですね
ラージョバジェカーノ下部組織
先日、ラージョバジェカーノ対レアルマドリッドユース1部の試合を見に行きました。
一般の意見であれば当然レアルが圧勝するだろうと予想します。
しかし、このラージョ(1部所属)の下部組織はマドリッド州では優勝争いに常に名を連ね、全国でも強豪トップ5に入るほどの実力です。
この日もラージョホームでレアルを迎え試合が開始されたのですが、ラージョが終始主導権を握り見事勝利したのです。
その更に下の学年もかなりのレベルがあり、ジュニアユースに13歳の留学生が練習参加しています。
プレーも日本人離れしていますが、性格も人懐こく明るい性格であっという間にチームメイトと仲間になり、早くもチームの核として重宝されています。
若干13歳にして既に世界を視野に入れている根性と精神力には驚かされます。
この先どんな未来が待っているのか非常に楽しみですね
次々と・・大物ゲスト参上
こんにちは
最近次々と留学生が来ています。
それとは別で大物ゲストがスペインに来ているので、かなり毎日緊張しています
誰って?
大物ゲストだから言えないんですよ。
またいつかその件については書きますね。
とにかく車であちらこちら移動しまくって、お陰様で色んなサッカーを聞いてみる事ができました!
スペインに長年いながら分からなかった事や、見えなかった部分まで指摘された事で新たに発見し、違った角度で見る事ができました。
やはりスペインのサッカーはスペインでしか作られないと気付かされましたね。
素晴らしいメゾットはあるのですが、決して全てが日本人選手に良いメゾットであるとは言えません。
日本人に合うスタイルに加工しながら、精製して現場で使わなければいけません。
ただ日本人に不足していて絶対必要な要素もスペインの現地でしか身に付かない要素もいくつかあるので、実際海外でプレーする事は貴重な体験と言えるでしょうね。
だからどんな国でもそれぞれサッカーの特徴があり、日本人が必要としている要素が必ずあるので、海外を一度は経験しておく事をお勧めします。
それだけ日本と海外のサッカー文化は違うのです。
27年ぶりのストライキ!
何と、昨日から開幕するはずのリーグ戦第1節が選手への未払いなどを理由にストライキに突入する事となりました。
1部、2部、約200人に及ぶ選手未払い総額は約5000万€(約50億円)となり、AFE(選手協会)はLFP(スペイン・プロリーグ機構)とスト回避の話し合いをしました。
そこでLFPはクラブの倒産補償基金設立し、今後4シーズンの基金として4000万€(約40億円)を積立しましたが、過去の未払い5000万€にすら届きません
スペインリーグはおよそ65000人の雇用があり、スペイン国内生産(GDP)の1%を産み出す産業の一つと言えます。
特にスペイン2大クラブのレアルマドリッド、バルセロナは放映権料の約6億€(約600億円)のうち半分を占め、残りを18クラブで分配するという状況なのです。
よって下位のクラブは殆ど収益がいかないのが現状なので、破産法を申請するクラブが21クラブにも及びました。
破産法は2002年に企業を倒産から守る為に制定され、これが申請されたクラブに適応された場合、未払い分の選手給与・債務返済が免除され、降格処分も受けないのです。
去年1部に昇格した、ラージョバジェカーノやベティスも選手の未払いなど数か月に及び、この破産法を適応し、見事といいますか1部に昇格しております。
そこで、AFEは経営破たんしたクラブの強制降格を改正法案を提出したのです。
何だかんだ言っても、選手たちはストライキよりもサッカーを本当に心から愛しているので、手を抜かずにプレーをしている姿は正にサッカー王国と言っても過言ではないでしょうね
早期解決を期待しています