珈琲と虹と鯨の棲む場所 -45ページ目

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


カフェの定休日はいろいろとやることが多い。
午後になって少しソファに座って今回の都知事選の選挙公報を読んだ。
自分でも選挙は2度経験しているので選挙とは「別物」という難しさを実感している。

今回の選挙公報には22人の立候補者のうち21人が掲載されている。
正直、22人全員を詳らかに見ることはできませんが、この選挙公報では、
島嶼部の事を書いているのは現職知事の小池さんだけだった。

4年前に当選した一期目に、多摩・島嶼部の議員セミナーに参加した時、
かつて、大島出身の都議会議長も務められた、川島忠一都議の時代に、
「目指せ500億!」と言っていた総合交付金は、バブル期でも達成できなかったと聞いていたのに
小池さんになってから、一気に500億を達成している。これはみんな驚いていた。
平成28年度490憶、平成29年度500億、選挙広報に記載のある今年度は580億と過去最高
特に、「東京の島には全て足を運ぶ」ということは実現され、三宅島にも3回来ている。
やはり実際に地域に足を運び、同じ空気を吸うと雰囲気は大きく変わるもの。
小池さんの女性ファンはすごく多いし、バイクイベントでも女性ライダーとの記念撮影では大人気だった。
※私のように頑固で仲間を作るのが苦手で群れるのが嫌いだと選挙は苦戦する。
一方で総合交付金は増額するも「市町村の格差」は解消されていないと感じている。

かつて2006年に民主党の3名(小沢さん、菅さん、鳩山さん)が三宅島に視察で来島
この後、2009年に麻生内閣の時に政権交代、この3人のうち2人は総理大臣になって、
三宅島は「あげ島」伝説がささやかれた。笑
ちなみに、山本太郎さんも三宅島に来てゲストハウスで若者と交流しているが、
参議院の有人国境離島法案の時には、彼だけ反対している。
あの法案が通らなければ新中央航空は割引運賃1万600円にならなかった。
今回の都知事候補、小池さん、山本さん以外の20人は三宅島に来たという記憶がない。

良い悪いとは関係なく、選挙や政治とは「不思議な風」が吹くものなので、全く予測はできない。

 


小説の後半に登場人物の隠れたマトリクスな関係に驚き、何度も読み返してしまう。
まるでスターウォーズのエピソードシリーズをいっきに観ているような感覚で
物語が行ったり来たりしても、途中に気付きとラストは爽快なエンディングが訪れる

この行ったり来たりするストーリーの中で登場人物の隠れた系譜を
最初からイメージして作品に仕上げていく技は、日本昔話のツルの恩返し的な、
「この作品を書いているところを絶対に見ないでください」っていう
職人的な日本人の技がある気がする。

今回は2か所、好きな場所があって、1つは、
「何か変えなきゃと思っている時、無性に友達に会いたくなる
変わらない友達、いつ会っても、昨日会ったような顔で会える友達」
コロナ禍でお店の経営をいろいろと考えている時に、
リクルート時代の同期や高校時代の友達に連絡したのが思い浮かんだ。
ちょっと話すと15年も35年も経ってるのに、昨日のことのように
話が繋がって盛りあがる。多くを語らずとも、通じている。そんな感じ。
もう1つは、sympathy for the devil の兄嫁の麻子とお風呂に行くと
彼女の脇腹に悪魔の刺青があることを知る。
後のストーリー back to zero では、「大事なものには名前を書くな」と
花屋でヌード写真家の辻森が誰にも見せたくないと語る。
感情の奥に何本も針を刺されたような衝撃だった。

この小説の「ダーティ・ワーク」はローリング・ストーンズのアルバムタイトルで
ちょうど僕たちが高校を卒業した後、1986年のアルバムかな?
ストーリーもすべてローリング・ストーンズの曲名になっている。


※先日DHCテレビを見ていて↓こんな予言情報を知りました。
東京オリンピックのメダルを作るために携帯・スマホを集めていましたよね。
世界一だと思っている南アフリカの金の埋蔵量は3,000トンくらいですが、
日本は都市鉱山ですでに6,800トンあると言われているんです!
それは、家電が1,356万台、パソコンが40万台、充電器1,339トンなど
都市鉱山はすでに民間でリサイクル事業が各社で進んでいる。
日本は60年代から家電の埋蔵量が凄いのでビジネスとして確立しているんです。
金がたくさん↓埋もれているという事なんですよ
※環境省のホームページ

今年の三宅村の当初予算の投資的事業↓では、

再生可能エネルギー対策事業に1,000万円、クリーンセンター管理6,174.8万円

そろそろ三宅村のクリーンセンターは新しくしないといけないのかもしれません。
都市鉱山のリサイクル処理をできたら全国の離島でナンバーワンを狙えるかもしれない。
海底や地中から掘るよりも効率が良く、果てしなく大きなビジネスになる。
施設の横にリサイクル処理熱の再利用で温泉やプールやスポーツジムを作ったらよいし、
そこで働く人の雇用も生まれます。使われなくなったものを再利用する事業って
廃校利用の公共施設としてはナンバー1のクライミング施設みたいで三宅島らしいです。

再生可能エネルギーについては、太陽光や風力、波力、いろいろありますが、
今の大久保浜にある火力発電所、南海トラフなどで津波が来たら島の電気がストップします。
ここの燃料は阿古の郵便局の前にあるタンクに備蓄してタンクローリーで運んでいます。
災害対策でこのタンクの場所に第二発電所を建設したら、燃料を運ばなくてもいいし
大久保浜の発電所が止まっても、こちらで補填できる。そのうち1500世帯くらいなら
新しい発電所で一本化できることの方が再生エネルギーよりも確実に島の電気を維持できる。
再生可能エネルギーは魅力的ですが、90年代からエコの世界を見ていますが、
殆どが課題解決にはなっていないような気がします。

そして環境省副大臣といえば、島嶼部を選挙区に持つ、石原宏高先生じゃないですか!

石原先生とは議員になる前に、昔のお店でこんなシーンがありました。
※なぜ私がスーツを着ているかというと 三宅島空港再開チャーター機 に一緒に乗りました

 

時間のかかる再生エネルギーよりも、最新のリサイクル処理センターを持って
東京諸島全体のみならず、全国からの処理も受け入れたら良いかもしれません。
いらなくなった(ゴミなど)ものを再利用してビジネスにするのは、
日本らしいし、日本はすでに最先端技術があって得意な事なんです。
得意な事で、それが持続可能で、誰かの為になる事ならやるべきなんです。

今のコロナ禍の中で、先が見えない経済状況(特に観光業)では、
新しい価値の創造は必要だと思いますが、かなり難しい。
もちろん事業とはそんなにすぐに結果が出るわけではないので、
今から種を蒔き、芽が出て、花が咲き、林に森に大きく育てていく
三宅島は育てるという事について、最も苦手な事なので、
これから先を考えるには、生け花(枯れたら抜いて新しいの刺す)じゃなくで、
種まきから大きく育てていくということが必要だと思います。

遠回りしているようで、これが一番近道だという事に気付かないといけないです。
空間とかハコモノとかではなくて、時間の流れに重点を置いて考える。
そしてそれを誰がやるのか?が大事ですね。

 


小松とうさちゃん
個人的にはゲームをほとんどやらないので、ゲームのハナシは飛ばし気味に読み進めたけど
途中で、彼女はゲームの中にいるのでは? って気づいちゃったのよねぇ
なんだか遠距離恋愛ってある意味、その距離という障害を乗り越える感じが逆に燃えるんでしょうね。

ネクトンについて考えても意味がない
2017年の冬あたりから、カフェからクジラが見れるようになりました。
毎日のように見ていると、次はあっちに動いてブローするとか、
深く潜ってしまったなとか、わかるような気がしてくるんです。
そのうち、ミズクラゲじゃなくてクジラと会話できる夢でも見るんじゃないかと思います。

 


ばかもの
アルコール依存症の描写がリアルすぎて読むのをやめようと思ったくらい。笑
絲山作品は後半は何とも言えないチルな空気が流れて終わるのが素敵です。
不幸なストーリーもショックな展開も映画を観ているような感覚になります。
なので長編なのに、かなりのスピードで読み終える感じです。

高崎のなまりというか会話が懐かしい
母方の実家に行くと、「食べり」とか「そぉ~なぁん」とか
イチゴも「い⤴ちご⤵」ってなる。
今年はみなかみ出張もないし群馬に行けないなぁ~

これで絲山作品は7冊読了、まだまだ終わりそうにありません
 


今回の議会定例会は9時頃から新さるびあ丸の到着セレモニーがあり
村長や議員、行政関係者などが参加して、その後11時からの開始となりました。
コロナウイルス感染症対策で議会の一般傍聴はなしでした。

一般質問については4名、通常の半分の30分以内、
議案の質問は事前に提出という、通常とは違った議会運営が行われました。


東京七島新聞の記事の数字ですが、今年の夏は観光産業の苦戦が予想されます。
一般質問では、3つの点について質問しました。

①夏のイベント中止など告知や対策について
マリンスコーレは中止、オープンウォータースイムは9月に延期
キッズバイクやエンデューロレースは中止、ドルフィンスイムは御蔵島と調整中
雄山火口観光は開始時期未定、などなど関係各所とスケジュール確認をして告知をするとの事
帰省などを含め、船や飛行機の予約をイベントに合わせて考えている方もいるので
席の確保などができるよう、なるべく早く告知をお願いした。

②台風など避難所のクラスター対策
各家庭にチラシを配布済み、実際に台風や豪雨災害の場合は警察・消防など連携して対応するとの事

③リモート環境を推進するためにWi-Fiの整備について(IP告知端末の再整備)
Wi-Fiの機械購入と維持に数万円かかる。島内全戸に配備するとそれなりにお金がかかることなので
財源確保や優先順位を考えて再度質問するとした。
個人でWi-Fiは設置している家庭や事業者はもちろんあるが
コロナ禍の中で補助事業などで財源が確保できれば全島Wi-Fiを実現したいと思いました。
島内では携帯も通じない場所がたくさんあるし、防災や事故対応などでも
立根から大路池あたりやいくつかの海岸エリアでは事故とかケガとかの時に心細い
「繋がる」というのは大事なポイントで4年前からずっと「全島Wi-Fi」を発言してるがなかなか難しい。

その他の議案でもいくつか質問をしましたが、補正予算のトピックスをまとめておくと

・坪田分団所が都道沿いに新設される計画になったこと
これまで住民懇談会でも旧坪田中学校(現在のレクリエーションセンター)横に建設だったものを
坪田地区の都道沿いの建設に充分な広さの土地を寄付していただいたことから、
その土地に今年度設計・調査計画(667.7万)をして来年度建設という事業

・来島自粛要請影響事業者支援事業(3045.2万)について
※財政調整基金からの取崩し(年度末に財源調整)

①東京都の感染拡大防止協力金の対象とならなかった村内事業者に対して支給

予算額2,505万円 宿泊業40万円、その他の事業者15万円

対象とならなかった者(東京都の支援金とダブルではもらえません)
宿泊、飲食、タクシー・ハイヤー・レンタカー、ガソリンスタンド、スーパー・雑貨
釣り具、港湾荷役、遊漁船、観光ガイド、など
②三宅村商工会・三宅島観光協会支援
予算額540.2万(商工会329.2万、三宅島観光協会211万)

今年度の会員からの年会費を補助するもの

ちなみに三宅島の財政調整基金は年度初めは4億2,855.7万でしたが
今回の補正4号終了で2億795.3万となりました。
東京都は今回のコロナ対策で9,000億あった財調が現在は500億に減ったと言われているものです。
※財政調整基金とは、年度によって生じる財源の不均衡を調整するために、
財源に余裕がある年度に積み立てておくもので、地方公共団体の貯金のことです。
三宅村では特定目的基金の内訳の中に、

役場新庁舎建設基金(いまの場所に建設予定)については8億19.8万となっています。
三宅村の当初予算の概要 リンクしておきます!

島内での面白い話としては、(実際に言われたんですよ)
「三宅村特別支援金2万円は村長や議員がポケットマネーで負担してくれて感謝してる!」
という話を島民の方から言われたのですが、そんなことはありません!!!爆笑
約2400名x2万円=4,800万円をポケットマネーで出せるほど貰ってませんから!
島あるあるなのか、こういう都市伝説的なハナシは面白いですね。笑えます!
※財源は国や都のコロナウイルス対策に関する補助金を充てています。

【追記】
今回の補正予算の中に、教育費 備品購入費 1,725.9万 というのがあって
151台のカメラ・マイクなど12学級分と説明を受けたのですが、

これは文科省が進める GIGAスクール (5年間の計画)の費用です。

【個人的な考え】
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このタイミングで給付金や支援金、会費の補助などがある時に
いろいろと準備することは良いことだと思います。
お店や宿、会社のホームページを作り直すとか
お客様向けに自由に使える Wi-Fi 整備するとか
新しい商品開発やサービスを考えテストするとか

トイレや入り口をきれいにするとか壁の色を塗り替えるとかでも良いかもしれません。
この時じゃないとできない事をやったら良いと思います。
そんなこと言われなくてもやってるわい!という上手にやっている人は
あんまりオモテにアピールしていないものです。シクシクとやりましょう。

灯りを消してしまっては真っ暗になってしまいます。
いつも門は開いておくこと、細々とでも灯りは消さない事、
地域再生の基本だそうです。
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改正公選法が成立

町村長選挙と町村議会議員選挙で、これまで候補者が負担していた
選挙カーなどの費用を、公費で負担できるようにする改正公職選挙法が、
参議院本会議で可決・成立、これまで候補者が負担していた
選挙カーやポスターなどの費用を、都道府県や市の議会選挙などと同様に公費負担
一方で、安易な立候補を抑えるため、町村議会議員選挙に供託金制度を導入し、
立候補する際は15万円を預けると定めています。

三宅村の選挙も4年後から変わりそうですね。