“誰か助けて…” ん? いいよ…S男でよければ… -3ページ目

S男の存在意義?

S


逢うといつもそう。

私の姿を見つけるとそこがどんな所であれ、そこにどれだけ人が居ようと深々と頭を下げてくる。
緊張して硬くなってるのが離れていてもわかる。
そこから移動する間はまるで普通の友達のように話すんだ。
けれど相手は緊張が解けないでまだ硬いままだからいつも私は“なに堅くなってる?”って、ついからかってしまう(笑) すると照れながら笑ってくれる。

チェックインを済ませて部屋に入ると落ち着かないのがわかる。
上着を片付けてくれてお茶を入れてくれる。
いつも思うが…そうしないと身の置き場がないからにも見える。
私はソファに座りその一連の姿をじっと見ているが…
その視線が全身その全てを見逃さずに見ているのを本人もよく判ってるようだ。

“さあ、あいさつだ”

そう言うとソファに座る私の前にしずしずと緊張した面持ちでやってきてどんなにおめかししてどんなにキレイな服を着ていても床に跪いて正座し、手をついてまた深々と改めて頭を下げる…。

そこからその子は私のおもちゃにもなり、私の目も心も体も癒すモノともなり、ペットにも奴隷にも道具にもなって私を喜ばせてくれる。 そんな時間が始まる。


私はイケメンでもなくカッコいい訳でもなくそして金持ちでもない。
なのにイケメンもカッコいいのも金持ちもが寄ってくるような子が膝まづいていたりする。
10代20代の頃を思い返せばヨダレを垂らすほどこういうのがしたかったに違いない。
けれど、正直に言うと当時のそれは全てただのスケベ心からだったし…ただ性欲だけがそれを望んでた。 でも今は…そうする事に別の意味もあったりする。


もちろん自分の行為を正当化していい子ちゃんになろうなんて思わない。
単なる変態でスケベで歪んでいるかもしれない性欲がその子をオモチャにしてるのかもしれん。 
でもそう扱われる事は…その子にとってもただ性的な嗜好や快楽だけからそれを受け入れてる訳じゃない。 もちろんその子がそうするのはお金の為でもない。 その子に金品を与えた事は一切ない。
私がその子に思い知らせるほどに与えたのは…見落とされがちな…、でも大事な…
ついつい見逃される些細な3つのものだった…。


SとMの付き合いの形は様々なものがある。
100組のカップルがいたら100組の付き合いの形があり、している事もさまざまだ。
私は色んな嗜好のM女性と会ってきた。
性への好奇心が先にたって色んな嗜好のM女と会ってきたからこそかもしれないが、
どんなに表面的な嗜好が違えど…まったく異なる嗜好タイプを持つ人でさえ
実はみな、共通する同じものに喪失感や渇望感があるんだと…そう感じた。


例えば快楽系責苦プレイを好む人も、痛み等の苦痛系被虐を好む人も、その他の嗜好の人であれ…その心の奥底には実は共通する…ある3つのものに喪失感や渇望感があったりする。
それは時にはS男の私でさえ胸を締め付けられるほどの思いが隠れていたりもするもので…


それを知ってからそれまでただ性欲のまま女に触れていた手は性欲のままに触れる事が出来なくなりまるで慈しむような手で触れるようになったように思う。
同時に…相手を愛おしむ思いを胸の中に秘めつつも、その喪失感や渇望感から解放させるが如く苛めたり責めたりする事にためらいや戸惑いもなくなったようにも思う…


  が…


それはただ自分に都合よく考えてるだけでやっぱりただスケベで変態なだけかもしれんね(笑)





M女の彷徨う海、その根源は“不安と虚無”

underwater


【質問】 『どんな人がいいですか?』

【主様の解答】 まぁ、コレでも読め↓。



海に潜った事はあるかい?
それも底が見えている海じゃなくて底が見えない深い海に…


私は子供の頃、海に潜るのが好きだった。
初めて水中メガネをつけて海の中がキレイに見えた時の感動は今も忘れてない。
“お~!見えるぜ~!”ってなもんだ(笑)

泳ぎは出来たので岩場から海に入り岸からあまり離れてないあたりを
チョロチョロ泳ぎながら海の中の景色を楽しむ。 それでもすっごい探検だ。
なんせ初めて見る世界だ(笑)

海の中から岸の方を見ると安心する。
少しづつ浅くなっていてそっちの方へ行くと“海から上がれるんだ”って思うからだ。 “あっちが帰る方なんだ”って思う。

でも反対に海の方を見ると…不安を感じた。
そっちは底もどんどん深くなっていってて…ずっと向こうが見えなくなっている。
ず~っと海が続いていて
そっちの方は海の青さが濃くなっていてその先は真っ暗な海がある。

“怖い…”

子供心にそう思った。
でも怖さとは別の“好奇心”と言えるものが生まれていたのも
その胸の中に起こる“ドキドキ”が教えてくれた。


大人になってその“深い海”に潜った。

海に潜るにはまずプールで練習してそれで海に出る。
初めて水中ボンベを抱えて水の中に入る。
プールの中でさえ、水中にずっといられるのにワクワクしたのを覚えてる。

その後何回も何回も海に入って経験を増やしていって、
そしてあるとき“ディープダイブ”ってのもやってみた。
言葉の通り“深い海に潜る”だ。
子供の頃に見たあの“怖い”ところへちょっと行ってみた。


海面近くだと海面が見える。光が届いてるし安心する。
海底近くだと暗いけれど海底が見えて安心する。


怖いのは海面も、そして海底も見えない海の“真ん中”だ。


そこは何にもない…


上を見ても、下を見ても、右を見ても、左を見てもな~んにもない…

自分の呼吸の音だけが響いて他には何も聞こえない。

その内…自分がどこにいるのかもどっちを向いてるのかも判らなくなる…
どっちが上かさえも判らなくなる…



  不安…


  孤独…


  畏れ…


そんな思いだけが胸の中にうずまいてくる…


周りは真っ暗で…下はもっと真っ暗で
そしてどんどん暗くなってくる…
堕ちる先に“底”なんてない…

自分が無くなっていきそうでふいに叫びたくなったりする自分がいる…

“ここから出たい”という思いも沸いてくる…


  “真っ暗で…なんにもない…”


“誰か助けて…”

そんな言葉が生まれる世界だ。。。



M女は最初からM女なんかじゃない。

普通の女性だ。
普通の奥さんだったり、普通の学生さんだったり、普通のOLさんだったり
いっけんハツラツとして明るい女性だったり、いっけん元気な女性だったり…
決して変な人なんかじゃなく良識を持ったまじめな人が多い…。
もちろん普通にちゃんと生活をしているんだ。


だけど心の中には同じ景色が見える…

深い海の中…

まるで真っ暗な…深い海の中に漂っているようなね…

まるで自分がドコにいるか判らなくなっていて…
まるで自分が何モノか判らなくもなっていて…
自分にどんな価値があるのかも判らなくなっていたりもする…

普段の当たり前の生活の中で暮らしていながら心はまるで何かの殻に包まれ
深い海の中に囚われてしまっているような…そんな感じ…
自分でありながら自分でないような…そんな感じ…


 “誰か助けて…”


そんな思いが頭の中で渦巻きながら声も出せずにいて
時にはそんな思いさえあるとも気づいてなかったりもする…

ただ…理由の知れない不安と孤独と畏れに包まれ漂ってる…


そこから抜け出すには…
誰かに…或いは何かにすがりつこうと手を伸ばすなら…

せめてその深い海が…
そこがどんなところかを知っている人にしておいた方がいい。。。

細かい嗜好がどうとか外見や表面的なものや金持ちかどうかとかそんな事よりもね…


でないと…

余計に深い所を漂う事になっちまうからね。。。


判るだろ? ん?


判んないか(笑)

そうか…


だったら“びーちく責め”にしてやる!!


ホレ~ほ~ら~~どうだ~? ん~~~ン?

(↑痛い方の責めじゃなくてイヤラシイ方の責めです…ハイ…)


M女性はなぜ“ご主人様”って呼ぶのか

ossan


もちろんM女みんながみんなパートナーをご主人様と呼ぶわけじゃない。
パートナーとあくまで対等で、プレイだけMを好む女性もいる。
中には自分はMプレイを好むがSの相手より精神的に優位にたって
S男性を操ろうとするM女性もいる(笑)
嗜好がさまざまあるように、まぁ…いろんな人がいる(笑)
でもね…これはあくまで私の主観で単なる思い込みかもしれないけれど…

その関係が進めば進むほど…
互いの結びつきが強くなればなるほど…
M女自身の中で相手のSの存在が大きくなればなるほど…
M女性の心の奥へ入り込めば入り込むほど…

M女性はパートナーを“ご主人様”と呼びたくなってくるようだな…
そんな風に感じる事がある。

もちろん呼び方は“ご主人様”でなくても神様でも旦那様でも何でもいいんだが…
とにかくそんな風に呼びたくなってくるように思える。


これは勝手な思い込みかもしれない(笑)
単なる思い込みなら私はかなりトチ狂ってしまってるんだろうね^^;
でも…本当にそう感じる事がある。

SMには“主従関係”ってのがある。 
けれど何もそれをしようと思わずとも
いつの間にか主従関係のようなものが出来上がっているって事も多々あるんだ。


それがどうしてかを考えると…
いつも、かなり昔に出会った小さな女の子を思い出す。

小さな女の子と言っても身長5センチの…とかじゃなくて
もちろん私はロリコンでもないよ。ガキンちょのパンツを見ても私は興奮せん。


その子は…かなり昔に付き合っていた女性の娘で、
1歳半くらいから5歳くらいまでを知ってるだけの子。 
人見知りのとても激しい女の子だったけどなぜか私にはなついてくれた。

その子にとっての私の呼び名は“おっさん”で(笑)
母親が面白がってそう呼ばせたら私の反応が面白かったのかそれ以後ずっと
“おっさ~ん”と親しみを込めてそのチッコイのは呼んでくれた。

会った初めの頃はそのチッコイのは緊張してよそよそしいんだけれど
会ってる内にだんだんと心を許してきてくれてるのが判った。
最初は指でチョンチョンとつつくように接してきて様子を見る。
そのうち“コイツは安全だ”と判ると少しづつ自分を見せてくれるようになってきて、
その反応が悪くなければどんどん素の自分を見せてくれるようになる(笑)
その内、チッコイのはこちらにとって少し迷惑な事もするようになるが、
それを許すとその内パワー全開で接してくる(笑)。
『おっさ~ん~!』と全力で走ってきたかと思えば全身を使った肉弾アタックで
これでもかというほどその身を投げ出しぶつけてくる(笑)。
 
20年後にそれをして欲しいと思うヨコシマな考えも浮かんだが
チッコイのにスゴイ威力だから20年後は頼むから力をセーブしてくれ等と勝手に考えたりした…
これは“モテてる”という事だろうかと、なんだか嬉しかったのを覚えてる(笑)


“このチッコイのは絶対に私がちゃんと受け止めると思ってやがる…”


そんな事を思いそこまで人を信頼できる事に驚かされた。
そしてそこまで信頼されたなら全部受け止めてやろうとも思うもんだ。。

が…頼むから…

私が気づいてない所から肉弾アタックするのだけはやめてくれ…


私が帰る時には本当に寂しそうにしてくれる。
当時の私の部屋の冷蔵庫もなんだか判らんシールやら判らん絵なんかもつけられて
“きっとこれは私のものだっていうサインだな…”とコソっと恐れおののいた。

長く居るとチッコイのは悪い事もそりゃする。
ホントにアカン事をした時は私は叱ってやった。
『ゴゥリャア~!○○~!』と、トンでもなく叱る事もあったが最後に
優しくいい聞かせると下向き加減に『ゴメンなさい…』って謝ってきた。
そして悲しいのか口の端がぷるぷると下がってたりする。
それを見て表情を緩めて“いいよ…”と言うとギュっとダッコしてきて
“オッサン…シュキ…”って口説かれた。

それ以降なぜかそのチッコイのは私のナンデモ探検隊の隊員1号となって
私は図らずもそのチッコイのの隊長になった。

私はお父さんじゃない。
その子の幼稚園の先生でもない。
近所の気のいいお兄ちゃんでもないし正義の味方でももちろんなくて…
悪の権化のただのスケベな変態野郎だ。

でもそんなスケベな変態野郎が相手でも、チッコイのはダッコされて甘えて
“絶対この人は私を落とさない”と思ってダッコされた私の腕の中で自由に暴れた(笑)
これでもかと体を預けきって“この人は私を絶対に落とさない”と思い
その身と心を全てを投げ出して任せきってくる。


その時の私はそのチッコイのにとっては…
もちろん言葉の前に“都合のいい”という言葉はつくだろうが
少しだけ“お父さん”であり、少しだけ“先生”であり、
少しだけ“近所の気のいいお兄ちゃん”だったんだろうねぇ…。


M女性と接していると“ご主人様”って言葉は
それが“ご主人様”って言葉じゃなくてもいいのに気づかされるんだよ。

“お父様”でもいいし…
“先生”でもいいし…
“お兄ちゃん”でもいいし…
果ては“オッサン…”でもいい。

そのチッコイのが私の冒険隊の隊員になったのも私が“隊員になれ”って
そう言ったからじゃない。
近くの公園で一緒に居るときナンデモ探検隊をする事になり
『ところで誰がタイチョーなの?』って聞いたら
『オッサ~ン!』って元気に言われ…隊長就任だ(笑)

大人になってくると
例え相手が親や恋人や夫でさえ…
その全てをさらけ出してその身と心全部任せ切る事なんて出来なくなってくる。
最初は曝け出せてても…その内出来なくなる事さえある。

でももし…
それが強引にか或いは優しくにかは別にして
誰かの前でチッコイ頃のようにその肢体を全て投げ出し心もカラダもさらけだす事が出来たなら…


“コイツは絶対に私を受け止めてくれる”と思えたならば…


“お父さん”か“先生”か“お兄ちゃん”か或いは“隊長!”って意味を込めて
“ご主人様”って…そう呼ぶようになるのかもしれない。

きっと渾身の肉弾アタックと共にだ…

でも頼むから…
その時は私が気づいてない所から肉弾アタックをかますのだけはやめてくれ。。。



相談室…M女の弄ばれたい理由…その心理

doll

【相談内容】

S男さま、突然のメールをお許しください。 
付き合って4年になる彼女がいます。
とても優しくおとなしい子で…僕は彼女とこのまま結婚したいと思ってます。
でも去年くらいからHが終わった後にふと何か考え込むような素振りを見せるようになって、
なぜか聞いてもずっとはぐらかされていたのですが、先日それで少し喧嘩になりやっとの事で
“苛められるようにされてみたい…そういうのの方がいいかも…”と、
顔を真っ赤にしながら教えてくれました。

でも彼女は性格的にとてもおとなしく体も華奢だし乱暴に扱うと壊してしまいそうで…
僕が強く触れて痛そうな顔するとつい手を緩めてしまったり…
それをどんな風に…
触れて痛そうな顔するとつい手を緩めてしまったり…
元々いい子だからどうしても苛めるのが僕には上手くできません…。
一度勇気を出してネットで相談したけど普通の相談サイトではどこか的はずれな感じだし、
SMサイトで相談しても色々言われますがでもいいヒントが得られず…
個人のSMサイトを見ても知りたいのは気持ちの事ですし何か違うような感じがします。
知人には相談出来ないし…でも何とか彼女に応えてあげたいのです…
どうか助けると思ってどんな事でもいいですからアドバイスをください。


【主のお答え】

むぅ~…なるほど…こんにちは…
アンタは相手の子の事を大事にしているようだね…
アンタはとても優しい。。。(←アンタ呼ばわり…)


でもその優しさや相手を大事思う気持ちは時に物足りなさを生んだりする。
その優しさや大事に思う気持ちは
時には相手に“私は何の為にいるんだろう…”ってそんな事を思わせたりもする…。


まるでフィギュア(人形)を愛し、愛するが故にそのフィギュアをガラスケースに入れて棚に乗せて眺め…ほんの時おり取り出して優しく撫でているだけ…それに少し似ているようにも思える。

もちろんそれも悪くはない。“アンタなりに”大事にしてるんだ。
でももしそのフィギュア(人形)に心があったら…さて…どうだろう…

フィギュア(人形)によっては
小さな子供に思うがまま好きなように操られ振り回され、
もてあそばれているそんな人形を見て羨ましく思う…かもしれない…


3~4歳くらいの子供が人形で遊ぶ姿を見てると
“あれだけ玩ばれたら人形としては本望だろうなぁ…”なんて思える事がある。


体を手で遠慮なく“グワシッ”って掴まれたかと思うとそのまま思うままにブンブン振り回されたり、いきなり“ジャ~ンプ!”とか言いながらぶん投げられたりもする(笑)
突然別の人形と戦わされたかと思うと、したくもない飛び蹴りをさせられたりもする(笑)  
遊んでる子が小さな女の子でもさっきしたばかりの食事(おママゴト)を『はい、次は晩ゴハン!さっきのはお昼ゴハンでしょ!』と言いながらもう一回させられたりもする(笑)まるでイジメだ(笑)

足をガーって無理やり開かされたりあられもない姿にされたりもする。
“ハイお風呂でキレイにしましょうね~”と言われながら服を無理やり引っぺがされ色んな所を遠慮なく触られていじくりまわされる事もある。
“ホラ、手をもっとこう…こうして…”とか言われながら無理やり腕をひっぱられて肩から“ポンッ”と腕が取れてしまったりもしてる(笑)


はたから見てると子供は“残酷”と思えるほど…自由気ままに人形をもてあそんでいる。

もちろん人形を大事に扱う君からしたら
ただただ残酷にヒドク扱ってるようにしか見えないかもしれん。


でも子供達は何もただ残酷に扱おうと思っているのではなく…
“子供なりに”その人形で遊び楽しみ…
その人形という存在を思うまま思いっきり“子供なりに”愛している
だけだったりするんだよ。


その人形はただ酷く扱われてるようにしか見えないが
その人形からすれば自分という存在を存分に使ってもらえていて
自分の存在をその子供には充分に楽しんで貰えている。

大事にはされていても使って貰えていない人形よりも…
大事に思われているかも知れないが“触れられずほっとかれている人形”よりも…
自分という存在が“存在していいんだ”というその事を
その体で思うままに味わわされている…。


それをガラスケースの中に入れられて…ただ飾られているだけの人形が見たら
もしかして…羨ましく思えるかもしれない。


『いいなぁ…私も…あんな風に愛されてみたいなぁ…』って…


きっと愛し方は色々あるだろうさ。
でも時には違った愛し方をしてみたらどうだい。

“私はここで存在していいんだ…”と感じさせるくらいに…
“私はこの人の為に存在しているんだ”と…そう思い知らせてやるくらいにね…

“そんな酷い事は出来ない…”と思うのも…それもいいかもしれない。
でも私ならそうするがね…

なぜって? それは私がS男でそれが私の“愛し方”だからだよ。


さて…
少しはヒントになったかい…


まとめて返答…S男の相談室開催

面倒だからまとめて答えてやる。


・不倫経験ありますか?  → で…何が聞きたい?

・不倫は悪い事? → 良い事だと思うのか?

・お互い既婚者だけどスキ。
 肉体関係持つ気はない。けど会うくらいはいい? 

   → そこ(感情と価値観)に矛盾があるのに気づいてるのか(笑)?
     矛盾を抱えたまま流されるのは中々いいもんだ。
     でも“流される感じ”を楽しむは良いがホントに流されると溺れて
     大事なものを失うかもだが…そこは私の知ったこっちゃない。
     ただ…今のアンタには泥棒さんの出す食いモンにも
     尻尾振ってしまうほど腹の減ったなワンコに似てる。
     せめて楽しむならその空腹をちょっと落ち着かせてからでどうだい。

・彼氏がいません、どうしたらいい? → 何を?

・彼氏がいません、どうしたら彼氏が出来ます? 

         → とにかくいろんな男の人と話す事だ。
           “気軽に話せたら相談しません”というならば
            それはその悩み自体が的外れという事だ。

・10代女。オナニーが好き、変ですか?… 

       → 変と思わん。
        だがたぶん…聞く相手を間違ってるぞ?
        逆立ちしてオナニーするのが好きだと言っても
        私は“いいんじゃないか”と答えてしまうぞ…

・クリが大きいのですが…男の人はそういうの嫌いですか?

    → クリが喋ったら驚くが…単に大きいくらいなら“大きいな…”と思うくらいだ。


・彼に変態の気があります。このまま付き合うべきでしょうか…。

    → “べき”なんてない。
      変態の種類や度合いにもよるだろうがその答えは
      アンタの中にしかないわ。 わしゃ知らん。
      好きなら付き合うだろうし好きになれないなら付き合えん。
      許せるなら付き合うだろうし許せないなら付き合えん。
      ただ好きでたまらないのに例えばそれを理解しようとしないとか
      試してみないとかは時おり後悔を生む事がある。 
      やってダメならやめたらいい。
      足が進まないならやめたらいい。
      とにかく、言われるままでなく自分が決める事だ。 

  ・自分で決められないから困ってるんです。

      → じゃあお仕置きしてやる。


・彼は短気、Sですか?  → 知らん。


・彼女が許してくれません、どうしたら? →  許してくれるまで頑張る事だ。
                      どうしてもダメなら諦めろ。開き直れ。
                      すると道が開けたりもする。


・私はMだと思ってましたがあごを掴まれるテストで びっくりして手で払ってしまいました。
  私はホントはSですか? 
          →  知らんがな…

・彼に責めて欲しいくらいなのに優しいから責めてくれません、どうしたら?

          → “責めてほしい”と伝える事だよ。


・S男って言ってて恥ずかしくないですか? 
 どうせ実生活では人に言う事も出来ないでしょうに…。 

    →  別に恥ずかしくはない。
      むしろ実生活で“私はこうされたら感じますの、オホホホ…”と
      性癖をおおっぴらにしてる人がいたら…嫌いにはならんが
      “恥じらいが無いと可愛くねぇな”と思う…。


・彼が好き・彼女が好き → ハイそうですか。


・彼氏の誕生日のプレゼント何をあげるのがいい? 

         → 聞いた以上はちゃんとやれよ。絶対やれよ。 
           『縄とヴァイブとムチの3点セット』
           ちなみに…
           相手がS男→喜ぶ
           相手がM男→喜ぶ
           相手がノーマル→興味津々で目が輝く
           どうだ…スゴイだろ
           何?…“聞く相手を間違った”だと~?
           なら聞くな。 “聞くほう”が間違ってるんだよ。
           そもそも他の誰かに聞くのが間違いだと気づいたらどうだい。 

・ムチで責められてみたい → “パシ~~~ッ!” (←ムチの音)

・縛られてみたい… ← グイグイ… (←縛られてる音)

・感じすぎて困る(女) ← 困りません(男) 

・してるとオシッコでそうになる(女) ← 出せ…


・死にたくなる(女) ← “死にたくなる”のは勝手、
              でも死ぬな、もったいない。

・死にたくなる(男) ←  ちょっともったいない。
              そこでは死にたくなるかもしれんけど
              他の場所に行くと死にたくなくなるかもしれんぞ。
              ちなみに私も死にたくなったら相談するから
              その時は相談に乗ってくれ。

・私には価値がないですか? 
          ← あんたを知らんし見てもないから判る訳ない。
            でも価値の有る無しは単なる思い込みだったりする。
            価値は何かした時に生まれる。
            今そこで何かしてるのに価値がないように思えるなら
            場所を変えるか、してる事を変えるかだ。
            あんたが女なら教えてやるが男なら私はゴメンだ。
            S女王様にでも教えてもらえ。

・彼女が欲しい ← そうですか…

・M女と出会いたい ← ならば“出会いたいなぁ”と思わん事だ。

・つきあってください(男) ← いやだね。

・泳げません ← じゃあ浮かんでなさい。


・私の相談が載っていません  ← そいつは放置プレイだ。





“本物のS男”を求めるM女達と“俺は違う”と思いたいS男達…(その2)

1of2


時々“本物のS様に出会いたい”と書き込みをしてるM女を目にする事がある。

そんな私も“…本物のS様に出会いたい…”というM女さんの何人かと出会った事がある。
中でも一番最初に出会ったホンモノS探しの女性は今も覚えてる。

たくさんのお誘いメールが来てるのにその何が気に入らないのか…その申し込みを全て“どれも違う…”と断る子…本物のS様ってどんなかをどうか教えてもらえないかと質問した私に気まぐれに返事をくれたのがキッカケだった。

私もそりゃ相手に興味はたっぷりあるけれど、いかんせん相手が求めてるのは自分にはよく判らん“ホンモノ”というもの…知りたい事がまだよく判らんままたわいのないやり取りが楽しくて逢う事になり…逢ってみると背の高いキレイなお姉さん風だったので驚いた。

ある店のカウンター席に並んで話したが聞くとその子は今まで何人もの“自称S男”と会ってきたのに“ホンモノのSだ”と思えたのは1人か2人で残りは今で言う所の単なる“ヤリ目”男だったらしい。(汗;)

相手は“フツー”に話し“フツー”に楽しく笑ってる風で自然ではあるけれど、
どこか“上から目線”な感じがありミョーな感じ。
初めはそのミョーな感じが可笑しかったけど、ずっとコレじゃそのうち楽しくなくなると思いなぜそんな風に“上から目線”なのかを聞いてみた。
だが本人はそんなつもりはちっともないって言う(笑)。
仕方がないからその子の方へ向き直ってニコニコしながらしばらく話し、スキを見ておもむろに“きゅっ”とツネって聞きなおしてやった。


油断してたのかその子はイスから飛び跳ねるように“ビクン!”として、それをもろに見てしまった私は大きく噴き出してしまった(笑)
その子は真っ赤な顔をして俯き、周りを気にしながらソコに差し込まれた手をなんとか取ろうとしたけれど…

ガラスに映った私は飼い主のモモあたりに手を置いて尻尾を振って“もっと遊んで!”といってる犬コロのようだった。

指先をコントローラーにしてその子の腰を前後左右に操ってもみても
ツネる指先の力に緩急をつけて苛めてみても答えは出ず、
その子は何を思ったかそのうち“ごめんなさい…許してください…”と謝ってきたが…
そのくせ私の指を湿らせた。


違う。謝って欲しいんじゃなくて知りたいだけだよ…


おそらく…その子の場合は“知らない内に上から目線でいる”そんな自分に気づいていなかったのかもしれない。 いや、気づいてないというよりたぶんそんな自分を判ってるかもしれないけれど自分ではどうにも出来ないでいるような…。 素直になれない…というか…言うなれば“力を抜けない”んだとそんな風に感じた。


その子を含め“ホンモノ探し”のM女と会っての私の評価は過去4人と会って2勝2敗。(←不謹慎)
中途半端この上ない… 
とにかく…私は“ホンモノ”じゃないと判った。
単なるスケベな男だ…
ツネったM女とはしばらく付き合う事にはなったんだが
それは単なる“ヤリ目”だったからね…


“ホンモノのS様を求めてます”
それを見るとなぜか『関西の“本物”のタコヤキが食べたい!どの店がいいの?』とのたまう旅行者を連想してしまう。

その2敗のうち1回は
『悪いけど貴方の責めじゃ物足らない。』って言われた(笑)

あぁ…“程度”の問題か…
きっと“硬めのタコヤキが好き”と聞いて私が与えたそのタコヤキはまだまだ柔らかかったんやねぇ… でも会ってたった2時間ほどで“程度”をそこまでばっちりマッチさせられんよキミぃ…(←言い訳だ)

別のもう1回はこう言われた。
『悪くない…でも私には激しすぎて…』

ス…スマン… タコヤキのタコが大き過ぎたか…(汗)


たった4人の事だから言い切れないけど…
“単なるM的行為好き”(単なるプレイ好き)と言ってもいいほどプレイに比重が高い人と、プレイは結局何でもいいが気持ち的にMを思い知らされ味わわされる事で安息を得られる人の…その2種類の人がいるような気がした。

でもその経験のおかげで自分の事が少しわかったように思う。
私には単なるプレイ好きの人はどこかつまんなく感じてしまうみたいだ。
(↑言っとくが悔やしまぎれじゃない(笑))

私はSMの“プレイ”が好きというよりも…
行為自体は結局のところ何でもよくて…好きな“手段”を使って好きだと思える相手をイジメ…
そいつのホントを引きずり出しまざまざと見てやりたい…
そいつの“ホントの価値”を思い知らせてやりたくなる…
私はそんなヤツ…な気がする。

本場のタコヤキを食べたいという人にはこう言うようにした。
『タコヤキはタコヤキだ。 まぁでも…食べるなら…
 有名な店と、私が思うおいしい店と…どっちがいい?』


たいがいは…“やっぱり有名な店…”と言われる(笑)



“本物のS男”を求めるM女達と“俺は違う”と思いたいS男達…(その1)

akan


“女の嫉妬”は有名だけど、男にも嫉妬はある。

中でもS男のS男に対する嫉妬はあからさまでとても女くさい。
おっとイケナイ…女性を悪く言っちゃダメだ…
ついでに言うなら私もS男で私にも覚えはあるから尚更いけない (-_-;*)ウゥム…
そうだこう言おう……“とても面白い”。 
そう、とても面白くてなにより興味深い。
それは女性の嫉妬に勝るとも劣らない…なかなか渋い味わいがある。
例えば…パートナーの事で悩んでるようなM女がいると
必ずそのパートナーの事を良くは言わないんだ(笑)。


“そうか…それは大変だね…”(←相手がオレ様だったら楽だよ)
“そんなヤツはダメだ”(←オレ様は違う)
“それはまだテクがないんだ”(←オレ様は違う)
“それはよく判ってないんだよ”(←オレ様は違う)
“まだ未熟(経験不足)なんだよ…。”(←オレ様は違う)
“それはホンモノじゃない。”(←オレ様は違う)
“近頃はそんなエセS男が多くて困る”(←オレ様は違う)
“そういうのはただのスケベな男だ”(←オレ様は断じて違う)
“普通ならこうするのに…”(←“普通”ってもちろんオレ様の事よ。)
“かわいそうに…”(←オレ様の所へ来い!)


言い方は紳士的であれ優しくあれ、遠まわしであれ
必ずそんな意味が込められた言い回しをする。
はたから見てると面白い(笑)

“女の嫉妬は怖い”と女性の嫉妬を揶揄する人は多いけどS男も同じだ(苦笑)

でもそれはある程度は仕方がないかもしれない。
精子戦争という本にあるようにオス同士は生き残りをかけて争わなくちゃいけない宿命だ。
精子がそうなんだからその本体は尚更そうなるのも仕方がない。
私も負けてはいられない(笑)。
自戒も込めて言うが…なんともS男はハシタない。

これが普通に“男同士”なら『相手を悪く言っちゃいけない』という大人的発想があるが
でも“S男同士”になると知恵を絞って相手を蹴落とすのか性の世界はあからさま(笑)
出来るなら…“大人のS男”でいたいものだ。

ちなみに普通の男性のS男に対する嫉妬らしきも中々すごいものがあったりする。
それは判らなくもない。
S男は女を思うまま好きに扱っているように見えるんだからね…
(ホントにそうだから仕方がない…)

そういうのがあるからなのか
男の特徴の一つに“道に迷っても他の人に道順を尋ねない”というのがあるらしいが
男は男でも“S男”は最も人に道を聞かない人種じゅないかと思える。

だけど時々こんな書き込みを目にする事がある。


 『S男になりたいんですがどうしたらなれますか?』


あんたはエライ(笑)!


ウンチクうんぬんよりも嫉妬するよりも何よりもチャッチャと道を聞いてしまう(笑)
“潔くて男らしい”かもだ。

いいかい、潔くて男らしいアンタ…
S男になるには自分らしくあろうとするただそれだけだ。
M女が自分らしくありたいと思ってただそれだけでM女になるようにね。
ただあまり表立って言える事じゃないからそこらへんを有耶無耶(ウヤムヤ)にしてるんだよ。


“自分らしく”いようとしたらM男になっちゃいそうだって?


そりゃあ~君ぃ…

そうなったらなったで、それでいいんだよ。 違うかい(笑)?


不思議なもので、良識も時にはイジワルになる。
そして時には“イジワル”がイジワルでなくなる。
だからSMは面白いのかもしれない。


(その2(M女編)へ続く…)


M女の感じる快感

closed1


S男になったのは単に性欲からだ。
『あんな事してやりたい!こんな事してやりたい!』っていうHな欲望から始まった。

で…それをした。

ただ性への興味からそうしていたわけだが…
そこにはなんだかHな快楽以外のものもあるのに気がついた。


“ホラホラ…ドウダドウダコレデモカ…”


そこにはしびれるといったらいいのか…
胸の奥にワクワクするこそばゆい感覚といえばいいのか…
毛穴が奥が震える感覚といえばいいのか…とにかくそんな感覚があるのに気づいた。

仕事か何かで強引に誰かに言う事をきかせたりするそんな感覚ともちょっと違うもので
この感覚に任せ100%理性をなくしてしまったり少し違う方向へと足を踏み外すと
それは危ない方向へも進んでしまうだろうなとその怖さを実感できたりもした。

でもどうやら自分の中の興味はあくまで異性との性的な事と心の範囲にはとどまり
そのこそばゆい快感(?)と呼べる感覚の中でも理性は働いて常軌を逸しない自分はあって
安心はしたものだが…

自分の中にそうした感情が生まれる事を知り、それが快感になるのが判ったと同時に
逆にそうされる女性の側にも私と同じように痺れるというか…
胸の奥にこそばゆい感覚というか…毛穴の奥が震えるような
そう扱われる事に実は快感を感じる事が出来るんだというのが判った。
M女の喜びの一つを知ったわけだ。


人は大人になるにつれ
理性を備え何かの役割を持つようになり様々な立場につき
それに伴う責任も持つようになる。

母なら母の立場・役割や責任を持ち…
奥さんなら奥さんの立場・役割や責任を持って
先生なら先生の立場や役割や責任を持つ…
娘なら娘の立場や役割や責任を認識する…

そこにはいわゆる本音と建て前が必ず生まれ…100%本当の自分でいられる事は無い。
人はあるがままの…思うがままの子供ではいられない。

でもその役割や立場や責任を持つ事は誇りにもなるから何より代え難い喜びでもあるけれど
でも同時にそこには“本当の自分”でいられない悲しみもある。
なのにその悲しみは誰も目を向けられず誰も手を差し伸べない…
なぜならそれは“弱さ”として一蹴されるからだ。

そのうち本当の自分…ありのままでいられない自分が孤独の中にさ迷いだしたりする。
まるで深い孤独の闇にとらわれたようにも感じ
自分が何かの殻で覆われたように狭い場所に閉じ込められたようにも感じ
そしてまるで誰もいない暗くて深い海の中を漂っているように
そんな風に感じたりもする…


でも…

“大丈夫だよ…それでいいんだよ…” という言葉と、そして何より


“ホラホラ…ドウダドウダコレデモカ…”


その言葉の前では本当の自分がムリヤリにでも引きずり出される…

普段の自分の役割など関係ない…
普段の立場なんかも関係ない…
普段どんな責任を担ってるかそれも関係ない…

服を脱がされ、鎧を脱がされ、理性をも剥ぎ取られ…
淫らさの中に突き落とされる…

あるがままの自分になれる。
あるがままの自分に目を向けられ、
あるがままの自分に手を伸ばされ
あるがままの自分の存在の価値を思い知らされる…

そこには『本当の自分』に戻れる時間がある…
そこにはありのままの自分でいられる場所がある…

だからM女の喜びはとても深い…


どんな風に服を脱がし
どんな風に鎧を脱がし
どんな風に理性を剥ぎ取るか…

淫らな快楽へ堕とし込み…せめてその一時だけでもその暗闇から出してやる…

そこには優しくする方がいい時と強引にする方がいい場合がある事も知った。
そこには知識も経験も必要だろうがウンチクなど結局のところ必要ない。
そこには建前も言い訳も必要ない。
ただイジワルで…どんな風にするとより一層イジワルになるか思いを巡らせ…
責め…イジメる…

単なるイジメとはちょっと違う(笑)
トチ狂っちゃうといけない(笑)

でもそうやって…
M女好きのイジワルなS男が誕生したが

そうすると…

他にも色んなものが見えてくるんだ。




M女の認定機関が発足  M女認定とは… 

M女認定は当ブログでもさせて頂いております、ハイ…


認定をお受けになりたい方、或いはご自分がM女かどうかお試しになりたい方は
以下のような要領でお進みください…



 

お客様A: 『すみません…M女認定を受けたいんですけど…』


受付M嬢: 『いらっしゃいませですぅ~。
       ではこちらのお申し込み用紙にご記入…
       あら…用紙が切れてますぅ~…
       ではこのブログ左手にございます“S男さまへめーる(相談も可)”を押して
       メールをご利用されるか、この下にございますコメント欄にお名前と連絡先、
       志望動機を記入頂いて“ポチッ”と主さまにお送りくだされば結構でございますぅ~。』


お客様:  『はい…これでいいのでしょうか…(ポチッ) 』


受付M嬢: 『ありがとうございますぅ~。』


お客様:  『では…認定料のお支払いはどのようにすればいいのでしょうか…』


受付M嬢: 『認定料のお支払いはおカラダでのお支払いとなりますぅ~』


お客様:  『ぇえ! あの、他にはないのでしょうか…?』


受付M嬢: 『に…認定料のお支払いはおカラダでのお支払いとなりますぅですぅ~』


お客様:  『すみません…じゃあ…やっぱり結構です…』


受付M嬢: 『キャンセル料が発生しますのでその場合もお身体でのお支払いとなりますぅ~』




【例:その1】
お客様: 『そ…そんな…ご無体な…(ヨヨヨ…)』 ← 認定!


【例:その2】
お客様: 『そ…それはちょっとおかしいんじゃありませんか!』  ← 認定!


【例:その3】
お客様: 『そんなの出来るワケないじゃない!! 貴方じゃ話にならないわ!責任者を呼んでらっしゃい!』 ← 認定!
 
【例:その4】
お客様: 『ク…!やれるもんならやってみなさいよ! 』  ← 認定!

【例:その5】
お客様: 『ちょっとなにこれ~信じらんな~い』  ← 認定!
 
【例:その6】
お客様: 『・・・・・・・』          ←残~念~!

         ↑
      この場合は念には念を入れて再度審査となります。


M女認定をご希望の方はどしどしご応募ください。


但し…お支払いは確実に…(笑)


結構深いですよコレ…判りますか?


funintei1

SMな愛情の形…責められて感じること

スパンキングすると手がと~っても痛い。
した事ある人なら判るだろうけど思いっきり尻をひっぱ叩くと、
2~3発叩いただけで手がジンジン痛む。

それを5~6発もすると手の平が真っ赤になって
そりゃもう手が痛くてスゴイんだ。
尻タブって意外に鈍感だから叩かれてる方は確かに痛いけど叩く方ほど
思った程は痛くない。

反対に叩く方はすごいエネルギーと労力が必要だし
手の平が痛くて萎えちゃうくらいで、そんなの好きじゃないと出来ない。

例えば、女を叩く(責める)という事が好きなのか
あるいはその女が好きなのか
そのどっちかじゃ無いと出来ん。(私は“どっちも好き”だが…それがナニか?)


開くドア

“叱る”という事もそれに少し似てる。
相手が“好き”か“大事”じゃないと出来ん。
すごいエネルギーや労力が必要だからだ。
何かの責務にある時はその責任が叱るエネルギーを与えてくれる。 
けれど責務の絡まない時には叱っている(責める)事で
相手にイヤな思いをさせている(=相手を傷つけてる)そんな自分を思い知るワケで、
その事で自分もどこか痛い(悲しい)もんなんだ。

それは単に“怒る”のとは質が違う。
怒る事は誰にでも出来るが叱る事はどうだか…

どうでもいい相手には怒る事はあっても叱る気にはならない。 
何より面倒くさいし、その労力さえもったいなく感じる…
だからこそ人は“叱られる”事にも愛情を感じる。


逆に“ホメる”のは誰でもわりと簡単に出来る。
それは叱る事と違ってホメる事は自分もイヤな思いはしないからだ。
でもお世辞や嘘やテキトーに言ってる事もあって本心からじゃない事も多い。
だからか、叱られるより…ホメられる事は心からの愛情を感じにくい。

それでなのか人は全く叱られないでいると
ただフツーにホメられていても何か足りなくて
自分はあまり愛されてないんじゃないかと感じる事がある。
更に進めば“自分には存在価値がないのかな…”とも思ってしまう。
もし、叱られもせず褒められもしなかったとしたら…
なお更強くそう感じてしまう。


私がそんな事を思うタイプだからか、多くの人はM女の事を
ただ“責められて喜ぶ変態女だ”なんて思ってたりするけれど
今までM女性に接してきても、
私は何も特別変わっている人種だなんてちっとも思えなかった。

ただいつの間にかホントの自分の存在価値が判らなくなってしまったのか
見失ってしまったのか…
そんな人がただ当たり前に切実に“ホントの自分の存在価値”を求めているんじゃないかと、
誰しもが普通に望む事を切に望んでいる、それだけなんじゃないかと…
そんな風に思えるからだ。


人は好きな相手を抱きしめる。
それがとっても好きな相手なら“ぎゅっ!”っと強く抱きしめる。
とってもとってもとっても好きな相手だったら“ギュィウウウウ~~~~!!”と
相手の背骨が折れてしまうかと思えるほど
相手が“痛い”と思うくらい強く強く抱きしめる。
その“好きな相手”を言い換えれば…
自分にとって“必要な人”の事だ。


ただそうなりたい…それだけ…


肩書きも忘れ…社会や家庭での立場・役割といった表面的なものは全て取り払って
本来あるがままの自分に戻り、そんな自分が“痛い”と思えるほど愛されたい…
“痛い”と思えるほど愛され、必要とされ、自分という存在の価値を感じたい…


叱られても、痛いと思うほど責められても、恥ずかしめられても…
そうされる事で自分の存在の価値を感じ…
自分の存在が確かなものである事、それが間違いじゃない事を感じたい…


ただ真摯に切実にそして正直に、ただその事だけを思っているだけだとしたら…
それでも人はM女をただの変態だと
“普通の人とは違う何か変わった嗜好の人間だ”と、そう思うのでしょうか…


中にはたとえそこに“愛”というものがなくても、
“愛”までは得られなくても…
せめて心か体かが“痛い”と感じる程の“実感”をもって
自分の存在の価値を感じたい…
そう思える人さえもいる…


SMってのには痛いにも程があるトンデモないものもあったり
汚いのもあったり縛りつけてその美しさを感じ入るようなフェチ的なモノもあり、
行為自体にもそれを嗜好する人も千差万別で色んなものが存在しているから
一概には言い切れない事だけれど…


でも、少しでも私のこの話を理解する事ができたのなら…貴方も…

人の心が必ず持つ“闇”というものから抜け出す“扉”が少し…


開いたのかもしれない。