小売業の変革をデジタルコマースで科学する
西村公児オフィシャルサイト
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https://koji-nishimura.jp/
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2023年新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
実業団のニューイヤー駅伝もHONDAの連覇で終わり
2日から箱根駅伝ですね。
顧客の声が聴ける仕組みを作る
D2Cや通販における成功ポイントは、
顧客の声が直接聴ける仕組みを作ることです。
なぜなら、顧客の声が最も大切な情報だからです。
あなたもこれまでに買った商品で、
思わず文句を言いたくなるようなものはありませんでしたか?
ぜひ、ご自身が体験して良かった商品やサービスは保存して
自身のビジネスに活かしてください。
しかし事業者側の作った人たちは、
その商品が売れると思って作っているのです。
このように開発者側とユーザー側では視点が違うため、
ギャップが生じることはよくあります。
そこでミニマム通販を行う際には、
必ず顧客の声を直接聴くことが大切です。
具体的には
・アンケートを取る
・接客中にヒアリングする
・ソーシャルメディアを活用する
・座談会を開く
などの方法があります。
通販であれば、アンケートもしくは
ソーシャルメディアの活用が一般的です。
必ず顧客の声を聴けるような
仕組みを作っておきましょう。
ミニマム通販の成功を行う際に
やってはいけないこともあります。
先ほど紹介した成功ポイントの
裏返しになりますが、大きくは以下の3点です。
時間と予算をかけすぎる
1つめのやってはいけないことは、
時間と予算をかけすぎることです。
少なくても経営に支障が出ない範囲で
時間・予算をかけるのが前提で、時間や予算を
かけすぎてしまい商品開発が止まった事例は多数あります。
・商品開発に、何名が何時間の時間を割くのか
・予算はいくらまで出せるのか
などの基準を、事前に決めておくのが大切です。
軌道修正ができない状態で商品を作る
2つめのやってはいけないことは、
軌道修正ができない状態で商品を作ることです。
軌道修正ができなくなると、
そもそもミニマム通販が成立しません。
軌道修正ができないビジネスの代表例は飲食店です。
例えばカウンター席しかないラーメン屋を始めたとして
もし店舗の周囲にはファミリー向けのマンション
しかないと後から気づいた場合、軌道修正はできません。
物件を移転するにしても相当な費用がかかります。
ミニマム通販ではラーメン屋のように
大きなリスクを抱えるケースは少ないものの
1つ1つの工程に軌道修正ができるかどうか
は考えてください。
試していくうちに目的がずれる
3つめのやってはいけないことは、
試していくうちに目的がずれることです。
物事は俯瞰して見ることが大事ですが、
当事者になると途端に難しくなります。
目的がずれないためには
販売する商品がどう顧客ニーズを満たすのか
を常に考えてください。