DVD分析10「パイルバンカー」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析10「パイルバンカー」

 シリーズ構成の賀東さんは、「装甲騎兵ボトムズ」のファンだ。だから、というわけではないのだが、かの作品に「パイルバンカー」なるギミックが登場して以来、シールドにコレがついているのは特別なことではなくなった。


 これは、盾に仕込まれた杭を何らかの方法で地面に打ち込み、防御拠点を確保するもの。もちろん使い手が力で打ち込む場合もあるが、火薬やバネで打ち込むことが多い。これを利用して、打突用の武器とするシーンに萌えるわけだな。


第1話のパイルバンカー

 わかりにくいけど、盾の下部から裏側に装備された杭が打ち込まれているところ。この盾はウルク軍の支給品と思われ、放出か横流しされたと予想される。基底部が疲労していたってことは、粗悪品をつかまされたのだね。


アイキャッチ
 そして、1期のほとんどを使うことになったラウンドシールド。アイキャッチが一番わかりやすいのだが、パイルの長さが盾の直径より明らかに大きい。

 盾を支えるためには、表に出ている部分だけでなくさらに長いと考えるべきなので、このパイルは一体構造ではない。よく見ると、若干テーパーが掛かってみたいだ。となると、石突部分だけが無垢で、シャフト部分はテレスコピック方式に多段化されているに違いない。

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