DVD分析16「深紅の騎士、参人衆」
表1話は最初からネタ満載なわけだが、作画さんも困るようなネタだったのがこの2つ。
最強の敵というポジションだったにも関わらず、完全なネタキャラだった。
モノアイのような表現になっているが、原作ではブラックナイトの目の部分は、「ブラックホール」という映画に登場するロボットの「マクシミリアン」をモデルにしている。
これがかなりの強敵なんだけど、そのイメージと同様にアニメの方では「ダークナイト」「グレートナイト」とバージョンアップして、結局10万65歳で倒れる。もうどこかの悪魔と同じになっているよ。
グレートナイトは、鎧の上から汗をかいてみたり、禁句を恐れずに命を落としたり、5段パンで登場したり、いい意味でしょうもないキャラクターだったと思う。
四天王という言葉があるが、通常4人であればこれを使うはず。そうでないのは、もともと3人という設定のポストがあって、そこに対して機能強化のために一人追加していると考えられる。じゃあ、どんな機能のポストだったのだろうと考えようと思ったんだけど、あまりにバカバカしいのでやめる。
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DVD分析15「姫」
表1話で登場する姫、コメンタリーでも「誰なんでしょうね?」と言われているが、「王女」であるからには「王様の娘」でなければならない。
女神イシターが出た後だから気にならないけど、相当な違和感のある姫。高めに見積もっても20代にしか見えにから、80年前に10代中盤だったギルガメスの娘なら、65~70歳の時の子供ということになる。男性の場合は可能性というだけなら、ほぼ一生精子が使えるはずなので、ギルガメスの娘というのもあながちあり得ない話ではない。
しかし、王女という立場でありながら、エプロンしてケーキを焼くのであろうか?それに「テヘッ」ってなってるし(笑)
真の王女の役目はこの入浴シーンなんだろうと思う。侍女がメイドの格好をしているのも不自然だが、左上のちょっと影になっているメガネの子なんか、絶対出る番組間違えてると思う。
結局、あっさりと捨てられてしまう。というか捨てられたことすら気付かせてもらえない。
このキャラクターは表1話の使い捨てに終わったわけだが、特に感慨も何もない。本当に誰だったんだろうな(笑)
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- この程度の王女なんだろうね。
邪神タンもレベル17に!
今日は午前中にまとまって時間があったので、エルブルズの岩穴に行ってリベンジをかまそうと思ったら・・・、また邪神タンがフレッシュイーターにやられてしまった。仕方がないので黒のオベリスクに戻って、邪神タンの経験値を稼いだ。こんな時の課金アイテムなので、慈愛とチートポーションでペースアップップ!
一緒に戦ってくれたMMO初心者の方々
Karla(16スカ)、☆あっこ☆(17ドル)、びー760(15スカ)
時間にして2時間半くらいかな、びー760がレベルアップしたので記念写真撮って解散しました。
その後もポーションが切れるまで頑張ったんだけど、目前にパワード出現!フレッシュイーターはLv20だけど、カースドならLv18だからヤレるはず!といわけで倒しました。今まで散々やられてたけど、これからは逆の立場です(笑)
で、丁度ポーションが切れたくらいで邪神タンもレベルアップ。先日のアップデートで15以上のレベルでも経験値の取得が楽になった恩恵だろうね。
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DVD分析14「ローパーとファティナのあれ」
オーディオコメンタリーでネタにされてしまったことにより、このアニメに関する遠藤の一番の要望は「ローパーのアレ」と思われている節があるが、実は石川さんのバイアスが相当に掛かっているみたいだ。この件は第8話のコメンタリーでも登場する。
触手が股間に迫り
胸にまとわりつき
普段、全年齢対象のゲームを作っている遠藤としては、これはやってはいけないレベルなんだけど、スタッフに聞くと、こんなの大したことないんだそうで・・・普段、どんな仕事してるんだスタッフぅ!
二枚目のニーバにこの顔をさせたのは、この一連のシーンだけで何かを完全に破壊しきった気がする。
ある程度のギャグが入った方が面白いのだが、中途半端はマズいってことで、表1話は全開で突っ込んでいったわけだ。もちろん振り落とされる人がいるというリスクは大きいのだが、現代の新しいコンテンツとしての存在価値を作るという意味では、堀江さん、櫻井君ありがとう!こんなシーンがあると、帰ってしまう声優さんもいる世界らしいので(笑)
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イシター門にやってきた
邪神タンの武器の予備を買い増しするために、バビリムに行くことにしたのだが、ついでなのでバビリム東に行ってイシター門を見物してきた。
スクリーンショットでは見たことあったんだけど、しっかりと作ってあってちょっと感動した。多分、一般の方は別に感慨もないと思うんだけど、ラピスラズリを使われたイシター門の雰囲気がとてもよく出ているんだよね。クリエイティブに愛を感じた一時だったです。
イシター門の前で、セクハラ大魔王直属部隊「ハラスメンツ」と称する一体と出会い、ちょっとチャットしていたら人が集まってきたので、大学の1コマ分くらいのMMO論を講義してしまった。普段大学で教えていることと同じような内容なので、伝わればゲーム学の一端を垣間見れたものと思う。どこかにログが上がっていたら、報告もらえるとうれしい。
DVD分析13「ムシキングとトランクス」
表一話では、対立するありがちなパターンを一度に両方トライしている部分がある。
その1つが「仲間と争ったりはしない」と「どうしてもと言うなら、ボクを倒せ!」というヤツ。わざわざニーバが「どっちなんだよ」と言ってくれてるので、わかりやすいのだが・・・。
そのシーンの前景になっていたのが、このクワガタとカブトムシなのだが、どう考えたって「甲虫王者ムシキング」じゃないのか?
そしてニーバがジルの必殺拳に飛ばされて、服が吹き飛んで縞パン一丁に。ここまでくると、この表一話がギャグだということにも諦めがついていると思うので、振り落とされなかった人は色々と楽しんでるはず。数々の子供の時からやっていたアニメのイメージを取り込んだというのだが・・・。
こちらは最後の方に登場したジルの縞パン。60年代の符丁とも思える縞のトランクス、貧乏の象徴みたいに思うのは松本零士の見過ぎ?
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DVD分析12「この女の子は誰?」
DVD分析11「変なところに3D」
表1話はギャグに塗り固められているわけだが、ところどころに、「ここでCG使うかよ!」という部分がある。
最初の要望の1つとして、「規模感や巨大感は演出で端折らずに!」というお願いがあったので、不思議に3Dが利用される作品となっているんだね。
戦場にはためくウルク軍の旗。動きも綺麗。
紙吹雪。確かにお祝感はあるんですが。
他にもあるんだけど、パーティクル系は開発済みのライブラリーがあるだろうから、丁寧にそれを掘り起こしてくれているんだろうね。「フル・メタル・パニック」も初っ端で「おっ、CGだな」という感じだったから、監督の味なのかも知れない。
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【日本デジタルゲーム学会・公開講座8/29】テレビゲームのレーティング
遠藤が理事を務めている日本デジタルゲーム学会の、月例となる公開講座が来たる8/29(金)に開催されます。公開講座のため一般に人も聴講可能なので、興味とお時間がおありなら是非足をお運びください。
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日本デジタルゲーム学会 8月公開講座 8月29日(金)
「 『テレビゲームとレーティングの社会的受容』調査レビュー
~テレビゲームのレーティングを社会はどう捉えているか~」
8月7日に、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)から「テレビゲームとレーティングの社会的受容に関する調査報告書」が発売された。
これは、CEROから委託を受けた「ゲームレーティング研究会」が平成19年度に行った、年齢別レーティング制度(ゲームソフトの表現内容により、対象年齢等を表示する制度)の改善に資するために、テレビゲームの表現や、現行レーティングの社会的受容の状況に関する調査結果をまとめたものである。
今回の公開講座では、この調査を行った実際の研究者の方によるレビューを行う。現状のレーティングのあり方が、社会でどのように考えられているか、という最新の状況を理解して、将来に向けたレーティングシステムのあるべき方向性を考える。
■講師:ゲームレーティング研究会メンバー
佐々木 輝美 (研究会代表:国際基督教大学教養学部 教授)
猪股 富美子 (お茶の水女子大学人間発達教育研究センター)
坂元 章 (お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 教授)
渋谷 明子 (慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所 研究員)
新 清士 (ジャーナリスト 国際ゲーム開発者協会日本 代表)
■開催日時:2008年8月29日(金) 18:00開始 20:00終了
■場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室(地図 )
■定員:120名
■参加費:
学会正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで):無料
準会員・非会員:1,000円 (当日 受付にてお支払いください)
■予約申し込みページはこちら
DVD分析10「パイルバンカー」
シリーズ構成の賀東さんは、「装甲騎兵ボトムズ」のファンだ。だから、というわけではないのだが、かの作品に「パイルバンカー」なるギミックが登場して以来、シールドにコレがついているのは特別なことではなくなった。
これは、盾に仕込まれた杭を何らかの方法で地面に打ち込み、防御拠点を確保するもの。もちろん使い手が力で打ち込む場合もあるが、火薬やバネで打ち込むことが多い。これを利用して、打突用の武器とするシーンに萌えるわけだな。
わかりにくいけど、盾の下部から裏側に装備された杭が打ち込まれているところ。この盾はウルク軍の支給品と思われ、放出か横流しされたと予想される。基底部が疲労していたってことは、粗悪品をつかまされたのだね。
そして、1期のほとんどを使うことになったラウンドシールド。アイキャッチが一番わかりやすいのだが、パイルの長さが盾の直径より明らかに大きい。
盾を支えるためには、表に出ている部分だけでなくさらに長いと考えるべきなので、このパイルは一体構造ではない。よく見ると、若干テーパーが掛かってみたいだ。となると、石突部分だけが無垢で、シャフト部分はテレスコピック方式に多段化されているに違いない。
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