第2回議会定例会の報告 ※追記 | 珈琲と虹と鯨の棲む場所

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る


今回の議会定例会は9時頃から新さるびあ丸の到着セレモニーがあり
村長や議員、行政関係者などが参加して、その後11時からの開始となりました。
コロナウイルス感染症対策で議会の一般傍聴はなしでした。

一般質問については4名、通常の半分の30分以内、
議案の質問は事前に提出という、通常とは違った議会運営が行われました。


東京七島新聞の記事の数字ですが、今年の夏は観光産業の苦戦が予想されます。
一般質問では、3つの点について質問しました。

①夏のイベント中止など告知や対策について
マリンスコーレは中止、オープンウォータースイムは9月に延期
キッズバイクやエンデューロレースは中止、ドルフィンスイムは御蔵島と調整中
雄山火口観光は開始時期未定、などなど関係各所とスケジュール確認をして告知をするとの事
帰省などを含め、船や飛行機の予約をイベントに合わせて考えている方もいるので
席の確保などができるよう、なるべく早く告知をお願いした。

②台風など避難所のクラスター対策
各家庭にチラシを配布済み、実際に台風や豪雨災害の場合は警察・消防など連携して対応するとの事

③リモート環境を推進するためにWi-Fiの整備について(IP告知端末の再整備)
Wi-Fiの機械購入と維持に数万円かかる。島内全戸に配備するとそれなりにお金がかかることなので
財源確保や優先順位を考えて再度質問するとした。
個人でWi-Fiは設置している家庭や事業者はもちろんあるが
コロナ禍の中で補助事業などで財源が確保できれば全島Wi-Fiを実現したいと思いました。
島内では携帯も通じない場所がたくさんあるし、防災や事故対応などでも
立根から大路池あたりやいくつかの海岸エリアでは事故とかケガとかの時に心細い
「繋がる」というのは大事なポイントで4年前からずっと「全島Wi-Fi」を発言してるがなかなか難しい。

その他の議案でもいくつか質問をしましたが、補正予算のトピックスをまとめておくと

・坪田分団所が都道沿いに新設される計画になったこと
これまで住民懇談会でも旧坪田中学校(現在のレクリエーションセンター)横に建設だったものを
坪田地区の都道沿いの建設に充分な広さの土地を寄付していただいたことから、
その土地に今年度設計・調査計画(667.7万)をして来年度建設という事業

・来島自粛要請影響事業者支援事業(3045.2万)について
※財政調整基金からの取崩し(年度末に財源調整)

①東京都の感染拡大防止協力金の対象とならなかった村内事業者に対して支給

予算額2,505万円 宿泊業40万円、その他の事業者15万円

対象とならなかった者(東京都の支援金とダブルではもらえません)
宿泊、飲食、タクシー・ハイヤー・レンタカー、ガソリンスタンド、スーパー・雑貨
釣り具、港湾荷役、遊漁船、観光ガイド、など
②三宅村商工会・三宅島観光協会支援
予算額540.2万(商工会329.2万、三宅島観光協会211万)

今年度の会員からの年会費を補助するもの

ちなみに三宅島の財政調整基金は年度初めは4億2,855.7万でしたが
今回の補正4号終了で2億795.3万となりました。
東京都は今回のコロナ対策で9,000億あった財調が現在は500億に減ったと言われているものです。
※財政調整基金とは、年度によって生じる財源の不均衡を調整するために、
財源に余裕がある年度に積み立てておくもので、地方公共団体の貯金のことです。
三宅村では特定目的基金の内訳の中に、

役場新庁舎建設基金(いまの場所に建設予定)については8億19.8万となっています。
三宅村の当初予算の概要 リンクしておきます!

島内での面白い話としては、(実際に言われたんですよ)
「三宅村特別支援金2万円は村長や議員がポケットマネーで負担してくれて感謝してる!」
という話を島民の方から言われたのですが、そんなことはありません!!!爆笑
約2400名x2万円=4,800万円をポケットマネーで出せるほど貰ってませんから!
島あるあるなのか、こういう都市伝説的なハナシは面白いですね。笑えます!
※財源は国や都のコロナウイルス対策に関する補助金を充てています。

【追記】
今回の補正予算の中に、教育費 備品購入費 1,725.9万 というのがあって
151台のカメラ・マイクなど12学級分と説明を受けたのですが、

これは文科省が進める GIGAスクール (5年間の計画)の費用です。

【個人的な考え】
--------------------------------------------------------------
このタイミングで給付金や支援金、会費の補助などがある時に
いろいろと準備することは良いことだと思います。
お店や宿、会社のホームページを作り直すとか
お客様向けに自由に使える Wi-Fi 整備するとか
新しい商品開発やサービスを考えテストするとか

トイレや入り口をきれいにするとか壁の色を塗り替えるとかでも良いかもしれません。
この時じゃないとできない事をやったら良いと思います。
そんなこと言われなくてもやってるわい!という上手にやっている人は
あんまりオモテにアピールしていないものです。シクシクとやりましょう。

灯りを消してしまっては真っ暗になってしまいます。
いつも門は開いておくこと、細々とでも灯りは消さない事、
地域再生の基本だそうです。
--------------------------------------------------------------
改正公選法が成立

町村長選挙と町村議会議員選挙で、これまで候補者が負担していた
選挙カーなどの費用を、公費で負担できるようにする改正公職選挙法が、
参議院本会議で可決・成立、これまで候補者が負担していた
選挙カーやポスターなどの費用を、都道府県や市の議会選挙などと同様に公費負担
一方で、安易な立候補を抑えるため、町村議会議員選挙に供託金制度を導入し、
立候補する際は15万円を預けると定めています。

三宅村の選挙も4年後から変わりそうですね。