4.5月とリニューアルの為
レッスンをお休みさせていただいております。
パン教室開講は、6月中旬頃を予定しております。

尚、お問合せは、5月末頃に開始いたします。
今しばらくお待ちくださいませ。

 

 

 

こんばんは。

磐田市浜松市の自宅でパン教室「Esweets(イースイーツ)」を

主宰しています鈴木英里です。

 

 

「スポンジレシピの型のサイズと手持ちのスポンジ型のサイズが

違うんです。どうしたらいいですか??

悩んだあげく、焼くのをやめてしまいました。」

 

 

 

こんなお悩みを以前生徒さんから聞いたことがあります。

 

 

型が違うとどうしても容量が違うので

材料の量が違ってきますよね。

 

 

そこで今日は、そんなお悩みをすっきり解決する

とっておきの方法をお話ししてみようと思います。

 

 

 

お付き合いくださいませ。

 

 

 

 

スポンジケーキ型にはどんなサイズがある?

 

お菓子作りでマスターしたい、基本の生地がスポンジですよね。

 

 


これが上手に焼けるようになると、デコレーションケーキをはじめ

いろいろなお菓子にアレンジすることができます。

 

 

 

では、どんなサイズのスポンジ型があるのでしょうか。

確認しましょう。

 

 

まず、

ケーキのサイズは、どこのケーキ屋でも「~号」という単位で表示されています。

 

 


「~号」はケーキの円形の大きさ(直径)を表していて、

1号は直径1寸(約3cm)を意味しています。

 

 

 

例えば5号サイズなら、
5号=5寸=15cmとなります。

 

 

 

したがって、1号大きくなるごとに3cmずつ直径が長くなる計算になります。

 

 


とりあえず「1号=3センチ」、という事だけでも覚えておくといいと思いますよ。

 

 

 

一般的に多く使用されているスポンジ型には

 

 

 

・スポンジ型 4号(12㎝)

 

 

・スポンジ型 5号(15㎝)

 

 

・スポンジ型 6号(18㎝)

 

 

こちらの3つが使用されることが主流です。

 

 

 

ケーキ屋さんで、ホールケーキをオーダーされる時も

ケーキを何人で食べるかによってサイズを選んで

購入されると思います。

 

 

だいたい、大人の人数の目安で

 

 

 

・ケーキ 4号(2~4人)

 

 

・ケーキ 5号(4~6人)

 

 

・ケーキ 6号(6~8人)

 

 

になります。

 

 

実際にどうやって分量計算したらいい?

 

 

よくある事ですが、レシピに「○cmの型」となっていて

自分の持っている型の大きさと違う場合、

レシピの分量を計算し直さなければなりません。

 

 

 

そんな時、どの位の割合にすればいいのか。

そこで大体の倍率を知っておくととても役に立ちます。

 

 

 

実際に家にある

4号、5号、6号の型を比較しましたが、

高さはどれもそれほど変わりませんでした。

 

 

その為、スポンジ型の高さはサイズによって

それほど変わらないと考えて、


スポンジ型が

 

5号(15㎝)型 : 6号(18㎝) 型の場合

 

 

 (1) 7.5×7.5×3.14 : 9×9×3.14 ←比を求めたいだけなので両方3.14で割る
     ↓つまり。。
 (2) 7.5×7.5  :    9×9

 

つまり、半径2乗:半径2乗 で比較します。

 

 (3) 56.25   :   81

  

 よって  5号サイズ→ 6号サイズに変更する場合は

 

    81÷56.25=1.44倍

 

 という計算になります。
 


 

同じように計算していくと


5号(15㎝)レシピ → 4号(12㎝)型で焼く場合  材料×約0.64倍
5号(15㎝)レシピ → 6号(18㎝)型で焼く場合  材料×約1.44倍 

 

6号(18㎝)レシピ → 4号(12㎝)型で焼く場合   材料×0.44倍

6号(18㎝)レシピ → 5号(15㎝)型で焼く場合  材料×約0.7倍

 

 

ということになります。

 

 

上記の割合でそれぞれの材料を計算していくと

型のサイズが違っても簡単に分量を出すことが出来ます。

 

 

 

まとめ

 

 

今日は、スポンジケーキを作る時の型が

レシピと自分の持っているもののサイズが

異なった場合の分量計算についてお話ししました。

 

 

型のサイズが違ってもこの倍率さえ知っていれば

悩まずにケーキ作りに取り組めますよ。

 

 

 

ケーキ作りの参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。