バリ島旅行④ チャングー Canggu | くうねるあそぶ。ニュージーランド

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2015年9月5日~13日のバリ旅行の記録、最終回です。
本当は2記事に分けようと思ったんですがもう勢いで一気に書いちゃいました。ちと長いです。


私達のバリトリップ後半5日間は、チャングーCangguに滞在しました。
チャングーは私も初めてです。

今までの私の旅人生においては、あまりはじけた観光地でない、静かそうなところを選んで訪れるのが好きでした。 過去のバリ旅ではウブド、サヌール、チャンディダサ、パダンバイなどを訪れました。 私は基本、人の少ないところに行きたいけど、かといってあまりワイルドな冒険も怖いので、インドネシアならスマトラやコモドやフローレンスじゃなくてバリ、ロンボク、ギリあたりまで。 でもギリ3島ならトラワガンじゃなくてメノ。 タイならプーケットやサムイじゃなくて、(フルムーンじゃない時の)パンガンや、タオあたり。 まぁこれもずいぶん前の話になってしまったけれどw

なんというか、超メジャーと超マイナーの間くらいが好みです。


チャングーは、バリでは超メジャーなクタ・レギャンの北部にあって、ここ5年くらいで急激にリゾート開発が進んだエリアで、元々は昔ながらの漁村で、田んぼの間に民家がポツポツとあるだけだったそう。波がいいということでオーストラリア人サーファーあたりから評判が広がったのか、近年「プライベートビラ」がどんどん建っていき、西洋人を中心に人気が出てきたエリアのようです。

今までクタ・レギャンには近寄らないようにしてきた私、ここも近いことでちょっと心配していましたが、サーフィンが出来るし、まだまだここは静かだよという友人の勧めもあり、トライしてみることにしました。

宿を調べてみると、チャングーは特にAirbnbにすごく素敵なプライベートヴィラがたくさん載っていました。
たくさんありすぎて選べない!でもプライベートヴィラは2人だけだと小さいものになり値段も高かったので、これは家族や友人と来るときのオプションとして取っておき、今回はブティックホテル風なところにしました。

Lautan Kupu Kupu (Pererenan Beach)

もともとは個人の家(屋敷)だったところをヴィラホテルに改装したそうで、5部屋のアットホームなお宿でした。でも天井の高い建物の作りがとても重厚で、プールやインテリアもとっても素敵で、4泊しましたがとても楽しめました。


ロビーとラウンジ。 なんか自分が小人になったように感じる広さ。


キッチンとダイニング。 朝ごはんはバリニーズスタッフがこのキッチンで作ってくれます。それをプールサイドで食べました。フルーツ、クレープ、トーストと卵、コーヒーまたはティー、というごくベーシックだけどアットホームな朝食、美味しかったです。何よりここはとても静かでくつろげるので、外に食べに出かけることも考えていたけれど、結局毎朝ここで食べていました。


このプール最高。

オーナーはフランス人の女性だそうで、私達が滞在した間はフランスに帰省中でいらっしゃらなかったけれど、イタリア人の女性マネージャーManuelaさんと、英語の達者なバリ人ガイドのWeddyさんがいらして、あれこれアドバイスしてくれて気遣いもよくとても助かりました。それに数名のバリニーズのスタッフもとても親切、フレンドリーで面倒見がよくて、やっぱりバリの人、私は好きだなあ。


予約時にハネムーンだと言ったら(あちこちで言うw だってなんか特典つくかも・・・ていういやらしい根性)、一番奥の、唯一バルコニーが着いているお部屋にアップグレードしてくれました。なんてうれしい配慮。9月に入ってからのオフシーズンを選んでよかった≧(´▽`)≦


部屋は普通。バスルームが半外・広々でよかった。


バルコニーから波チェックできる。


私達の部屋(No.5)は一番奥。そこからロビーに行く長い廊下。


廊下からはライステラスビュー。やはりここも窓や仕切りのないオープンスペース。雨や風のときはどうするんだろう・・・・どうもしないんだろうきっとw  バリには台風がないのかな。


宿からPererenan Beach へは徒歩3分。

チャングーはメインのEcho Beach を中心にPererenan BeachBatuBolong Beachといくつか名前の違うビーチが隣接しています。大きなホテルはBatubolong Beach の目の前にあるTugu Bali Hotel ひとつだけ。あとはどこも小さめのホテルやヴィラのようです。まだ比較的最近開発されたエリアなので、ショップやレストランもわりと新しく、バリっぽくない西洋風で小洒落た店もあった。


チャングー滞在中はスクーターを借りてあちこち移動していました。ビーチを歩いて移動することもできたけど、毎日何度も行き来するには暑いし遠いので、スクーターで田んぼの間を抜けてぴゅ~~っと行くほうが断然便利。


最終日まで自分がかぶっていたヘルメットがハローキティ!だということに気づかなかった人。


こういうところ走るのがめちゃくちゃ気持ちよくて、チャングーではこれが一番楽しかったかも。



でも、大通りに出るとこんなことになるので泣きます。 ルールもほぼ皆無なので恐い。大通りには出ないようにしました。


毎日、宿があるPererenan Beach からスクーターでEcho BeachやBatu Bolong Beachに遊びに行ってました。 サーフィンや食事もそのあたりで。ビーチにはサーフボードのレンタルもたくさんあり、私達もロングをレンタルしサーフィンしました。 波がちょっと大きくて人も多かったので、私は1日だけしか入りませんでしたが、キャプテンは何度か入ってとても楽しそうにしていました。


チャングー在住の知人に連れていってもらった人気のワルンBU MI。ここがすごく美味しかったなあ。気に入っている間に何度も行ってしまった。 そしてすごく安い(一食300円くらい)。



後ろにあるのがボードレンタル屋。 1セッション(約2時間)でRp.150,000(150円)



Pererenan Beachは超こぢんまり。


Echo Beach は海沿いにお店がずらーっと。



Pererenan Beach から隣のEcho Beachへは徒歩5分。
そこからさらに5分あるくとBatu Bolong Beach

3つの中ではPererenan が一番静かです。 ショップやレストランもほとんどないので、便利さがもう少し欲しい人はEcho Beach かBatu Bolong Beachが良いかも知れません。 私達はスクーターがあったので、静かなところに泊れたのはとてもよかったです。何より宿が落ち着いていて気に入っていました。



宿の人が勧めてくれた宿近くのWarung Yes ここも安くて美味しかった。 
小さなワルンだけど、裏に素敵なガーデンと席があって開放的。


バリはどこに行っても庭がきれいに手入れされていて植物が生き生きしている!



久しぶりにバリ飯以外のものを食べにフレンチベーカリーMonsieur Spoonへ。クロワッサンとかペーストリーがすごく美味しかった。 こういうまるでバリっぽくない異空間も今のバリの楽しみ方なんだなと、これはこれで面白い。



でも私はやっぱりナシチャンプルのお店が一番好き。 (ここは、ご飯にどのおかずを盛ってもらうか指差し指定する制度。何が何だかわからないまま色々食べてみたけど、どれもすごく美味しかった)




ここもお洒落だった。ある日のディナーで行った Dandelion 

ここ、場所はすごく素敵だったし食事も美味しかったんだけど、なんか変なお店だった(笑) まず、このガーデンにウサギが何匹か放し飼いされていてあちこちにピョコピョコしているの。時々すごい勢いでうさぎ同士が追いかけ合ってたり、アグレッシブに喧嘩したりしてて、びっくりします(笑) 小さい子供が無造作に抱き上げたり、落としたりしてて冷や冷や(°д°;) 

そしてフロアスタッフたち(とても若い)がものすごくフレンドリー。自己紹介から始まって、名前やどこから来たのか聞いてくるのはまだいいんだけど、握手までしてくるΣ(・ω・ノ)ノ!そ、それはたぶんちょっと違うと思うよ。。。たぶんお店の方針なんだろうな。バリニーズのホスピタリティは元来とても自然で温かいのだから、普通にしてくれればいいのに・・・。いや~変なお店だったw 

あ、でもこういう視点で見てみると、ニュージーランドのカスタマーサービスにも似たようなびっくりは時々ありますけどね(笑) ニュージーランドははカスタマーサービスのレベルの低さ、というかカスタマーサービス自体無いに等しい、という面があって、観光客の人はすごいのに出くわして笑ってしまう(あるいは怒ってしまう)こと、あると思います(笑)

話を戻しましょう。

チャングーはバリの他の場所に比べて日本人の旅行者が少ないように思いました。日本のサーファーも時々来るのかな? 
田んぼが広がってて、海があって、お店もほどよくあって、車やバイクは少なめで、私は好きでした。居心地とても良かったし、次は友達数人と来てヴィラとか借りてみたいな(ウブドでも同じこと言ってた気がする)。


実は今回、チャングーで会いたい人達がいました。私とキャプテンが今年結婚するにあたって、友達の紹介でエンゲージリングとマリッジリングを作ってくださったジュエリーデザイナーのHisanoさん。Ambienceというブランドをされています。 メールでとてもフレンドリーにやりとりをしてくださっていたので、バリに行くなら絶対にお会いしたいと思っていました。
この方はバリと日本人のハーフで、同じくデザイナーの旦那様とチャングーにお住まい。今回このお二人を訪ねるのもチャングーのハイライトでした。 田んぼの中の古い民家を借りて自分たちできれいにリフォームしたというお宅もすごくクリエイティブで格好よく、実際にジュエリーが作られている工房を拝見したり、私のリングを作ってくださったバリ人の職人さんにもお会いできました。


クリエイティブで格好いいお二人と。 Ambienceのジュエリーがショップに置かれている高級ホテルALILA ULUWATUでお茶をした。 Elle Deco に出てくるみたいな場所だった(ノ゚ο゚)ノ



お二人とも私やキャプテンと歳も同じくらいで、こういうちょっと変わった環境でクリエイティブな生活をしている、その様子を拝見してとても刺激を受けました。やっぱり人生面白いことやらなきゃなー、と。
せっかくお会いできたので、ネックレスをオーダーしました。ラピスラズリと18KGで作ってもらう予定です。届くのが楽しみ!

Ambience Jewellery (Hisanoさんのジュエリーブランド)
Deformasi (旦那様のTomoさんの ブランド


お二人のおかげで楽しいチャングー滞在となりました。



<おまけ>

バリ最終日は夜のフライトだったので、車をチャーターしてウルワツUluwatuを見に行ってから空港へ行きました。 ニュージーランド人サーファーにもウルワツは人気。結構ハードコアなサーフスポットだと聞くので、見てみたかったのです。


バリでこんな綺麗な海を見たのははじめてかも。 水着もってくればよかった~!!!! Blue Point の崖の上から。


崖を下りたところのビーチ。サーファーたちもここからエントリーしてました。


波は思ったほど大きくホローでなかったので、キャプテン次回はぜひ入りたいと言ってました。

私には全然、全然無理な感じでした。


ウルワツはバリの中でも他とは違った景色でした。極端に雨が少ないそうで、バリならではの瑞々しい椰子やトロピカル植物のジャングルはなく、枯れ木が多く、土もドライでちょっと殺伐とした感じ。滞在者はほぼサーファーだそうで、波乗りしない人にはあまり向かないかも。でも素敵なヴィラに泊まったり、世界の上級サーファー達を高台から眺める、っていうのも楽しそうだけど。

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これで私達のバリ旅行記録は終わりです。

私が他の方々のブログを参考にさせていただいたように、今後バリに行かれる方のリサーチに少しでも参考になればと(あと思い出記録のため!)、店や場所の名前などできるだけ詳しく記しました。結果結構ダラダラと長いレポートになってしまいました。  読んでいただいた方、どうもありがとうございました。


またいつものダラけたニュージーランドライフでお会いしましょう(笑)



バリ旅リンク

ホテルブッキングは一番好きなBooking.com を利用しました。

見てるだけでも楽しい、Canggu ホテルリスト

今回泊ったヴィラホテルLautan KupuKupu は超お勧めです(No.5のお部屋)!